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販売店を辞めたいと考えた

21歳で始めたお店を生意気にも「辞める」と
考え始めたのは30歳の頃。
辞めると決めたわけじゃないけどこのままだと
辞めないから。
生意気にも20台で初めて20代の終わりには
すでに限界だと感じていました。

当時はこれしかない。
なのに技術も知識も何もない。
経験だけは年月を重ねて少し溜まってきたけど
今の「利息」みたい。
利息では生活できないし、かといって
何があるの。
何もなかった。
だからこそ辞めようと感じた。
今だから言えるけど。
要するにコップに水がない状態。
だからこぼれる事を心配しなくていい。
でも水がどんどん腐っていく。

今なら当時にワープして辞めるにしても
もっとうまい辞め方あるから一緒に考えよ。
なんだか「水が腐る」のが夢に出てきてから
もう仕事も中途半端。
でも辞められない理由はお店に来ていただいて
スポーツ自転車を続けてもらえると思った。
辞めたらお客さまも辞めるかも。
もう自信過剰がそこまで来るとマイワールド。

お店がなくなっても他のお店行って
続けるだけなのに。
そこまで考えて誰かがこの気持ちを
晴らしてくれる、引き続いでくれないかな。
そうなると辞めたいモードが
次のことを考え出していました。
さっきのお客さま問題もスルー。

でも辞めると考えて実力もないのに
何をする。
自転車以外も少し考えたけど
結局自分には自転車しかないんだと。
あきらめに似た絶望。
でも、そう考えると本気で次を考えないと。
焦りだすとチャンスが見えてくる。
あれ?
これってこれまでも何度もあったのに。
辞めると決めたから見えること。
もちろん、辞めないという選択もありますけど





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