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消極的モンスター『日記:2024.2.23』

今日は雪掻きをして、寝てた。

ここ3日間、地獄のような自己嫌悪に見舞われた。

自分は何をしているんだ、自分は今生きていて良い人間なのだろうか、先行き考えず行動していることが周りにどう影響を与えているのか。

ぐるぐると回るゴールの見えない道が縄になって、私の頭や心を縛り付けた。

昨日、それを脱却する方法を考えたいと思った。どうしてこうなっているか、どうしたら解決するかを考えたいと思った。
私がネガティブの闇に沈んでいく原因は何なのか。


1つは寒いからである。

寒暖差に非常に弱い私は、やっと暖かくなってきた気候が急に雪国の頭角を現してきたことに戦いた。衣替えまではしなくても、暖房を付けなくても良くなったり、朝のシャワーが心地好いと感じることが出来ると思っていた。

でもそれはまだ先の話だと言いながら雪が降ってきた。今日雪掻きに駆り出されたのは、連日の積雪に両親がダウンしたからである。

寒い体は心も脳も冷やし、私の稼働を停止させた。

寒さからの機能停止に反比例して、私のネガティブは現れる。今か今かと待ち侘びていたネガティブハンター達が、檻から何体も走る。彼らは足が速い。
寒さが酷くなるに連れて、彼らのネガティブへの誘いは迅速で効率良く回り始めるし、私も余裕で捕まる。私は足が遅い。

今日もまた寒い寒いと嘆きながら始まった1日だったが、何故かネガティブに陥る事がなかった。それはもう1つの、ネガティブになる理由に隠されている。

自分のやりたいことが出来ていないかったからだ。


私は物書きがしたくてここにいる。
働かず家でパソコンやスマホをカタカタと鳴らしている。

だがここ3日、の前。4日前。

私は思い付きで書いたシナリオを1日で最後まで書き切った。物書きを目指して1番の偉業だ。

4日前に出来ているのだから、それより未来はそれを越えているはずだと思った。でもそうではなく、風船が萎んでいくようにパソコンに触れなくなった。

でも私は物書きがしたいはずだった。こんな所で萎んで廃れていくことを望んでいなかった。なのにそれ以外のことに時間を費やす自分が本当に嫌だった。

自分のやりたいことを自らしない方に持っていく。そんな自分が嫌いだった。

だから今日、また執筆をした。完成した作品の推敲だ。

ここの繋がりが難しい、ここにこの要素を足したい、そう思うだけで、キーボードを一つ叩けるだけで楽しかった。私はこれがやりたかったんだと再認識させられた。

おかげで今日はネガティブが出ることは無く、執筆も進んだ。悩む暇無く、好きなことも出来たからだ。


夜は考え込みやすいという。
暗いし寒いし、孤独を感じやすいからだと思う。

でも私は、1日の振り返りとして日記を書きたいから、夜中に書いてしまうのは仕方の無いことだと思っているし、それでも良いと思う。でもその分、ネガティブな感情は出やすいかもしれない。

でもネガティブな感情のおかげで、もっと自分は成長していかなければいけないのだと思えた。自分に足りない所や伸ばす所はどこかと考える機会になった。
成長し続けている人は、一種のネガティブからなる精神を心の奥底に身に付けているんだと思った。


私はこれからもこの怪物と共に、夢への道を歩いていくのだ。

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