なぜ「精度よりも鮮度」なのか。【これはマジ重要です】

「精度よりも鮮度」これを学んだのが前職でのことでした。
人は仕事を与えられたりすると、必ず完璧にしなければならないという強制感を抱くことがあります。
これは、そうするようにと教えられてきたからです。期限内に間に合えばいいという考え方は間違ってはいません。学生時代、宿題をとりあえずやって提出していてもそれをやったことに意味があり評価されるからです。

しかし、ビジネスの世界ではこのようにしてしまうとアウトです。
例えば、会議に必要な資料が金曜日までに必要だとします。会議は来週の月曜日にあります。あなたは月曜日に資料の作成を頼まれました。あなたが提出したのはなんと金曜日。それまではなんの確認もせず提出しましたが、修正箇所や指摘事項があり金曜日までに終わることはありませんでした。

ビジネスの世界では、ただ提出しただけで仕事が終わることはありません。
それであればロボットでやれることです。
上記とは違うもう一つ例を出します。
あなたの会社はシステムを売っています。とある会社に営業に行った際、他の会社と迷っていることを告げられたあなた。もう少し製品について詳しく聞きたいから資料が欲しいと言われました。(どちらの製品も性能はほぼ同じで魅力的で必要ですが別にそこまで重要ではない考えているとします。)競合他社もその日に同じタイミングで欲しいと言われてます。
あなたは、このコンペを勝ち取るためにすぐに行動に移して資料を作成し上司と擦り合わせながら2日後に提出。
競合は、別の案件を平行して取り組んでおり、4日かかって提出をした。

あなたなら、どちらの会社に製品をプレゼンする機会を与えますか??

選ぶ基準はたくさんあるため、難しいところではありますが、上記だけの話でいくと私は2日で提出してきた会社にお願いしようと即決です。

ではなぜそう思ったのか。

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