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企業研修(副業)から見えた現実。

みなさん、こんにちは。
今日は先日講師(副業)として行った企業研修から見えた現実について感じたことをありのままにシェアします。

つい最近、ある上場企業の営業部門50名の方々を対象にロジカルシンキングの研修を実施しました。年代は20代から50代までと幅広かったものの、年齢の高い方々から多い順という日本の人口ピラミッドを映し出すかのような組織でした。
そこで目の当たりにしたのは、多くの参加者がこれまでロジカルシンキングのトレーニングを受けた経験が1度もなく、日々の営業活動の中でも論理的なアプローチを意識していないという現実でした。。(◞‸◟)

営業とロジカルシンキング

営業は根本的に「顧客への提案」が中心の仕事です。そのため、ロジカルな思考は顧客のニーズを理解し、効果的な提案を行う上で不可欠です。
にもかかわらず、多くの営業担当者がロジカルシンキングを意識していないことは、大きな問題です。

営業マンが世間から低く見られる要因?

このような状況は、営業の職能が時に低く評価される一因となっているかもしれない?とそんなふうに思いました。営業の成果は売上等の「結果(数字)」で評価されますが、その背景にあるプロセスが見過ごされがちです。しかし、現在の営業は「結果」を出すことに重点を置いた、個人に依存する属人的スキルとなっています。。何もやってもモノが売れた時代では、このようなアプローチでも一定の成果が見込めましたが、現代の市場環境では不十分でしょう。

もしかして日本の成長の停滞の一因では?

過去30年の日本の成長の停滞を振り返ると、その一因がここにある?
副業で企業研修を実施している最中に、そんな大それたことまで考えてしまいました。

企業に、顧客のニーズを正確に捉え、課題を整理して効果的に提案するケイパビリティが圧倒的に不足しているのです。。

顧客(市場)の声は誰が拾うのでしょうか?

それは当然ながら、営業マンです。


営業部門が顧客の声を正確に捉え、企業に正しくフィードバックすることで、より良い商品、サービス開発が可能になります。顧客の真のニーズを理解し、それを生かすことは、新たなイノベーションを生み出す源泉になります。
要するに「顧客の声」を正確に捉えることで、市場に合った革新的な商品やサービスが生み出されるのです。

企業はもっと営業に投資したほうがいい。

研修にも採用にも。彼らが属人的なスキルに頼らず、顧客のニーズ、課題を正確に捉えられるようになる、それを会社に正確にフィードバックできるようになる。
これは企業が持続的な成長をしていく上で喫緊の課題である。
パラレルキャリアとしての副業で、企業研修の実施からそんな事まで考えてしまいました。

今日は少し話が大きくなりすぎた感はありますが、世の中の営業マンにもっと頑張ってほしい!企業の研修担当者は営業の重要性に気がついてほしい!
元営業マンとして。
そんな想いを込めて、今日のお話はおわりにしたいと思います。

長くなってしまいましたが、
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!!

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