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辞めたくなったら、話聞くよ。   【警察官・警察職員の方へ】

2020年10月9日
41歳男性警部補自殺 佐世保警察署勤務 遺書でパワハラ示唆

長崎県佐世保警察署に勤務する男性警部補(41)が、
自殺を図り亡くなっていたことが分かりました。
上司からのパワハラをほのめかす遺書も見つかっていて、
県警は、署内で不適正な組織運営がなかったかどうか
を含め調査を進めています。
2020年10月12日
目白警察署の地下で40代男性警部補が意識のない状態で発見 搬送後に死亡

12日午前、東京・豊島区の警視庁目白警察署で、
40代の男性警部補が意識のない状態で見つかり、
その後、死亡が確認されました。
警視庁は自殺の可能性が高いとみて調べています。


以下、現職の警察官・警察職員の皆さんに向けた文章です。
民間の方、他官庁の方からみると
「そんなのどこ行ったって一緒だ」
「甘ったれるな」
と思われる方もいるかもしれません。
もし読んで、気分を害されたら申し訳ありません。

辞めたくなったら、話聞くから連絡下さい

特に30代、40代のお巡りさん、刑事さん。
昇任してもしなくても、色々悩みがあるよね。
勤続年数が増えるほど、仕事の悩みって
相談しにくくなるよね。

組織の中に相談窓口いっぱいあるけど、
弱音を吐くのは勇気がいるよね。

それに親も年を取るし、ライフイベントも
色々あって、私生活の悩みも増えて
いっぱいいっぱいになる。

すごくよく分かりますよ。

あまり余計なことは言いません。
辞めたくなったら、一旦冷静になって
連絡をください。

あなたの話を聞きますし、
私の話も聞いてほしい。

私は警察から民間に出ました。
全てが順風満帆だった訳ではありません。

警察を出てから、様々な人と出会い、
奇跡的なご縁をもらって今があります。

私の苦労話を聞いてみてください。

ひょっとしたら
今のあなたの悩み事が「ちっぽけなこと」
に感じて、今の仕事のありがたみを
感じて、この先も頑張れるかもしれない。

反対に、
「民間にでてもその程度の苦労か。」
「自分だったら、もっとうまくできる。」
「警察の外は自由で楽しそう。」
と思うようなら、いっそのこと
思い切って決断して、転職しちゃうのも
いいんじゃないですか。

この世の中、あなたのいる社会が
全てではありません。

警察やってると、世の中の人の
殆どが悪い人なんじゃないかって
錯覚することもありますが、
そんなこともありませんよ。

警察を出てから、本当にたくさんの
人と会いました。
あなたの社会にいる人よりも
立派な考え、行動をしている方も
本当にたくさんいます。

思い詰めて、極端な選択をする前に
連絡をください。

いたずらを避けるために、下の協会の
HPの問合せから連絡をください。
折り返し、私から連絡します。

転職先の斡旋などはできません。
ただ、あなたの話を聞き、
私の話をするだけです。

最後に、20代で辞めようと思っている人へ。

思い切って転職しちゃうのも
良いと思います。
いくらでも仕事ありますよ。
警察官経験は武器になります。

でも、地域・機動隊しか経験していないのなら、
ぜひ専務員になってみて欲しいです。
分かってると思いますが、
地域・機動隊と専務員の仕事は
全然違います。

専務員になって、本当に困っている人を
助けてみると、考えが変わるかも。

今の所属が辛くても、異動は絶対にある。
その所属のことだけ考えて思い詰めないで。

20代の人でも話がしたかったら
連絡しておいで。


ゆくゆくは元刑事が運営するシェルター、リアル「メゾン・ド・ポリス」を運営したいと思ってます!