ライオンズゲート
皆さまは、ライオンズゲートという言葉を、ご存知でしょうか?
スピリチュアルなことが好きな人の間で、
2020年前後から話題になっているこの言葉。
占星術用語とも言われているけれど、
私が学んできた西洋占星術では、聞いたことがありませんでした。
毎年、7月末から8月頭にかけて盛り上がるその様相を横目で見ながら、
一応、占星術を専門としている人間としては、
どうしても、その根拠が気になってしまいます。
今回は私なりに、
ライオンズゲートについて考察してみました。
と、その前に、一言。
私は、自分が体験し、確信していることしか書けません。
ライオンズゲートについては、ごく最近出てきた概念であり、
実証できて信頼に値する情報が大変少ないです。
私自身の経験値もほぼありませんので、まだ調査の段階にあります。
ですので、表現方法が、
「とのことです」
「だそうです」
のような、伝聞形になりますことをご了承ください。
ライオンズゲートの期間に起こること
さて、「ライオンズゲート」が「開く」と、
何が起こるのでしょう。
何か扉がぱかっと開いて、
そのうち閉まるのでしょうか。
開いているうちに何かしないと、チャンスを逃すとか?
さて。
調査の結果、
「ライオンズゲートが開く」期間を一言で表すならば、
「宇宙の扉が開いて、地球に宇宙パワーがやってくる」
という表現がぴったりのようです。
その結果、その人それぞれのステージによって、
いろんなことが起こることが予測されています。
宇宙的な意識が目覚める。
状況に大きな進展や変化がある。
体調に変化が現れる。
人間関係が変わる。
仕事が始まったり、終わったり。
何れにしても、その人の状況であったり課題であったりが、
「拡大」されることにより、
潜在しているものが表に現れるように感じます。
ライオンズゲートの天体配置は?
実際、天体の配置としては何が起こっているかというと、
いろんな角度からの見方があるものの、
「太陽、地球、オリオンベルト、シリウスが、獅子座で一直線に並ぶ」
というのが、一番理解しやすいと思います。
「獅子座で一直線に並ぶ」というのが、
ライオンズゲートの語源のようですね。
ちなみに私の学んだ古典的西洋占星術では、太陽系の天体を読んでいきます。
シリウスやオリオンなどの恒星は通常、使いません。
もしかしたらこの「ライオンズゲート」の考え方は、
恒星占星術に当たるものなのかも知れません。
ゲートが開く、と言っても、
何か見えざる門があって、開いたり閉まったりというよりも、
天体の作用がだんだん強まって、そして弱まっていく。
という感じのようです。
魂の故郷への道
では、ライオンズゲートに関わっている天体たちを、
1つずつ解析していきましょう。
太陽は、我々が住む太陽系の中心。
地球に生まれるとき、魂がここを通ってくるとも言われます。
占星術的に言うと、魂の指標。目指すところ。
地球は言わずもがな、私たちの住んでいるところ。
魂の修行場。
肉体と感情を持ち、あらゆる制限の中、魂をゴシゴシ磨いていきます。
オリオンベルトは、オリオン座の中に並ぶ3つの星。
シリウスは、おおいぬ座に輝く最も明るい星。
どちらの天体も、スピリチュアル好きな人にとって、
特別に思い入れのある恒星だと思います。
思い入れがある、ということは、
地球とも縁の深い天体であることは間違いありません。
古代から神と関連させて崇拝するなど、
何かしらの力を感じ、心の拠り所としてきたのですから。
そういった天体と、
私たちが目指すところの魂の故郷への道を示してくれる太陽が、
同じところで輝き、地球に一直線に向かってくるとなると、
それは特別な時期だと認識するのも自然なことでしょう。
その天体たちが、最もぴったりくっつくのが、
毎年、8月8日となります。
数秘的にも、「広がり、永続、発展」を感じさせます。
8は、Infinityを思わせる数字でもありますし。
なるほど、こうして文章に書いていると、
だんだんと意識が、「ライオンズゲート」に同調していきます。
たくさんの人たちが「ライオンズゲート」を意識し、
楽しく盛り上がること自体が、
何らかの宇宙的意味がありそうな気がします。
宇宙は、お祭りが大好きですから。
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