【EdTechとは】なぜ注目されているのか?Part2
こんばんは!
Revot編集部です!
今回は前回の続きです!
1.EdTechは教育課題を解決できるのか
ではこうした様々な教育の課題をEdTechによって解決できるのでしょうか。EdTechの中核ともいうべき「新しい学びのスタイル」については次で詳しく解説します。ここでは次の課題についてEdTechによる解決策を解説します。
1-1.EdTechにより教員の負担が減る
EdTechの一例として、たとえば教員用のSNS活用があります。
わかりやすい例でいうと、たとえば朝、親が子どもの欠席を電話で連絡します。電話なら誰かが対応しなくてはなりません。
電話をとり、クラスと名前をきき、メモをとり、担任の先生に状況を伝えます。これだけでも5分以上かかりますし、しかも連絡するほうは1回ですが受ける学校は何人もの対応をしなくてはいけません。
今では欠席や遅刻の連絡を専用のアプリで行う事も可能です。また、クラス運営や課題提出の管理も特化したソフトで行えます。
学校現場の業務改善もEdTechの一例なのです。
1-2.地域による教育格差をなくす
EdTechの大きなメリットは端末さえあれば、いつでもどこでも「学び」が可能という点です。長期入院を余儀なくされている子どもも病院で学校と同様の授業が受けられます。
オンライン学習による塾が普及することによって、地方でも選択肢が広がり、よりレベルの高い学習をしたり、専門的な学習も行えるようになります。地理的な制約をうけることなく誰もが平等に学べるのです。
2.EdTechで未来の教室はこうなる?
受けるだけ・聞くだけの授業による学びの限界は日本の教育現場にとって大きな課題となっていました。
海外ではいち早くIT技術を取り入れ、先端的な学習をすすめるところがあるなかで、日本は足並みを揃えてみんなで一斉に暗唱・暗記する古いスタイルからなかなか抜け出せずにいました。
しかしこれからは違います。EdTechを活用し、子ども達の学びはより多角的になることでしょう。
2-1.学びのSTEAM化
これからの教室は「わくわく・どきどき」を体験する場になるでしょう。
STEAM教育とは、科学・技術・高額・芸術・数学の要素を組み合わせた教育方法です。
ポイントは「芸術」つまりは創造性やクリエイティブな力が理数系教育にプラスされている点です。
科学的あるいはプログラミング的思考をつけるだけでなく、好奇心や探究心、ひらたく言えば「子どもがなんだろう?どうしてだろう?」と興味をもち、「どうなのかな」「こうなるのかも!」と自ら考え、ワクワクドキドキしながら学べる学習スタイルがより多く取り入れられていくことでしょう。
2-2.学びの自立化・個別最適化
パソコンなどを上手に利用することで、ひとりひとりにマッチした「個別最適化」の学習法が可能です。
たとえば同じ算数のドリルでもみんなが終わるのを待って答え合わせをする形だけでなく、タブレットやパソコンでドリルを行い、教員はそれぞれの学習状況を瞬時に把握して適切な指導を行えます。
先取り学習もできるし、少し戻ってやり直すこともできます。
枠にあてはめて、そこからはじかれた子を取り残すことなく、ひとりずつに合ったペースで勉強を進めていけます。
さらには特別支援学級などでもEdTechを活用することで、ひとりひとりの才能や学力にあわせた学習法を取り入れやすくなりますね。
2-3.新しい学習基盤
学校といえば、黒板と教科書にノートでした。すでに1人1台のパソコンが支給されている学校も少しずつですが増えています。
未来の教室は「子ども同士のつながりは希薄になりそう」という懸念を持つかもしれません。
ですがどうでしょう?今の子どもたちは、すでにオンラインゲームで家にいながらにして友だちと遊んでいます。
それは公園で待ち合わせるのと同じように「4時からね」と約束をして、数人でチャットやおしゃべりをしながら楽しんでいます。
ネットワークでつながることに、子どもはもはや違和感を持っていません。
もちろん学校に行き、友だちとおしゃべりをし、ケンカをし、仲直りをしながら育まれる心の教育は大切です。
EdTechは決して「家庭でオンラインで学ぶこと」ではないのです。
この勘違いをされている方も多いのではないかなと思っているのですが、EdTechはテクノロジーを活用し、現在の教育現場の課題解決をし、今回のような突発的な出来事があっても学びつづけられる環境をつくります。
ネットワークでつながることで、たとえば家庭で個別に授業を受ける状況になっても、学校という社会性を保ちながら学び続けることが可能です。
教育現場にさまざまな新しい手法や学びをもたらすことでしょう。
3.なぜ、EdTechが注目されている?
さて、ではなぜ今これだけEdTechが注目されているのか分析していきましょう。結論から言うと、EdTechが注目されるも当然というべき理由がいくつもあります。詳しく見ていきましょう。
3-1.新型ウィルス・災害対策として
テクノロジーにより「学校」という社会に「学校という建物がある場所以外からでも」参加できるようになりました。
わかりやすい例がオンライン授業です。学校に行かなくても学校で学ぶのと同じように学習できる環境が整いつつあります。
特に新型ウイルスによる長期にわたった休校では、ネットによる学習サポートが受けられるところと、できなかったところで「学びの量」に差がついたと考えられます。
また災害により建物や交通機関の復帰が難しいときでもいち早く子どもの学びを再開できる手段としてもオンライン授業や動画配信授業は注目されています。
2020年プログラミング教育が必修化
2020年から小学校ではプログラミング教育が必修となりました。
プログラミング教育といっても専門科目のように独立しているわけではありません。さまざまな授業にプログラミング的思考を伸ばす工夫がされ、コンピュータやAIの構造や理論を体験的に学びます。
GIGAスクール構想
子どもの頃からICT環境になじみ、将来の社会で生き抜く力を育むために、1人1台の端末環境を備えた学校のあり方を政府が推進していくというのがGIGAスクール構想です。
いかがでしたでしょうか?
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