平成生まれ男子高校生が80年代アイドルを好きになるまでの4つの過程
はじめまして
絶賛現役中の男子高校生です。
エイトとお呼びください。
noteを書くのは初めてなので不慣れですが
どうぞよろしくお願いします🙏
タイトル通り、僕が80年代アイドルを好きになった理由をつらつら書いていくので興味があったら是非読んでいって下さい。
端的にいえば自分語りなので大して興味なかったらブラウザバックを推奨します。では。
フェイズ1:80年代アイドルを知る前
僕にとって──というよりも僕たちみたいな平成半ばから平成後期に生まれた世代にとって、80年代って遠い時代なんです。
そこら辺の高校生に聞いてみてください
「80年代ってどういう時代か知ってる?」って。
経済が良いってこと以外、大して知りませんよ。
たぶん。
かくいう自分もその1人で、80年代で思い浮かべるのはバブルやディスコといったものばかり。
ましてや音楽──あの時代のアイドルのことなんて、松田聖子さんや小泉今日子さんくらいしか知なかった。
高校一年生までの僕が好きな音楽のジャンルはHIPHOPで、友達も好きなのはHIPHOPかKーPOPばかり
HIPHOP、EDM、洋楽。
小学校6年辺りからそんな環境で過ごしていたので、好きになるどころか昭和のアイドルソングなんてほとんど知らなかったですし、興味すらわきませんでした。
ところが去年の11月頃。
YouTubeを見ていたとき、「HEY!HEY!HEY!」の動画が出てきました。
僕はダウンタウンさんが好きなので、色々見てたから関連動画として出てきたと思うんですが、なんとなく開きました。
そして僕は、初めて80年代アイドルというのを見ました。
中森明菜さんです(1996年頃なので、アイドルというより歌手・アーティストといった方が良いとは思いますが…)。
彼女を見て「こんな綺麗な人がいるんだ!」と、僕の少年心に火がつきました。
このときはまだ80年代のアイドルというよりも、中森明菜さん自体への興味が強かったのですが、
それでも彼女を知ったことが僕の新しい趣味が開花したきっかけであることに間違いはないでしょう。
フェイズ2:HIPHOPファンから中森明菜ファンへ
中森明菜。
僕はその名を聞いて思い浮かべたのは、特にありませんでした。
「DESIRE」はテレビ等で流石に聴いたことはありましたが、歌っているのが彼女だとは覚えずに育ってきたので、彼女が歌っている動画を見て「この人が歌っているんだ!」と驚いたくらいです…。
アイドルに対して「かわいい」とか「綺麗だな」と思うことはこれまで多々ありましたが、
それよりも先に「かっこいい」というワードが出てきたのは中森明菜さんが初めてでした
「MOONLIGHT SHADOW」で興味を持って、
「十戒」で完全に惚れましたね、はい。
──とまあ、かなり遅ばせながらも、僕は中森明菜さんのファンになったわけです。
これが昨年の11月頃のこと。
Spotifyですぐに中森明菜と検索。聞いてみて良い楽曲があればアルバムにぽんと追加を幾度も繰り返して、
現在、僕のSpotifyの中森明菜アルバムには138もの曲が詰め込まれてます(全部聞くのにかかる時間は約13時間!!ひぇっ)。
シングルやらアルバムやらを一つ一つ買っていたらとんでもない金がとんでいってたでしょうし、
ほんとにSpotify様々です。ありがとうスポティファイ・テクノロジー!!
そして僕はバイトして貯めたお金で明菜さんのレコードも買いました。
メルカリとはいえ、レコードを自分で選んで自分の金で買うって人生初めての経験なので、
購入ボタンを押してから届くまでのドキドキ感は、もう二度と経験できないんでしょうね………。少し残念。
思い切ってシングル盤を7枚も買ってしまいました!
大してバイト入れてないので痛い出費です……🙄🙄
まあ、肝心のレコードプレーヤーをまだ買っていないので聴けないんですけどね。ぴえん。
家に大量にあるチェッカーズのレコードも未だに眠ったままや…
起きてから寝るまでの間、明菜さんの曲を聴かない日はマジでないです。
ガチで1日に1曲以上は必ず聴いています。
(ちなみに最近はAL-MAUJばっか流してます)
アイドル、アーティスト、歌手。
色々な呼び名がありますが、そういう存在にここまでハマってしまうのって今まで無かったので、そんな自分に改めて驚いています。
好きなラッパーやグループはもちろん居るんですよ?
でもね、自分には「推し」という存在がいなかった。
好きではあっても、今のように熱中するまでに至らなかったんです。
とにもかくにも、中森明菜という存在を知ったことは人生のターニングポイントといっても差し支えありません。
フェイズ3:昭和アイドルを知ったハイスクールボーイ
さて、中森明菜を知ったということは、
必然的に「花の82年組」を初めとする同時代の他のアイドルにも目を向けるわけです。
このインターネット時代、当時の映像や情報はいくらでもありますから彼女たちの存在を知るのは容易なこと。
この曲ってこの人が歌ってたんだ──と、ビックリするのを何回も繰り返しました。
日本人なら人生で一回は聴いているであろう松田聖子さんの「青い珊瑚礁」や「赤いスイートピー」、ちょっと前にバブリーダンスとして流行った荻野目洋子さんの「ダンシングヒーロー」。
また、アイドルソングに限らず、もんだ&ブラザーズさんの「ダンシング・オールナイト」や寺尾聰さんの「ルビーの指環」などもよく聴きます。
なんで昭和の曲って不思議な魅力があるんですかね?
全く世代じゃないし、80年代なんてまだ両親も少年少女の頃ですよ。なのに一瞬でハマりました。
ラップと違ってカラオケで歌いやすいってのもあるんでしょうけど……、
不思議だなー。
そして僕は80年代だけではなく、70年代のアイドルソングも聞くようになりました。
ピンク・レディーさん、キャンディーズさん、桜田淳子さん、岩崎宏美さんなど。いい曲ばかりですよね。
特に山口百恵さん。
芸能活動は7年と短くとも、今でも根強いファンがいる理由が少しわかった気がします。
色気、歌唱力、立ち振る舞い、どれをとっても現代のアイドルのそれを遥かに凌駕してますもん。
「これでまだ19歳ってマ!?今の俺と2つしか年違わないの!?」って何度驚いたことか。
自分の先輩たちをみても、百恵さんや明菜さんのような大人っぽい雰囲気の女性いませんよ。いやマジで。
「イエッサー!」とか車内で叫んでは、キャッキャキャッキャ騒いでいるタイプなので例外かもしれないですけど。
そういう大人びた雰囲気も、昭和というエネルギッシュな時代の特性なんですかね。不思議なもんです。
フェイズ4:そして現在
かくして中森明菜さんを始めとする80年代アイドル、もっと広くいえば「昭和のアイドル」に魅了されたわけです。
高校生の小僧が何をしゃしゃってるんだ、とか思われるかもしれませんが、ほんとに魅力的なんです。今のアイドルにはない魅力が確かにあるんです。
そんな昭和アイドルの魅力を同世代の人たちにも広めたいなーと思って、
二ヶ月ほど前からTikTokやYouTubeで中森明菜さんを中心とした紹介動画的なものをつくったりするようになりました。
僕がTikTokで出した中森明菜さんの動画は、多いもので300万再生されています(やったね!)
僕とそう変わらない歳の人たちが「かっこいい!」みたいなコメントをたくさんくれてね。
よっしゃ!分かってくれたかー!と心の中で叫びました。
というか、アイドルに限らず昭和や平成初期の曲を自分が知ってると親との会話も弾みますね。「Winkはどっちが好きだった?」とか(ちなみに僕は鈴木早智子さん)
母はチェッカーズが好きだったようで、僕がチェッカーズの曲を口ずさんでいると(機嫌のいい日は)割り込んで歌ってきたりします。
僕のまわりの友達はみんな親との関係が悪いので、そういうことを言うと驚かれますが…
最後に
「平成生まれ男子高校生が80年代アイドルを好きになるまでの4つの過程」
男子高校生の単なる自分語りをここまで見てくれたあなたには、コンビニで買ったピノのなかにハートが入っているくらいの幸福がおとずれるでしょう。
はい。
明菜さんだけではなく、様々な昭和アイドルをTikTokを中心に紹介しながら同世代にも広めていきたい所存でございます。願わくば令和はソロアイドルの時代になってほしいところですね
いや割とまじで。
今年の夏は太陽がとち狂って馬鹿みたいに暑いので、
熱中症にはどうか気をつけてくださいね。
ありがとうございました。