[短歌] 職探し中の苦しい心境を詠みました
今仕事を探しています。
本当は一つの会社で長く働きたいと思っているのに、なかなか思い通りにいかなくて残念です。
理不尽な環境でも辞めない人もいるから、それが出来ない自分を責めたりして苦しんでます。
次に載せさせていただくのは、悩んで苦しい最中の出来事です。
転職とは少し離れてしまうかもしれません。
出来事1
通り道のお寺の門に、こんな言葉が貼り出されていました。
「人生は意思を上回る」
私の解釈で合っているか分からないのですが、自分にはものすごく当てはまる言葉でした。
自分の思い通りの人生を歩める人もいる。そういう人がまぁ羨ましくて、自己否定してひたすら落ち込む。
そんな時、「源氏物語」を少女漫画にした、「あさきゆめみし」を思い出します。
主人公の光源氏は、容姿、知性、身分すべてを兼ね備えているため、周りの人が言ったせりふ。
「前世でどんな徳を積んだのでしょう」
これっていい言葉なんです。
誰かをものすごく羨やんで、同時に自分と比較して、自分を責めたり情けなくなったりした時この言葉を思い出すと、だったら仕方ないと開き直れるのです。
単純に比較するのはやめた方がいいですね。条件なども違って正しいデータなんて得られないのに。冷静に考えたら不毛の行為です。
余談ですが、少し前、テレビ番組でこれに近い言葉を使っている芸能人の方がいて、ファンになるくらい共感し嬉しかったです。
別の番組では、そういう人は宇宙人だと思えば羨ましいと思わなくて済むと言ってました。それもいい方法だと思いました。
出来事2
これも悩んで苦しい最中の出来事です。
ずっといるつもりで選んだ職場がブラックで、当てが外れた時のこと。
母が買ったカレンダーに載っていた言葉
「先のことは分からない。だから笑顔になれるような選択をすればよい」
(正確ではないけどだいたいこんな感じ)
確かに、やってみないと分からないことを悩んでも結局分からないのです。
似たようなことが、何かのCMのせりふにありました。
「選択したことを正解にしていくしかない」
(正確ではないけどだいたいこんな感じ。マクドナルドだったかな)
そんな訳で、自分で自分の首を絞めている自分への贈る言葉
そうやって、やりきれないことをやり過ごすしかないのかな。
意地悪な神様の試練
前置きが長くなりましたが、一句。
履歴書を何回書いたらいいのだろう
必死で書いてる 平日の昼間
変わらなきゃ今のもやもや続くだけ
怖がる自分に言い聞かせる
勝算がないとできない弱虫が
挑んでしまった この負け戦
就活も婚活も同じ 縁のもの
してみなければ結果分からず
しなければ分からないならそれは賭
避けようがない ハズレのリスク
たくさんのものを持ってるあの人へ
前世でどんな徳を積んだの?
履歴書を書く腕上げたと喜んで
卒業したい これを最後に
悩み抜き 迷って出した回答を
許されてさらに懺悔する日
明日からは自分の籍はないのだと
思うと何か胸しめつけられる
捨てていくものの大きさかみしめて
必ず前進したいと思う
数週間 居心地は悪くなかったのに
譲れぬ条件 強情な自分
短くも接したものに情がわく
毎日接する という何か
恩返ししたいと願うはずなのに
今も自分のことで手一杯
祖母のこと 悼む余裕もないありさま
唯一私ができることなのに
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