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私の日常エッセイ集

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自分が考えたこと、日々のことを綴ったエッセイ集です
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記事一覧

わたしと海とイギリスと

#わたしと海 「イギリス」と、「海」 2つの単語を並べると、どこかアンバランスに見える。 …

minoring / mujico
10か月前
44

異国の地でもらった優しさのバトン

スペインにて「パスポートが、ない」 友人が青ざめながらそう呟く。私たちは観光客でごった返…

minoring / mujico
10か月前
24

夕暮れと私

習慣になったもので、唯一形に残っているものがある。 それは、私の”夕方散歩”についてきた…

minoring / mujico
11か月前
121

罪の重さ

人が感じる罪の意識は、どれぐらいだろうか。 私の心に現れた”罪の重り”は、秤に置いたら、…

minoring / mujico
11か月前
25

行動の源

ああ、あの時ああすればよかった。と後悔する瞬間は沢山ある。 その中でも最も反芻回数が高い…

minoring / mujico
11か月前
29

夕暮れと生命力

都内から田舎に引っ越して、東京に出向く機会も減った。 コロナ禍を機に実家に帰り、そこから…

41

心を満たすケーキの記憶

普段料理をしない自分が、ケーキを作るのには理由がある。 人生で初めてケーキを作った時、私は小学生だった。 いつも夕飯時のお茶の間で流れていたTV番組「伊藤家の食卓」。その中で紹介されていた簡単裏技レシピ「レモン汁を使ったチーズケーキ」に心を奪われたのだ。 画面越しに見るその白くて艶やかな見た目。出演者の人は、いとも簡単に作り上げ、みんなで楽しそうにぱくぱくと食べていた。その姿がやけに印象に残った私は「自分も作りたい!」と幼心に思ったのだった。 全く料理に関心がなかった

電話ボックスのマジック

都内に住んでいた時に、やたらと街角の写真を撮るのにハマっていた時期があった。 東京は街角…

49

本屋が自分を肯定してくれた

本屋で迷子になることほど、贅沢なことはなかなかない。 都内の大きな本屋に行くと心がさざめ…

42

先輩から教えてもらった大切なこと

「じゃあちょっと考えてみよう」 先輩はにこやかにそう言い、私は冷や汗をかく。それがいつも…

46

春の訪れ

夕暮れ時、天気がいい時は散歩をする。 日がだんだんと茜色に染まる頃、暖かい日差しとそよ風…

17

"住む"と"旅"の合間を彷徨い続けたい

自分が大学生だった時、通う大学の隣にスタバがあった。そのスタバは、都内の駅近に構えており…

155

異国の日々に髪を重ねて

#髪を染めた日 大学4年生の時、イギリスに留学をした。 自分の人生の中で一番の大きな決断だ…

13

茜色の空に惹き付けられて

ストレス社会に生きる民の一人として、ストレス解消は大きなテーマだと思う。 かくいう私も、このストレス解消に悩みを持つ一人だ。 リモートワークでの仕事とプラスして、週末に資格試験の講座に参加しており毎日忙しい。その結果、休みという休みは週1日だけで、その休みも結局疲れてどこにも行けずに家のベットで溶ける寸前まで寝ているだけなため、正直ストレスを発散させる場面がない。 こんな生活をしているため、友人にも月に1回会うか会わないかという始末になっている。 もはや俗世間から離れた僧侶