物思いに耽るSeptember

繋ぐために差し出されるその手は
もう見えるとしても夢の中だけ。

気づけば夏は過ぎて
少し肌寒い秋がついそこまで来てる。
職場も昼間の道もとっても暑いから、
9月末までは夏って呼ぶようにしてる。
でも、確かに夜は肌寒い。
半袖と長袖迷う日が来るなんて。

しばらくこの手を温めることができるのは
自分だけなのかもね。
いや、違うかも?どうだろ...

なんとなく器を受け取ったとき、
わたしの手に触れて
「つめたっ!冷え性なん?」
そんな反応されると思ってなかったから
きょとんとしちゃう。
「短略的やろー?冷たかったら冷え性なんて」
と、わたしが話し始める前に展開する。

数時間過ごして
わたしの身体は不思議と温かくなっていた。
お別れのときには
「あつーっ!!」
心から指へ熱が上がる〜♫
ってこのことなんかな?
帰った後冷静になるととてもホットで、
熱を測った。
いや、まじでごめん。
コロナだったんかも!って思った。
でもシャワー後に測るともう下がっていた。
熱した想い、わたしの場合、冷めにくいんだけどな。

一人暮らしでも
家にいたくない不思議な日があるの、
わかる?
とりあえず遠くに行きたくて
ただひたすら歩きたくて。
外の空気を感じて、
歩きだから全然遠くではないんだけど、
へぇ〜こんな場所あったんだ!っていう
不思議な不思議な新しい感覚。

セルフメンテナンスで終わった
何のときめきもない土日を送ってしまったから。
明日のお休みをなくすかどうかが
掛かっていたら、
めっちゃ頑張れて異様に仕事が進んだ日。

とりあえず歩き出した。
読んでみたくて買ったけど、
なんとなく読む時が来なくって
放置されていた小説。
なんとなく読みたくなったの。

彼の甘いものになりたい。遊び。 
でも遊びの食べ物は病みつきになる。
キャンディだって、チョコレートだって、タルトだって。
病みつきにさせて、心を悩ませて、もっと欲しくさせる。

キャンディのようにつまみ食いされたい。
けれど、時々、ボックスに入っているキャンディが、たったひとつだけならいいな、と思う。

A2Z  山田詠美

そんな気分。

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