普通科の高校から新卒でITエンジニア就職するまでの道のり
ITエンジニアのsirroと申します。19歳です。
現在、SIer系の上場企業で新卒1年目のITエンジニアとして働いております。
私は偏差値40代の普通科の公立高校に通っておりましたが、大学進学は時代遅れだと思い、高卒でITエンジニアとして就職することを決めました。
本記事では、私が高校新卒で即エンジニアとして就職するまでに行ったことをまとめていきます。
〜主なきっかけ〜
まず、ITエンジニアとして働こうと決心したのが2022年1月。元々IT関係に興味があり、翌年12月のクリスマスプレゼントで24インチIMacを親に買ってもらい、それが届いたのが2022年1月だったと記憶しています。
そこからITについて本格的に調べ始め、自分の天職はこれだと感じました。
〜目標実現への最適解を探す旅〜
IT業界について調べて行くにあたり、「基本情報技術者試験」という国家試験が存在することを知りました。同時に、この資格がIT就活で一定の武器になることも。。。
その瞬間、私は家を出て、家から一番近い本屋に足を運びました。基本情報技術者試験の参考書を買うために。
本屋で基本情報技術者試験の参考書を読んでみると、わからない単語も多々出てきました。しかし、なんとなくですが「この程度ならいける」という自信も湧き上がってきました。
資格試験はおろか、検定も一度も受けたことがありませんでしたが、勉強自体はそこまで苦手ではなかったからこそ湧き上がってきた自信だと思います。
手に取った書籍をすぐさま購入し、家で少しずつ読み進めていく日々が始まりました。
しかし、プログラミングの学習も必要だと考え、HTML、CSS、JavaScriptあたりは同時並行で進めていきました。JavaScriptといっても、当時やっていたのはWebサイトに多少の動きをつける等の、ショボいコーディングです。
また高校の部活はサッカー部に所属していたため、IT系の学習にとれる時間もほとんどありませんでした。部活はインターハイが終わった時点(2022年5月)で辞めると決めていたため、それまでは気が向いたら基本情報やプログラミングに手をつける、程度のスタンスで過ごしていました。
同時に、部活を引退した後はITに本腰を入れようと決心もしていました。
予定通り2022年5月末に部活動が終わり、6月からIT系の学習に注力しました。
この時に主に手をつけたのはJavaScriptの学習でした。
結果的に基本情報技術試験を受ける頃には、JavaScriptを使って多少のアプリケーションを作ることが出来る程度の技量は身についていました。
基本情報技術試験の勉強については、一般的に合格に必要な勉強時間は200〜300時間(1日3時間の勉強を2〜3ヶ月)ということが調査をしていくにあたり分かっていたため、本試験前の2〜3ヶ月前に本腰を入れようと考えました。
それでも、ほぼ毎日参考書自体は少しだけでも目を通し、着々と知識はつけていきました。
〜強力な武器の獲得〜
2022年8月に入り、本試験に近づいて来ると、今まで以上に基本情報技術者試験の学習に注力しました。
午前問題は一問一答のような形式で知識を問われる傾向にあることが分かっていたので、主に午後問題に力を入れました。
具体的に話すと長くなるので、ここでは割愛させていただきます。
来たる2022年10月、基本情報技術者試験の本番に臨み、午前67.5点、午後67点で合格しました。
一般的に高校生で基本情報技術者試験に合格するのはかなり評価されるので、普通科の高校生の私が就活を有利にする大きな武器を手にすることができました。
〜高校生の就活に対する、無駄な大人の介入。跳ね除けて目標達成〜
基本情報技術者試験の合格証書を2022年11月頃に手に入れ、そこから私の就職活動がスタートしました。
高校生の就活では、ハローワークを介して行うことが一般的です。しかしハローワークにある高校生向け求人は、給与的な待遇を見ても酷いものばかりです。
実際に一社だけハローワークを介して就職試験を受け、基本情報を保有しているため余裕で受かりましたが、待遇が割に合わないと思い蹴りました。
高校の進路教員は、
「ハローワークを介さない企業は基本的にまともな企業ではない、ハローワークを介していれば安心して就活ができる」
などと言ってきましたが、信用しないことにしました。
そこで、自力で高校生でも応募できるIT企業を探すことにしました。
結果、東京が本社で、私の住んでいる県に支店を持つ、高校生でも応募可能なIT上場企業を見つけました。
そちらで就職試験を受けた結果、基本情報技術者試験の保有とプログラミングの独学を評価され、2023年1月、内定をもらうことができました。
今思えば、進路教員の言うことを聞かず本当に良かった。
時系列を見返すと、ITエンジニアになると決心してから上場企業の内定をもらうまで1年。
ITについて無知な人でも一年あれば、簡単にITエンジニアとして就職ができるのが今だと思います。
そんなこんなで入社後は3ヶ月間の研修を経て、今に至ります。技術的にはまだまだなので、精進して参ります。
まとめ
高校生でIT志望のやつは、基本情報とって就職しろ
以上となります。
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