落ち込んで、優しい言葉さえも悲観的に捉えてしまうような日、体を起こすと具合が悪く、氷枕の匂いを感じて横になる日は、久しぶりだった。あの時と同じだ、と4年前を思い出した。そんな昨日だった。自分が閉じていく。私には無関係に空に流星があちこちを行き交っている。そのことが私を安心させる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?