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より深く大きなインパクトを生み出していくーRegional Humanitarian Partnership Week 2022を開催して

こんにちは。CWS Japan事務局長の小美野です🙂

昨年末2022年12月9日から14日まで、Regional Humanitarian Partnership Week(RHPW) 2022を開催しました。このイベントはCWS Japanも理事を務めるADRRNICVAOCHAアジア太平洋事務所CWSAとの共催によって毎年実施しているイベントで、今回は300名近くの人道支援関係者がタイのバンコクに集まりました。

Regional Humanitarian Partnership Week(RHPW)の概要は以下のリンクからご覧いただけます▼

アジア太平洋地域では、気候変動による気象リスクの増加、政情不安による紛争の激化、経済不況による貧困の悪化、人道支援スペースの縮小などたくさんの課題を抱えています。また、それらは毎年複雑化し続けています。今年のイベントでは、変化し続ける環境に対しわたしたちもどう変化していく必要があるのか、が焦点になりました。例えば、増え続ける気象災害に加え、各地で増加する人道ニーズにどう立ち向かうのか。紛争地の支援の手が届きにくい人々へ、どのように必要な支援を必要な時に届けられるのか、環境変化に対応していくために必要なパートナーシップとは何か、などが重点的なテーマでした。

RHPWと同時開催したADRRN総会にて©ADRRN

参加者はアジア各国に加え、ヨーロッパや米国などからも集まり、コロナ禍でオンライン開催せざるを得なかった鬱憤うっぷんを晴らすようにたくさんの方々が積極的に参加してくれました。CWS Japanは上述したADRRNを代表してこのイベントの運営委員を務めています。2022年4月に準備を始め、8か月かかりましたが、無事開催できてホッとしています。

RHPWはイベントをやるのが目的ではありません。
RHPWの場を通じ、より深く大きなインパクトを生み出していくパートナーシップ強化が目的です。最近着目されているコレクティブインパクトをまさに目指していく仲間づくりの場です。そのようなインパクトを生み出すための「場づくり」が目的であり、わたしたちが一生懸命に取り組む理由です。

大小含め総数40セッションが開催されました(写真はGISの人道支援への活用方法をコーチングするセッションです)©ADRRN

今年も年末にバンコクで同様のイベントを開催するべく、もうすでに議論を始めています。詳細は9月頃に公開いたします📢

(文:事務局長 小美野剛)

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