見出し画像

アイデア倉庫『日記:2024.4.23』

あ、日記。

いつも日付が変わってから書き始める日記。何にも手を付けていないことに気付いた1:40。
今日は珍しく充実した1日だったから満足してSNSに飲み込まれてしまって、時間の経過を考えていなかった。

今日は昼頃から家に一人だった。母が夕方まで外出していたからだ。

文字起こしを始めた。

映像作品やラジオを文字に起こすこと。文章化することで、それらの面白さがより分かったり、好きだったフレーズや流れを「読む」という動作で繰り返すことが出来る。

物書きになりたいと志した一年前に少しだけやっていたが、三日坊主はこういった時に現れるもので、しっかりと三日で終わった。理由は多分、最初から高度な脚本で固められたドラマを選んでいたからだと思う。
私はいつだって自分の実力を弁えることが出来ないのだ。

1年経ってみると人は成長するもので、文字起こしが楽しくなっていた。

脚本の基本的な書き方、タイピングの速さ、どうしてこの脚本が作品が面白いのかを見極める力。それらがこの1年で培われたようで、パソコンと自分の脳内にするすると入っていく。「面白い」という情報が入ってくる。文字起こしが面白い、と、この作品は面白い。2つの面白いである。

成長してはいるが、それでもタイピングは遅い方なので、30分ドラマに2時間掛けた。これは楽しいけれど1日1作品じゃないと日が暮れてしまう。1年前の私だったら楽しいことは一日中やってしまっただろうが、もう1年経っているし、世は2024年だ。私は成長を心に刻む。


次にメモ帳の整理を始めた。メモ帳といってもデータとして保存してあり、スマホでもパソコンでもiPadでも見れるようにしていつでもメモ出来る体制を整えたものだ。

初めての経験とか、疑問に思ったこと、時には願望なんかを書いたり。眠りから覚めてパッと思いついたことを目を擦りながら打ち込んだこともある。1年それで過ごして、溜まりに溜まったメモは、そこの方がまるで新しい物を見るかのように新鮮だった。

書き方は下手でも発想は1年前から変わらず面白い。それを使っておらず、奥底に溜めておいたのだからとても悔しい。私はメモ帳をジャンルに分けて保存した。これまた時間が掛かった。


この日記も、いつかは私のアイデアとなるのだろう。

これはまだ「ネコ」という被り物を被っている私。

私はこの時から、このnoteをアイデア倉庫にしたいと思っていた。
脚本執筆なんてまだまだ出来ないから、せめてアイデアが思い付いたらたくさん書いていこうと思ってアカウントを作った。

その時からは何もかも変わってしまったけれど、三日坊主の、飽き性の私が1年倉庫を使い続けているし「ここは私の倉庫なのだ」と書くことが出来ている。


私は1年間の私に感謝したい。1年間アイデア倉庫を守り続けてくれてありがとう。これからも私は、メモ帳も、この倉庫もパンパンに出来るように世界を見続けるのだ。

この記事が参加している募集

スキしてみて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?