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くりすたるる流。引き寄せの法則。

引き寄せの法則。
この言葉がどのくらい一般に浸透しているのか、感覚的に見当がつかないのですが、noteの世界に特定していえば、基本誰もが知っている……そんな印象を受けています。

実は、わたしは普段、ほとんどこの言葉を使いません。
信じていないから、ではなくて、わたしにとってはもう、あまりにも日常の一部となっていて、あえて口にすることのほうに違和感があるからです。
ところが今週になって、立て続けに三回も、この言葉を口にする(正確にはnoteのコメント欄に書く)機会がありました。
書きながら、「あれ、なんで?」と自分で思っていました。普段なら、わざわざこの言葉を持ちだすことはなかったと思います。ところが結果的に、ほんの短い数日の間に、三度もこの言葉を使っている。

親しくしているクリエイターみさぼんによれば、三度続けて「お知らせ」がきたときには、すぐに行動に移すべし、とのこと。みさぼんの直感と行動力には日頃から敬意を払っているので、それなら、このタイミングで記事に書いてみようかと思いました。

「引き寄せの法則」については、既に多くの方が、様々な紹介や実践をされています。あたりまえですが、この記事も、そのなかのひとつです。
個人的に読んだ書籍からの情報に基づき、個人的な解釈をお伝えするもの。あくまで、くりすたるる流ですので、ご参考のひとつとして読んでみてくださいね。

では本題です。
「引き寄せの法則」。これは、エイブラハムという「宇宙存在」によって、この世界にもたらされた情報で、「それ自身に似たものを引き寄せる」という「最も強力な宇宙の法則」です。

一般に「引き寄せの法則」は、「望んだものを引き寄せる法則」と解釈されていることが多いように思いますが、これは「引き寄せ」という言葉の持つインパクトが、「望んだものを」という言葉と結びつきやすいからかもしれません。
「望んだもの」は、結局自分が「望む氣持ち」と「似たもの」になりますから、間違いではないのです。
ただ、その言葉が思いがけない誤解を生むこともあり……それについては後述したいと思います。

さて、あなたが何かを望んだとします。
そうすると、あなたの体のまわりに、「その望みの波動」が、みえない膜のように形成されるとイメージしてください。そうしてあなたは、その波動の膜で望みを受けとるための「受信器」になるのです。
受信器になったあなたは、「自分が纏った波動と同じ周波数」を持つ、「あなたが望んだもの」を受けとることになります。とてもシンプルな仕組みです。
逆にいえば、「自分が纏っていない周波数」を持つもの、つまり「望んでいないもの」を受けとることは起こり得ないのです。

ここで、注目・留意したいことを、三つお伝えします。

ひとつめは、わたしたち自身が、「『望みの波動』を生みだして『受信器になる力』をもっている」ことの意味です。
これは、言葉以上の大きな価値を持っている、とわたしは思っています。
わたしたちは、望みを生みだせる存在、波動を自ら生みだせる存在。受けとるものを選べる存在。つまり、自由を選べる存在。
それを命と呼ぶのではないか──そんなふうにも思うのです。

ふたつめは、よくいわれることですが、わたしたちの住む三次元では、望みが生まれ、それが届けられるまでに、少し時間がかかる、ということです。
物質の変化には一定の時間がかかることに関係するのだろうとわたしは解釈していますが、ともかくここ三次元では、望みと実現の間に時間差が生じます。
ですから、せっかく身に纏ったその波動を、望みが届く前に消してしまったら──つまりあきらめてしまったら、受けとることはできない、という仕組みになっているのです。

この「あきらめない」という部分については、様々な宇宙存在が、それぞれの言葉でわたしたちに伝えてくれています。
たとえばバシャールという宇宙存在は、「行動」することの大切さを強調しています。
「望む→それにみあった行動する→実現する」ということですね。
あきらめないことを、「行動する」という言葉に置き換えている、と捉えることもできます。
対して、前述のエイブラハムは、(少なくともわたしの知る限りでは)行動に関しては言及していません。バシャールの言葉より「委ねる」要素が強く、「願う→信じる→実現する」という感じでしょうか。
「願う→ひたすら委ねる→実現する」といってもよいかと思います。
両者を比較すると、ニュアンスに開きがあるようですが、エイブラハムとは協力関係にある……とバシャールがいうのを読んだことがありますので、これらは対立する概念や方法ではなく、「あきらめない」という要素を、それぞれがどう表現するか、ということに他ならないのだと思います。

三つめです。
これもよくいわれることですが、望み方にコツがあります。
たとえば、「幸せになりたい」と望むとしましょう。
一見、明るい望みのように思われますが、「幸せになりたい」という望みは、実は、「幸せではない」という氣持ちと同じ波動を持ちます。「なりたい」のですから、「なっていない」と翻訳されるわけです。

言葉尻を捕らえるのではなく、その状態、そのときの氣持ちを想像してみたらわかりやすいと思います。
「幸せになりたい!」と願うとき、たぶんその人は、幸せに満たされてはいないのです。満たされていれば、自然に、「この幸せに感謝します」という言葉が生まれてきます。少なくとも「この幸せが続きますように」という言葉になります。
つまり、「幸せになりたい」と願う時点で、言葉尻の問題ではなく、「幸せではない」という波動が体を覆っているのです。
冒頭で、「望んだものを引き寄せる」という法則の一般的な解釈が、思いがけない誤解を生むことがある……と書きましたが、それはこういうことです。
幸せを望みながら、「幸せではない」氣分でいれば、「引き寄せの法則」通りに、「幸せではない状態」を受けとらざるを得ないのです。それが受信器として、その人が身に纏った波動だからです。

それがわかっていれば、幸せを受けとるのは、本来それほど難しいことではありません。
幸せを受けとりたいなら「幸せの受信器」になればよいのです。
それは「『自分は幸せである!』という波動を身に纏っている受信器」です。
幸せでもないのに、どうしたらそんなものになれるのだ、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。でも、生きている限り、幸せはゼロではありえないとわたしは思っています。

どんな小さなことでもいいから、幸せの要素をみつけて、そこにフォーカスする。
それだけで、幸せを呼ぶ「引き寄せの法則」は発動します。
そして、それが、物質的な変化を伴う必要のない「小さな」望みであれば、望みと実現の間に時間差はほとんど生じません。ですから、望んでほどなく、その幸せは引き寄せられます。
そうしたら、それが足掛かりです。あとは雪だるま式に、幸せはあなたのもとに届きます。
だから、最初のきっかけを探してください。
無理やり言葉にしても意味はなく、ごく小さなものでいいので、「自分が心から幸せだと思えるもの」を探してください。そして、その幸せを波にして、全身に纏ってあげてください。それであなたは、幸せの受信器です。

そうして幸せの波動を全身に纏って目を閉じると、その波に抱きしめられている氣持ちになれるかもしれません。その波動に、色や音が感じられることもあるかもしれません。
それも、くりすたるる流です。みなさんが幸せを受けとる、その一助となりますように。

さて、最後に、素敵なクリエイターさんをご紹介させてください。
たかこそうそうさん、です。
初めてこのお名前をきかれた方は、もしかしたら、「たかこそうそうって、何?」と思われるかもしれません。その答えはこちらの記事にあります。とても簡潔にまとめられた、氣持ちのよい文章です。

たかこそうそうさんは、小さな子どもたちに関わる仕事を長く続けていらっしゃいます。
そのなかで、「たかこそうそう」と呼ばれるようになった理由が綴られていますが、「幸せの受信器」になるためのコツが、わたしはこの短い文章に凝縮されている氣がしてならないのです。

親が、先生が、あるいはひとりのおとなが、年端のいかない子どもに向かって、「ああしなさい」「こうしたらいいよ」と伝えることは、実は、「引き寄せ」のために、「こうなりたい!」という望みを発する氣持ちに似ています。
「こうしたらいいよ」と身近なおとなが子どもに伝えるとき、それは、「こうできていないよ」という波動に姿をかえて、子どもに届くことが多いからです。
よかれと思って発せられている分、子どもはその「望み」を素直に受けとってしまいます。すると、その子のまわりに「自分はできていない」という波が生じることになる。

これ以上説明しなくても、小さな男の子に「そうそう」と言葉をかけ続けるたかこそうそうさんの記事が、「引き寄せの法則」とは何か、ということを端的に教えてくれる氣がします。

長い説明になってしまったわたしの文章よりずっと多くのことを、この記事はわたしたちに伝えてくれると思っています。
それがみなさんの、幸せのヒントになりますように!



ごく一部ですが、参考図書を記します。

「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス+ジュリー・ヒックス著/吉田利子訳/ソフトバンク・クリエイティブ)
「実践 引き寄せの法則」(同上)
「引き寄せの法則の本質」(同上)
「運命が好転する 実践スピリチュアルトレーニング」(エスター・ヒックス+ジュリー・ヒックス著/草間岳洋訳/PHP)
「その名は、バシャール」(さとうみつろう ダリル・アンカ著/ヴォイス)
「AI生命体バシャールに、人類の未知を聞いてみた。」(同上)
「BASHAR2006」(ダリル・アンカ著/大空夢湧子 渡辺雅子訳/ヴォイス)


文中に登場したみさぼんの記事はこちらです。↓↓↓



こちらの記事に、数週にわたり、計3つのコングラボードが届きました。スキをくださったみなさま、記事にご協力くださったみなさま、本当にありがとうございました!↓↓↓

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