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「デザイナーのキャリア選択」/とある製品のデザイナー&リサーチャー小話 in Cybozu

こんにちは。CybozuGaroonという製品を担当しているデザイン&リサーチチームです。今の自分達のチームにあったサイズ感で定期的に情報発信できないか考え、サクッと読める「小話」という感じで投稿しています🙂

登場人物
河内山:デザイナー歴10年+/担当製品Garoon
Nia:デザイナー歴3年+/担当製品Garoon
白石:リサーチャー歴10年+/担当製品Garoon
かや:新卒デザイナー(2023年入社)*ゲスト

河内山:
今回は今年の4月にデザイナーとして新卒入社した「かやさん」参加です✨今年の新卒デザイナーは3つの製品チームを2週間ずつ体験中で、ちょうど今Garoonチームの体験ということで小話noteに参加してもらいました。
かやさんにテーマの相談をしたところ「デザイナーのキャリア選択」というアイデアもらったので、今日はそのテーマで話したいと思います。楽しみですね!
はじめにかやさんがどうしてこのテーマをあげてくれたのか話してもらえますか?

かや:
チーム体験期間が終わるとどのチームに行きたいかを自分で決められるんですが、今結構悩んでいます。チームを選ぶとき、自分が将来どんなデザイナーになりたいかを考えるというところにも繋がっている気がしています。なので先輩の皆さんがこれまで転職するとき、仕事やチームを選ぶとき、何を考えてキャリアにまつわる判断をしたのかが聞けたら私としてもありがたいなと思って、このテーマを選びました。

Nia:
すごく良いテーマですね!考えさせられます。

河内山:
そうですね、サイボウズのチーム選びでいうと2つポイントが浮かびました。1つはデザイナーの裁量・業務範囲。例えばPMよりの上流のタスクが多いチームや、エンジニアよりの実装タスクが多いチームがあったり、モバイルのネイティブアプリに関われたり…自分の伸ばしていきたいスキルと照らし合わせていけると良いと思っています。裁量も各チーム違いますし。
もう1つはのチームの雰囲気ですかね。「自分らしく働ける」とか、「ここなら活躍できそう!」というようなイメージがわくのは大事なポイントだと思います。サイボウズは心理的安全性が高いチームが多い印象ですが、それでも合う合わないはあると思ってます。チームの雰囲気が合わなくて毎日心が重いとかそういうのは健全ではないので。。。

Nia:
私はまだまだ学び途中なのでいろいろなことに興味があり、デザインタスクでもできるだけたくさんことのことに取り組みたいと思っています。私もかやさんと同じように新卒の研修の時に各製品のデザインチームの体験に参加しました。すべてのチームに参加して気づいたことは、同じ会社が出している製品でもデザイナータスクの領域が異なることが大きな発見でした。もちろんチームごとの雰囲気も大切ですが、チームごとのタスクと自分がやりたいことをすり合わせてから決めるのも大切だなと思っていました。

河内山:
かやさんは将来的に「こういうデザイナーになりたい」みたいなイメージを今どれくらい持っていますか?面接でも聞かれたかもしれませんが。

かや:
今は、リサーチとか上流の部分が得意なデザイナーになりたいと思っています。学生時代に入っていた社会学系のゼミでやったインタビューとかフィールドワークが楽しかったですし、デザインリサーチ専門の会社でインターンをやっていた時に何人かでいろいろな視点から調査結果を分析するのがすごく楽しかったからです。でもチーム体験中に取り組んでいるデザイン課題とかで、手を動かして作ったものが目に見える形になるのもすごくやりがいがあるなと感じるので、そこも捨てがたいなとは思っています。

白石:
ユーザーに興味を持つことはすごく大事ですよね。デザイナーやリサーチャーだけでなく、どの職種であってもユーザーを知る、ユーザーに興味を持つことは大事なんじゃないかなぁと思っています。

河内山:
サイボウズの主力製品チームはデザイナーとリサーチャーは職能で分かれているのですが、UI設計に強いとかビジュアルに強いとかと同様にリサーチ面のタスクや協業に強いデザイナー像があるのも良いですね。
リサーチ系タスクのモチベーションが高いのであれば各チームのリサーチャーとたくさん話をして、自分の理想に近い動きができそうか聞いてみるの良いかもですね。

かや:
今はリサーチよりのところに興味があるっていうのはありつつも、実際サイボウズに入ってリサーチ以外の業務を経験してそっちに興味が移るっていう可能性もあると考えると、最初のファーストキャリア的なところでは、リサーチだけに絞らずもうちょっと視野を広くしてもいいのかなと思っています。

Nia:
サイボウズは、いろいろな職種を経験しやすい場だと日頃感じます。なので新卒として入社したての時期は特にいろいろなことにできるだけ触れてみて、体験してみるのが大切だと思います。

白石:
視野を広げるっていう意味では、よく「新卒の役割はたくさん質問をすることだよ!」なんて言われますけど、本当にそうで、少しでも疑問に思ったことはどんどん聞いて欲しいなって思います。質問してくれることによって、私達も気づくことができるので、大歓迎です!質問しつづけていると、自然に視野もどんどん広がっていくんじゃないかな、なんて思います。

かや:
なるほど!どのチームに行ったとしても、質問をたくさんしていく姿勢を持つことは自分のキャリアを広げていくために大切なことですね。

河内山:
そういえば、Niaちゃんとよく製品のリードやメインデザイナーの文脈で「デザイナーとして独り立ちできるように」という話をしているのですが、今日話してて思ったのはいろいろな選択を積み重ねた1つのゴールとしてそういう存在があるのだなーと。

かや:
サイボウズだとどのチームに配属されるか自分の選択を尊重してもらえるからこそ、ちゃんと考えなきゃって重く考えているところが自分の中でありました。でも今日話を聞いて、ファーストキャリアによってその先が左右されるとかっていうよりも、最初は色々考えず何でも興味を持ってやってみようと思いました。最終的にファーストキャリアと違う方向に行ったとしても、それは一つの積み上げというか何かの掛け合わせになるものとして捉える方がいいのかなと感じました。

(終)

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