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入社5年で国内・海外 4部門を経験。手挙げで広がるキャリア

CUCグループで働く社員の働き方や仕事への想いに迫る「INTERVIEW」。今回は、CUCホスピスで経営企画・経理として活躍されている徳重友紀さんをご紹介します。

前回のインタビュー記事も合わせてご覧ください。

国内の経理財務、ベトナムでの経理部門の立ち上げ支援を経て、現在はホスピス事業の経営企画と経理を兼務されている徳重さん。国内、海外と異色のキャリアを積む徳重さんの過去・現在・未来に迫りたいと思います。

徳重・友紀(とくしげ・ゆき)
九州大学経済学部卒業後、公認会計士試験に合格。あずさ監査法人での会計士、その後スタートアップ企業にて経理を経験したのち、2017年7月CUCに中途入社。CUC単体およびグループ会社の経理業務、医療機関の経営管理業務支援、CUC海外事業の経理部門の立ち上げを経て、現在はホスピス事業の経営企画・経理としてバックオフィスからホスピス事業の拡大を支援している。

社会のためになる事業に挑戦したい

大手監査法人から医療業界への転身


__ 前職ではどんなお仕事をされていましたか?

大学を卒業後、公認会計士の資格を取り、監査法人で監査業務を3年間経験しました。大手の制度が整った環境で、 優秀な人に囲まれて働く毎日は、とても充実していました。
ただ、担当していた仕事はクライアントの決算数字などの“すでに出来上がった数字をみること”がメインでした。社会人4年目を迎える年、数字を作りあげる側の経験もしたいと考え、スタートアップ企業に転職し、経理として決算数字が出るまでの一連のビジネスフローを学びました。

__ そこからなぜCUCに転職されたんですか?

2年ほど経験し、次は事業の未来を示す指標をつくる仕事がしてみたい、と考えるようになり、出会ったのがCUCでした。転職のきっかけは、既に入社していた知人からの紹介です。彼は周りの人を巻き込んでいくリーダーシップを持つ魅力的な方で「この人と一緒に働いてみたい!」と思ったんです。
もうひとつの理由は、医療業界に惹かれたことです。元々いつかは社会貢献をしたいと思っていましたが、社会貢献は非営利でしかやれないと思い込んで諦めていたんです。CUCは社会貢献とビジネスを両立しており、そこに大きな魅力を感じて、転職を決めました


入社3年目で訪れたベトナム異動のチャンス

異国で経理部門の立ち上げに注力


__ 入社後は3回の異動をされていますね。まず最初の部署でのお話を聞かせてください。

最初の2年は、CUC国内事業の財務経理をしていました。支援先医療機関の予算作りを支援したり、各事業の月次決算データを分析したり、前職での経験が活かせたと思います。

転機は、2019年の夏でした。当時、CUCが初の海外事業として、ベトナムで医療機関の経営支援を始めることになったんですが、現地の病院に経理部門の立ち上げメンバーが必要という話を聞き、やりたいと手を挙げました。以前から海外で仕事をすることに興味はありましたが、まさかCUCで経験できるとは思っていませんでした。


__ ベトナムではどんなお仕事をされていたんですか?

新しく設立したベトナム子会社の経理部門の立ち上げや支援先医療機関の経営管理業務を支援していました。具体的には、現地スタッフの教育やチーム編成、月次決算フロー構築など、経理部門の基盤づくりです。言葉が満足に通じない中で、組織マネジメントをはじめて経験できたことは、自信に繋がりましたし、精神的にもタフになりましたね(笑)
文化や言葉は異なっても、組織を作る上で重要なことは変わらないんだと勉強になりました。現地のスタッフとGoogle翻訳を使いながらコミュニケーションを取ったり、一緒にベトナム料理を食べたりしたこともいい思い出です。
1年ほど経ち、チームが問題なく経理としての機能を果たすようになったタイミングで帰国しました。

ベトナムで経理メンバーに誕生日をお祝いしてもらったときの写真


組織マネジメントの経験をもっと積みたい

事業拡大するホスピス事業へ


__ 帰国後のお仕事内容についても教えていただけますか?

帰国直後は、元いた経営管理部門で企画と経理を兼務していましたが、当時自分に足りないと感じていた組織作りやマネジメントスキルをもっと身につけたい、と考えるようになりまして。上司に希望を伝えたところ、これから急速に事業拡大していくというホスピス事業にアサインしていただきました。2021年10月よりCUCからCUCホスピスに出向し、経営企画と経理を兼務して現在に至っています。

__ ホスピス事業に参画して約2年経ちますが、経験は広がりましたか?

まだ発展途上ですが、確実に広がってますね。経理ではチームリーダーとしてマネジメント経験を、経営企画では数値分析だけでなく、事業のブランディングやコーポレートガバナンスにも関わらせてもらっています。

2023年6月にCUCは東京証券取引所グロース市場に新規上場しましたが、その際のIPO準備に関わり、上場後から現在にかけてIR資料の作成にも携わっています。事業拡大の最中にいるので、新しい経験をたくさんさせていただいていますね。

__ 今まで印象に残っているお仕事はありますか。

直近だと、ホスピス事業のリブランディングプロジェクトですね。CUCホスピスは2023年6月に事業ブランドを「ReHOPE」にリニューアルをしました。新しいブランドとしての魅力を世の中に伝えていく手段として、連携先の医療機関や介護施設、また採用候補者、投資家向けにReHOPEの情報をまとめた「アニュアルレポート」を作るプロジェクトのリーダーをさせていただきました。

実際のレポートはこちらからご確認ください。
https://cuc-hospice.com/rehope/ar/cuchospice_ar2023.pdf

制作過程で、想いを持ってご入居者さまの人生の大切な意志決定を支援しているスタッフを見て、本当に良い事業だなと思いました。
事業が成長していく過程の中で、改めてホスピスが提供できる価値を考える節目に関われたことは、とても貴重な経験です。


ホスピス事業拡大を見据えた新しい挑戦

経理部門を「仕組み化」していく


__ 今後はどんなことに挑戦していきたいですか?

私個人としては、経理部門の「仕組み」を考えることにもっと時間を使っていきたいです。事業全体が成長する中で人員増強は欠かせませんが、業務の効率化や人員の適正配置によって、既存組織を強化することも大切です。そのために必要な経理機能とはなにか、良い組織とはなにかを考え続けていきたいですね。
バックオフィスから現場の方々がお仕事に集中できる環境を作っていき、自分らしく最期を過ごせるホスピスが全国に増えていくといいなと思っています。

__ どんな人がCUCに向いていると思いますか?

“チャレンジできる環境が欲しい” 、 “改善していくことが好き” という人は向いていると思います。「やりたい」という気力さえあれば、なんでもできます(笑)。一方で、変化を好まない方や安定したルーチン業務を好む方には厳しい環境なのかなと思います。
どの部門の人たちもみんな事業を良くしようと動いているので、その過程で昨日決まったことが、今日変わるなんてことも普通にあります。そういった変化を楽しみながら一緒に前進できる人と一緒に働きたいですね。


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