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海外向け製品のデザイナー兼プロダクトマネージャーに聞いてみた! (後編)#CybozuDesignPodcast

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オープニング(00:00)

Sota/皆さんこんにちは。デザイナーのSotaです。この番組はサイボウズのデザイナーとリサーチャーのメンバーが日々の活動や取り組みを雑談形式で紹介するコンテンツです。デザイン、リサーチ、アクセシビリティを軸にサイボウズのデザイナーとリサーチャーの今をお届けしつつ、メンバーの人柄やチームの雰囲気をお伝えします。
今回のエピソードは、海外向け製品のデザイナー、プロダクトマネージャーとして活動されている、おーじさん、セブさんをゲストにお招きした回の後編になっています。
多国籍のチームで活動をする上で感じたメリットやサイボウズの英語支援についてなどをお聞きしていきます。では続きをどうぞ。

多国籍チームで働く上でのメリットについて(00:37)

Sota/では次の質問にいかせていただきます。今、お伺いしてきたように結構多国籍なチームで活動されていらっしゃるのかなという風に思うんですけれども、その多国籍のチームならではのメリットがあれば、ぜひ教えていただけると嬉しいです。

おーじ/例えば今デザインチームは、デザインチームだけじゃないけど、いろんな人がいて、セブがフランスだし、もうひとりいる人も台湾だし、チームにもいろんなアメリカ人とか他にもいるけど。言語とかはそこまで気にしなかったよね、kintoneのときは。kintoneのマーケットが日本だったのもあって、大きいマーケットがね。もちろん海外展開もしてるからさ、英語対応とかさ、中国語の対応とかもしてるんだけど、今作ってるのって英語がまずベースだから最初に英語考えて、そこから日本語を考えるみたいな感じ。それでフランス語だったら長いねとか、ドイツ語だったら長いねとか、中国語ではどうだろうとかさ、フォントのバランスだったりとかさ。同じline-heightでもなんかぜんぜん違く見えるねとか。なんかそういう見え方って違うじゃん。僕が見てさ、中国語がバランス良いと思ってもさ、本当に中国語をしゃべる人はなんか変だと思ったりとかするじゃない。だからそういうのって他国籍の人がいるチームらしいと思うね。

Sota/確かにそうですね。多国籍に対応しているプロダクトだからこそ対応している言語の方からレビューしてもらえると確かに精度高くなる。

おーじ/そうそう。だから、やっぱりデザイン考えるときもさ、同じ言葉でも長くなっちゃったりとかするから、バランスも考えるし。まだ考えてないけど、例えば日本語は左から右でしょ?left to rightだよね。でも、言葉によっては中東の方だとね、Arabicとかはright to leftで右から左に読むものとかあったりするから。それはデザインに影響するbidirectionalityって言ったりするけど、そういうのとかもうちのチームに中東系の人いるからアドバイスくれたりする。

セブ/そうですね。
レイアウトのことだけじゃない。イントネーションっていうかな?例えば英語はテキストをユーザーフレンドリーにしたい。英語から日本語に変換する場合どうやってユーザーフレンドリーにするかはすごい難しい。

おーじ/難しいね。これは本当に難しいね。本当にね、そうなんだよ。言葉の文言のガイドラインでトーンとか決める時に、英語ではこういうトーンがいい。英語って結構フレンドリーにしたりとかって出来るんだけどさ。日本語の性質上、フレンドリーにしすぎるとなんか変なんだよね。なんだこのシステム俺のことなめてんのかみたいなさ(笑)。準備はできましたか?とかね。もちろんそういうサービス、フィットネスアプリとかさ、そういうのかもしれないけど、BtoBでシステム系のものだと、あんまりフレンドリーにしすぎちゃうと…。日本語って難しい。いきなり敬語を取った瞬間にすごいフレンドリーに聞こえちゃう。

セブ/これはパスワードエラーのメッセージの考えた時の場合ね。英語は「Oops! You're password it's not correct.」のような感じ。日本語にすると「あら!なんかパスワードが合ってない!」とか言わないですね(笑)

おーじ/だから、ライティングのプロフェッショナルの人が、うちにもUXライターの人がいるんだけど。すごく考えていて。

セブ/UXライティングはすごく大事。本当に難しい仕事だと思う。

おーじ/これは助かってるね。

セブ/とても大事。本当に必要。

Sota/今のところは国ごとにデザインを変えずに統一のデザインでいこうみたいな感じなんですか?

おーじ/うん、そうね。でもそれをするのってすごく大変でさ。でも1から作るのってほぼ無理でさ。色んな会社、もちろんgoogleとかもそうだけど、いろんな会社がもうすでにやっててね、いろんな良い例があるんだよ。だから、Google materialもそうだし、いろんな所が色々気をつけるべき事とかまとめてるからさ。そういうのを参考にしてやってるね。今は。

サイボウズの英語支援について(04:58)

Sota/では、最後に質問させていただきたいんですけれども、英語を使いながら業務していきたいってなった時にサイボウズで支援してることとかってあったりしますか?

おーじ/あるよね。チームに入るときはそこまで話せなかったっていう人がサイボウズの支援で英語のプログラムを受けてて、すごく大変そうだけど、ちゃんと会社が支援してくれてるからやってるよね。でも、すごいよね。

セブ/すごい時間かかる。大変そうだと思う(笑)

おーじ/
でも、本当に上手になってすごいよね。

セブ/そうそう。本当に英語のレベルは上がった。多分3ヶ月ぐらいですごい英語のレベル上がった人いる。

おーじ/会議もドキュメントも基本的に全部英語だし、毎日2,3時間ぐらい勉強してるらしいんだけど、それでやるから。

セブ・おーじ/結構intenseね。

Sota/手厚めの支援があるので、やる気次第では、最初は話せなくてもできるようになっていくみたいなのもあるっていう感じなんですね。

おーじ/そうです。だから、これからサイボウズに入りたいとか、入っている人もそうだけど、グローバルにもっと活躍していきたいみたいな人は、別に話せるのが大要件ではないから、これから話せるようになりたい、グローバルに活躍したいっていう人がいればね、ぜひうちのチームに入って一緒に成長できると思う。

Sota/そうですね。ぜひこれからグローバルに活躍したいデザイナー、リサーチャーの方がいらっしゃいましたら、サイボウズにはそういったポジションもあるので、ぜひご応募頂きたいですね。では、今回はここまでにしたいかなと思います。お二方どうもありがとうございました!

エンディング(6:43)

Sota/文字起こしのテキストは、後日noteにアップする予定です。ぜひ音声と一緒にお楽しみください。そして、サイボウズデザインPodcastでは皆さまからのお便りをお待ちしています。お便りフォームのリンクがポッドキャストの説明欄ノートの文字起こし記事にありますので、ぜひそこからお送りください。またはTwitterで#CybozuDesignPodcastをつけてつぶやいていただいてもOKです。ハッシュタグのスペルはC_Y_B_O_Z_U_D_E_S_I_G_N_P_O_D_C_A_S_Tになります。番組の感想、メンバーへの質問、リクエストお待ちしています。それではまた。ありがとうございました!

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