記事一覧
洞窟おじさんを読んで〜生存本能がぶち上がる一冊〜
社会に出ると、むやみに協調性を強いられる。我慢することの美徳、建前、そして世間体を意識した行動を取らざるを得なくなる。
そのどれもがこの洞窟おじさんには必要とされなかった。
なぜなら13歳の時に家出をしてから43年間、洞窟で犬と共に生活をしたり、一人きりで山や川で生活をしてきたからだ。
人との交流が怖いものから喜ばしいものへと変わっていく
おじさんは長い間人との交流を避けてきた。最初は家に戻さ
今の私を作ったTの影響
若い頃はいかに多くの刺激を受けたかが将来に影響を及ぼすと思う。
物事や言葉に対して少しでも興味が湧いたことを気にしてみること。これが大事なんじゃないかと今32歳になった私はそう思う。
私は福岡県の田んぼに囲まれた田舎で育った。遊び場なんてなくて、小学生の頃は友達の家か、学校の校庭か、学校横の小さな文房具屋さんしかなかった。刺激に枯渇していた。でもそれが当たり前だったから、人生ってこんな退屈なもの