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④ヒールを履き始めました。【ファッション】

みなさん、「男性」/「女性」という枠組みに縛られて物事を無意識に考えていることはありませんか?

最近、僕自身が「男性」/「女性」という枠組みに拘りすぎていた無意識な考え(アンコンシャス・バイアス)に気付くことがありました。

おそらく、他にもアンコンシャス・バイアスを抱いているかもしれませんが...

2021年の3月にLGBTQコミュニティで仲良くしている方からの紹介でファッションイベントに出演する機会がありました。

ファッションイベントのなかでファッションショーがある、Qちゃんはヒールを履いてみましょうということになりました。

僕のなかで
・ヒールは女性が履くもの

・"#KuToo"運動のなかで、ヒールは「女性」を強調、強要/強制させるものではなく、自分自身で選択して履くもの

・ヒールはファッション性はあるけれど、長時間履いたら身体に負担がかかるもの

等の考えは持っていました。

僕は、「自分らしさ」を表現するなかで「男性」と「女性」、いわゆる「メンズ」と「レディース」の区別をしていません。

ヒールは初体験だったので、僕の「自分らしさ」の表現にどんな影響をくれるのかな、ヒールが社会的に持たされていると考えていた女性らしさのジェンダーが僕や周りの人にどんな感覚にさせてしまうのだろう...

嬉しさ半分、不安半分のような感覚でした。

ファッションショーに向けて、普段から履き慣れておこうということで、僕の日常生活に取り入れられるようになりました。

実際、ヒールを履いてみて感じたことを簡潔に紹介します。

①僕にある「自分らしさ」の表現の新たな可能性、多様性に気付くことができた

② ヒールを履くことは、その時の様々な条件(TPOや自分自身の心身の状況等)で自分自身が決めるべきことで、誰かに強要/強制されることではない

③ヒールに合う、歩き方や座り方等の所作があることに気付いた(スカートを履く時と似たような感覚)

④歩き方や座り方等の所作を「男らしい」/「女らしい」と社会が決め、日常生活に浸透していたことに気付いた

⑤ヒールで歩くことで、普段使ってない筋肉があることを知った

⑥長時間履くと疲れる

⑦車を運転する時、自転車に乗る時はどうしてるんだろう(いろんな人に相談するようになった)

初体験のヒールがピンヒールだったので、今まで経験しなかった感覚をより考えたのかもしれません。

ファッションショーが終わってから、Myヒール(高さ:4cmくらい)をネットで購入しました。

実店舗で1人で購入することに躊躇してしまったのはあります。

躊躇してしまった僕の心と、躊躇させてしまう社会はこれから考えていかないと...ですね。

ヒールだと、どうしても機会が限定されてしまうので、機会の選択肢が広がるパンプスにも強い興味を持っています。

パンプスを購入する日はそんなに遠い日ではありません。今度は実店舗で購入したいと思います。

気まぐれな頻度で今後も投稿していきます。今後も気長にお付き合いください。