当たり前ではない、恋人という関係性。

私の保育園からの友達が3ヶ月前に付き合い始めた。
つまり付き合って3ヶ月目になる。
部活も小学、中学、高校まで一緒だった友達。
その子が話し上手という点もあるが話してくれるエピソードが幸せそうでたのしそうなのだ。

(この記事の写真も2人から快く承諾され使わせてもらっています))かわいい。

その子から聞いたお話を話そうと思う。
付き合う前その子とその子の友達と彼で３人でカラオケに行ったんだそうだ。
大学生特有のオールカラオケ。
その子の友達は寝てしまい二人だけになり、隣にきたら？と言われ、曲を交互に入れて歌うが友達は体の関係を予想し身を構えていたそう。
でも彼が入れた曲は彼も全く歌えないデュエット曲。
しかもアナ雪。一緒にアナとエルサになりきってノリで歌ったそうだ。

うんまず、最高じゃないか？？え？最高すぎないか？
しかも歌えないデュエット曲。ドアを開けて〜って二人で大爆笑したんだろうな。
そのエピソードを聞いた瞬間、エピソードを話してる友達の顔をみた瞬間、幸せだなぁって思った。今noteをかいている私までにやけてしまっているほどに私はあの2人の関係性が好きだなぁって思う。

私が一人で買い物していると見たことがある背中があった。隣には少し大きな背中。
咄嗟に動き出し後を追って話しかけた。
その子と優しそうな方だった。
お互いお世話になっていますと挨拶をした。私はその日一日幸せだった。
いやきっと、(幸せオーラをもらって)幸せだった。という方が合っている。

カップルと聞くと羨ましさだったり妬みを抱く人をよく目にする。(私もだが)
もちろん羨ましさもあるがなんかあのカップルは周りを幸せにするのだ。

なぜだろうと考えてみた。

両親を含め、夫婦、恋人というものって冷静に考えてみるととてもすごいことじゃないか？と思う。

自分を好きでいてくれる人がいて、自分も好きだと言える相手がいる。
79億人という想像もつかないぐらい人がいるこの世界に。

私はいつかのnoteにも書いたが、恋が実ったことはない。
いくら自分が相手を好きでも好きになってもらったことがない。
だから沢山の恋人、夫婦を街中で見るとすごい奇跡を間のあたりにしていると思いながら通り過ぎる。

この奇跡を本人たちは分かっているのだろうか。

余計なお世話な考えだと思いながらあの2人がふと頭をよぎった。
あぁきっとあの2人はお互いがちゃんと理解しているんだろうな。と思った。
だからあの2人を見ていると恋人、夫婦という関係はいて当たり前という考え自体考えさせてくれる。
そういう2人だから私は好きなんだと思った。

その考えを当たり前に捉えずに、
出会えたこと。同じ気持ちになれたことがどれだけ幸せかそれが常々思える人になりたいと思ったし、そういう人に出会えたらいいなとも思った。

友達と友達の彼氏がずっと笑って幸せでいてくれますように。

長々とまとまらない話を聞いてくれたあなたも好きな人と幸せな日々を過ごせますように。