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Brick lane【滞在記・ロンドン②】

私達はColumbia Road Flower MarketからBrick Laneへと向かった。
イメージは大体こんな感じだ。

彼女が言うにはTrendyとかHipsterという感じのスポットらしい。なるほどわからん。私には下町の商店街という感じだった。彼女が写真を撮ったら、もっと違う感じに見えただろう。

24時間やってるベーグルショップだったり、Cereal Killer Cafe(シリアルキラーカフェ)なんてダジャレっぽいカフェがあったり、お店の前でチェスしている人がいたり、結構カオスだ。ベーグルショップはだいたいどこも混んでいる。

週末には移動販売のお店がずらりと並ぶ。

由理恵はチョコレート販売店を見つけて、すっと入っていった。

Dark Sugarsというこのお店は、チョコレートが爆買いできるほか、ホットチョコレートやコーヒーも注文できる。
この通りだけで2店舗あるから、繁盛しているのだろう。手元に写真がないので、Google先生の助力を乞うことにする。


私達はホットチョコレートを注文した。暖かくて美味しい。シナモンやジンジャーなどのフレーバーも選べる。彼女はチョコレートをいくつか買っていたようだ。

「あーおいしい。幸せ」

彼女はチョコレートが好物である。大体いつも何かしらのチョコレートがバッグの中に入っている。不機嫌なときにチョコレートを差し出すと、顔がほころんで少し機嫌が上向く。

このような温かいチョコドリンクが常備されていれば、彼女の心は常に晴れ渡っているだろう。

「職場にチョコ飲める場所作ってくれないかなあ」
「コーヒー紅茶はあるけど、チョコって珍しいよね」
「今なら話題作りのチャンスだよ」

ロンドンはインド系の移民が多く、インド人街があったりする。割と洗練されて美味しいインド料理屋が多かった。この通りにもインド料理屋が結構ある。

ベルリンではベトナム料理が美味しかったが、ここロンドンではインド料理がそのポジションにあるのかもしれない。無論、私の中では、だが。
中にはインド料理のお惣菜屋さんみたいなのもあって、そこで私は揚げ餃子のような食べ物をよく食べたものだ。

物価の高いロンドンにおいて、ベーグルとインド惣菜は安価な食料として重宝するありがたい存在だった。

・・・

いろんなお店に出たり入ったりしているうちに、腹が減ってきた。メシ時かもしれない。

近くの割と有名らしいフィッシュアンドチップスのお店に入ることにした。
すでに人が並んでいたが、回転率が高いようで、すぐに入ることができた。店内はとても賑わっている。

私たちは定番らしいタラのフィッシュアンドチップスを頼んだ。これで15£とかだったような。もう少し安かったかもしれない。ポテトが結構あるので、お腹はいっぱいになった。付属のマヨネーズとケチャップが大変美味しかった。

由理恵は半分くらい残していた。
チョコレートが結構お腹に溜まってしまったらしい。

そのあとカフェで少し雑談して、買い物をして一度帰路についた。
ロンドンの夕暮れは早い。

つづく

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