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今週の良かった新曲感想【10/30~11/5】

 どうもです。

 毎週恒例の新曲感想記事。10/30~11/5リリース分です。アルバム、EP、シングルを対象に自信をもってオススメできる曲を紹介していきます。読んでくださった方に1曲でも良き出逢いがあります様に。ではどうぞー。


#1『最強女神†ウーサペコラ』/ 兎田ぺこら

 VTuberグループ「ホロライブ」所属の3期生、兎田ぺこらの新曲。作詞作曲:ビートまりおとまろん、編曲:まろん(IOSYS)。3期生3Dカラオケ配信にて初披露されました。
 最強ライブソング爆誕、って感じですね。爆裂キックも中毒性高すぎメロディも余りに痛快で気持ちいいハッピーハードコアな仕上がりで、来る1stソロライブに備えてコールやジャンプを搭載しまくった全力で狂える楽曲。無事現地チケットも握れたので早く「ぺこちゃーん!」って叫びたすぎる。


#2『Sing Out』/ Ayunda Risu

 VTuberグループ「ホロライブ」のホロライブIndonesia所属、Ayunda Risuの3曲目となるオリジナル曲。作詞:Spirit Garden、作編曲:都丸椋太(Elements Garden)。
 心を鼓舞する勇壮なリズム、疾走感を持って駆け抜けるドラマティックな展開が純粋にカッコイイ1曲。壮大な景色が拡がるストリングス、切ない雰囲気を煽るピアノの旋律、力強い渋さを加えるバンドサウンドと最高の組み合わせ。リスちゃんの伸びやかな高音も空間を美しく貫いてくれてますね。


#3『シュガーラッシュ』/ miComet

 VTuberグループ「ホロライブ」所属のさくらみこ、星街すいせいによるユニット”miComet”の初のオリジナル楽曲。作詞:DECO*27、作曲:TAKU INOUE・DECO*27、編曲:TAKU INOUE。8月26日に開催されたオンラインライブ「ホロライブ・サマー2023 3DLIVE Splash Party! Sunshine」のトリを飾る楽曲として披露された曲が遂にリリース。
 DECO*27×イノタクは最強タッグすぎ。DECO*27さんらしいポップでカワイイパンチラインを畳み掛けてくる中毒性の高さと、イノタクらしい小気味よくアクセントと付けてくるお洒落メロディラインが融合。サビメロは勿論、2番変調してからmiCometのラップが最高に好きです。


#4『ルフラン feat. 笹川真生』/ 理芽

 クリエイティブレーベル「KAMITSUBAKI STUDIO」所属のVsinger理芽の新曲。作詞・作編曲:笹川真生。テレビドラマ『サブスク彼女』のエンディング主題歌となっていた楽曲で、笹川真生も歌唱に参加。12月6日にリリースされる理芽の2ndアルバム『NEW ROMANCER2』にも収録。
 ハズレ無しのお馴染みの最強タッグですが、笹川さんとの優しくも怪しいハーモニーがやはり印象的でした。抜け出せない恋煩いや繰り返す単調な日々、それに比例する不安という名の妄想を表現して魅せた、終盤の脳を搔き乱してくる様なサイケデリックなサウンドも流石です。


#5『しあわせのおくすり』/ ノア・ポラリス

 個人勢として活動する、旅人の道標とされる北極星"ポラリス"を司る天使VTuberノアポラリス、3rdオリジナル楽曲。作詞・作編曲:"名前は未だ無いです。"。1.5周年を記念してリリースされました。
 名曲です。心が浄化される様な、すごく凄く温かくなる曲でした。弱った時の心情に丁寧に寄り添った歌詞と、優しいオルゴール系の音色、心の澱が溶けていく心地よいメロディ。Cメロ後で雰囲気を変え、1:49~でガラッと視界が開けた様に明るくなるのが本当に好き。繊細さと深みが折り重なった歌声に是非吸い込まれてみてください。


#6『アオイロテイル』/ 宗谷いちか

 774inc.運営のVTuber事務所ななしいんく所属、宗谷いちかの2曲目となるオリジナル楽曲。作詞作曲:夏代孝明、編曲:草餅庵庵。11月1日に迎えた誕生日を記念してリリースされました。
 明るく澄んだ空気感の中、口ずさみたくなるグッドメロディが響き渡るポップなロックナンバー。ありのままの全てを表現した歌詞からも勇気づけられるモノがありますし、そんな想いを届かせようとする優しい歌声が本当に素敵。ななしいんくの仲間達もコーラス参加し楽曲を彩ってくれてます。


#7『ハウっちゃう』/ 天ノ譜あまのふステラ

 音楽機器販売会社であるサウンドハウス公認の元、サウンドハウスお姉さんのコスプレ姿で活動するアーランシャフト所属のVTuber天ノ譜ステラの2曲目となるオリジナル曲。作詞・作編曲:佐々木喫茶。11月3日に迎えた誕生日を記念してリリースされました。
 歯切れ良いリズムに思わず体が動き出し、中毒性溢れるメロディと歌詞も相まって楽しくノリノリになれる1曲。前回の1stオリ曲に引き続き様々な声色に変化させながら表情豊かな歌唱力に惚れ惚れしますね。ラップなど遊び心満載なフレーズでも歌いこなしてて最高でした。


#8『バツ子のGO!HO!的ゆ~とぴあのス♡ス♡メ』/ 合法‼︎バツ子チャン

 個人勢として活動している、合法麻薬系VTuber"合法‼︎バツ子チャン"の記念すべき初のオリジナル楽曲。作詞・作編曲:F Rabbeat。活動半年を記念してリリースされました。
 これぞ1stオリ曲!なアイデンティティを圧縮して盛り込んだ歌詞、そして良い意味でクセがあって楽しそうな歌い方が強烈に印象に残り自然と笑顔になれる1曲でした。カッコイイハードコアがベースながらカワイイテイストもあり、何よりファンと盛り上がれる楽しい仕上がりなのが最高。


#9『迷人』/ 春猿火

 クリエイティブレーベル「KAMITSUBAKI STUDIO」所属のVsinger春猿火の新曲。作詞・作曲・編曲:煮ル果実。2nd ONE-MAN LIVE『シャーマニズムⅡ -神椿市弐番街-』にて初披露され、併せて2ndフルアルバム『心獣』が2024年1月24日に発売されることも決定。
 近未来感もあるスタイリッシュで攻撃的なエレクトロサウンドが駆け巡る中、強く前に突き進むエネルギーに満ち溢れた1曲。ピアノがさり気なく入ってくるアクセントも良き。言葉一つ一つから信念を感じながらも、時に吐き捨てる様に、時に滑らかに歌う姿も相変わらずカッコイイです。


#10『ザイオン』/ 星街すいせい

 VTuberグループ「ホロライブ」所属の0期生、星街すいせいの新曲。作詞:星街すいせい、作曲:下村陽子、編曲:堀江晶太。本格シミュレーションRPG『アスタータタリクス』とのコラボタイアップ曲となりました。
 下村陽子×堀江晶太ということで、ゲーム界とボカロ界から伝説級クリエイターが手を組んだ1曲。時に荘厳で力強く、時に繊細で美しいメロディを奏で、煌びやかな光あるサウンドの数々も流石だなと。すいちゃんの美しく力強い歌声とも相性ピッタリで、"強くあろうと演じてきた日々"なんかは彼女の歌詞だなと感じられるトコがありました。


#11『INGLASS』/ Imy

 イラストレーター"おにねこ" × コンポーザー"みゅー"による 音楽プロジェクト『Imy』新体制2枚目となる新譜。今年4月ぶりのリリースで、ボーカルは今回は『響界メトロ』などでも活躍する歌い手”konoco”が担当。
 新ボーカルkonocoさんを迎えたのがやはり新鮮でした。妖艶さもあり力強く緩急も付けた歌い方に痺れます。Imyの世界観との親和性もバッチリ。Tr.1「INGLASS」は荘厳で美しい雰囲気の中、パワフルながら切なさも香るメロディが印象的。Tr.2「Lost colors」はシンフォニックメタルなImy節がイントロから全開で最高でした。偶にジャズっぽいピアノ入るの好きすぎる。


#12『Clarity』/ nayuta

 サークル「7uta.com」を主宰し、同人歌手・ネット声優として活動する"nayuta"さんの15枚目のアルバム。書き下ろし楽曲「Blue Departure」「星掬い」「Radiant Eyes」「Re:World」のほか、 これまでに制作したSingleを含む全8曲を収録。
 昨年は15周年記念アルバムをリリースしましたが、今年は”15枚目”のアルバム。nayutaさんの音楽の原点でもあるアーティストの方々とのコラボとの事で非常に豪華な1枚に。eufoniusが提供したTr.1「Blue Departure」で幕開け。そして、先行リリースされた名曲Tr.2「ハルハコブネ」。転調に次ぐ転調が最高なエモーショナルロックナンバーなので全人類聴いてください。続く、霜月はるか作詞作曲によるTr3.「星掬い」も郷愁を感じるメロディが流石すぎて好きでした。oneken作編曲によるTr.5「Radiant Eyes」はピアノが織り成すサイケデリックトランスで新鮮だしカッコよすぎましたね。続く、Tr.6「Vacancy」も河合泰志提供らしいメロディラインと煌びやかなストリングスが美しかったです。Tr.7「Re:World」は間奏の音空間気持ち良すぎて。ラストは昨年リリースした「結い結われ」で泣きと余韻を残しまくる最高のエンディング。nayutaさんの切なくも美しい歌声を色んなアプローチで味わうことができる名盤級の素晴らしい1枚でした。


#13『騒々』/ Capchii feat. MEIKO

 様々なジャンルをクロスオーバーさせた楽曲を製作しているトラックメイカーCapchiiの新曲。11月5日に19周年、来年20周年を迎えるMEIKOのイメージソングで、第2回プロセカULTIMATE応募楽曲としてリリースされました。
 無茶苦茶にカッコイイ。ハードコアの枠に囚われないアプローチが逞しく、変調も混ぜながら徐々にギアを上げていく緻密に構築された楽曲展開と、輝きを伴う多彩なサウンドが細胞を刺激してきますね。誰も止められない勢いがあるメロディも力強く、そして何より美しいのが好き。


#14『Glass』/ Unprocessed

 ドイツはヴィースバーデン出身のプログレッシヴ・メタル/Djentバンドの新曲。12月1日にリリース予定のニューアルバム『...and everything in between』から先行リリース。
 重心の低い存在感のあるベースが凝ったリズムを奏でる中、艶かしく絡みゆくゴージャスでオリエンタルなメロディの数々がひたすら美しい。アタック感も忘れず、前回の新曲「Thrash」で新しく魅せたブレイクダウンによるブルータルさも対照的に映えていますね。流麗なボーカルワークな見事。


#15『SUPERBLOOM』/ Silent Planet

 アメリカはカリフォルニア州ロサンゼルス出身のプログレッシヴ・メタルコア / クリスチャンメタルコアバンドの5thアルバム。4thアルバム『Iridescent』から2年ぶり。
 ツアー中に遭遇した事故によってVo. Garrettの臨死体験が引き金となった超常現象に対する好奇心から、地球外探査、地球外生命体との遭遇をアルバムコンセプトへと結び付けた1枚。Tr.1のインストから既に不気味で幽玄的なSF世界観が演出され没入感が凄く、先行リリースされたTr.8「Anunnaki」も正にシュメール神話にある巨人の神々アヌンナキからインスピレーションを受けて制作されました。全体的にもスペーシーでアトモスフェリックなサウンドが中心で、興味を惹き立てる魅惑的な憂いを帯びたメロディが印象的でした。もちろん、緩急付けた心地良い浮遊感も健在。先行リリースされたTr.6「Antimatter」、新規曲の中ではTr.10「Nexus」がかなり好きですね、破壊的なカオス具合が堪らんです。


―――以上、10/30~11/5はアルバム2枚、シングル13枚の新曲感想でした。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。その他何かオススメ曲や要望等あれば何でもお気軽にコメントください。また、少しでも良かったと感じていただけたら、スキ♡を押したり(noteアカウントなくても押せます)、シェアしたりしていただけると大変励みになります。フォローも大歓迎です。よろしくお願いします!

※先週の新曲感想はこちらから。

#ライブレポート

【11/2 ヴァイスシュヴァルツ15周年記念ライブ@東京ガーデンシアター】

マジで来て良かった。。。

 キャラクターカードゲーム「ヴァイスシュヴァルツ」の15周年を記念した公演「ヴァイスシュヴァルツ15周年記念ライブ」に行ってきました。出演アーティストの内一番の目的は、ホロライブの"さくらみこ"と"星街すいせい"によるユニットである"miComet"ではありましたが、他のアーティストのも普通に好きなアニソン聴けるチャンス!と思ってました。

 結論、マジで来て良かったですね。小さめのアニソンフェスみたいなモノで、ライブは初めて見るアーティストばかりだし、その上懐かしい好きなアニソンも聴くことができた訳で大満足です。以下セトリ!

【オープニングアクト:シークフェルト音楽学院中等部】
M1 アフレぐ!〜Aufregendes leben〜
M2 Regalia -継承-
【May'n】
M1 Chase the world
M2 graphite/diamond
M3 射手座☆午後九時Don't be late
【Happy Around!】
M4 ぐるぐるDJ TURN!!
M5 ヴァイスシュヴァルツ スペシャルメドレー
(正解はひとつ!じゃない!! ~ ヒャダインのじょーじょーゆーじょー ~ エクストラ・マジック・アワー)
M6 Dig Delight!
【ClariS】
M7 ALIVE
M8 CLICK
M9 ケアレス
M10 コネクト
【いとうかなこ】
M11 スカイクラッドの観測者
M12 Hacking to the Gate
【やなぎなぎ】
M13 Rainy veil
M14 君という神話
M15 Before I Rise
【Morfonica】
M16 誓いのWingbeat
M17 メランコリックララバイ
M18 flame of hope
【miComet】
M19 アニマル
M20 アイドル
M21 シュガーラッシュ
【Liella!】
M22 Jump Into the New World
M23 キラーキューン☆
M24 常夏☆サンシャイン
M25 ビタミンSUMMER!
【鈴木このみ】
M26 This game
M27 Blow out
M28 Redo

 シークフェルト音楽学院中等部は、ミリしらだけどレヴュースタァライト自体は好きなので、そのバイブスを感じられる曲・パフォーマンスだったので普通に楽しめました。

 May'nさんは、「Chase the world」だけ知ってたので良かった~の巻。ダンサー付きで熱量あったし、何より歌ってる時の表情がむっちゃ良かったです。お客さん一人一人をよく見てる。

 Happy Around!もミリしら。でも急にメドレーやり始めて「ヒャダインのじょーじょーゆーじょー」は熱かった。盛り上がったし、DJコンテンツ感少なからず感じましたね。

 ClariSは昔ワンマン行くくらい好き枠。最近の曲と「コネクト」は想定済みで、「CLICK」がありがとうソングよ。懐かしすぎ!で身体がノリを覚えてました。老害と言われようともあの頃のClariSが一番好きです。

 いとうかなこさんは期待通り!!シュタゲ最高!シュタゲは自分が深夜アニメにハマったキッカケの作品なので、想い入れ強いし、「Hacking to the Gate」はアニメ映像付きだったの余計良かった。生歌も綺麗。

 やなぎなぎさん!!ありがとう!!個人的MVPです。Rainy veil→君という神話→Before I Rise は神。グリザイアもKeyも大好きだから。Rainy veil と 君という神話はアニメ映像付きだったのもあり、普通に感謝の泣きでした。なぎさん歌上手いし、やっぱ麻枝准なんだよな…好き…ってなってた。

 Morfonicaは音源だけ聞いた事がある位でしたが、この日唯一の生音アーティストだったから、それだけでテンション上がりました。ヴァイオリン主張激しくて良きでしたね、「誓いのWingbeat」が一番好み。

 miCometは、「アニマル」「アイドル」が意外…っ!普通にホロのオリ曲を想定してたので、歌ってみた動画から披露するとは。でもコレはコレで全然良かったです。2人ともダンス可愛い。そして楽しみにしていた「シュガーラッシュ」!次いつ"現地で"聴けるかわからんし、2人ともノリノリだったのがしっかりオーディエンスまで伝染してました。音源リリースも遂に発表されて大満足です。

 Liella!はミリしら。一緒に来てた友人から、途中で人数増えたグループとは聞いてたけど11人は圧倒されます。あとオタクの熱量が凄くて、愛されてるんだなぁと感じられましたね。「常夏☆サンシャイン」が楽しかった。

 鈴木このみさん!トリは貴女しかいないですわ。生歌初めて聴いたけど、圧巻でした。声の張りあげ、キレ、ロングトーンと只々感服。曲も好きな曲だったし、「This game」懐かしすぎ!!最高!!のオタクになってた。

 以上、最高のライブでした。今はしばらくアニメから離れてVTuberのオタクやってる身ですが、好きなアニソンを聴いてた自分がまだ身体の中にちゃんと居るわ。って実感できて良かったです。ありがとうございました!


【11/3 NEX_FEST 2023 TOKYO@幕張メッセ】

 UKの世界的ロックバンドBring Me The Horizonがキュレートする新フェス"NEX_FEST"に行ってきました。国内外共にメンツ最強だったし、初来日であるI Prevailを見たかったのが一番の目的でもあります。

全部見たかったけどマーカーのだけ見たよ

 11時20分頃に入場。何万規模のデカイフェス自体久々だったので、雰囲気だけで少しテンション上がってましたね。

 トップバッターYOASOBI。もちろんライブ初見。好きな曲もあったし、こーゆー機会で見れたのは大収穫でしたね。「群青」の大合唱がホントに楽しかったのと、AyaseさんMCの気迫が完全にメタルコアのソレで最高でした。夢を叶えた喜びや興奮も伝わってきましたね。ボーカルikuraさんも生歌むっちゃ安定してて綺麗でした。ラスト10曲目で待望の「アイドル」を披露し、今日みたいな現場じゃないと有り得ないだろうピットが出来て、思わずフルモッシュできたのも良い想い出。盛り上がり最高潮で今日が最高の一日になると確信できるほどでした。

 次は花冷え。ライブ初見。以前から名前は知ってて、これを機に軽く予習をしてて楽しみにしていたバンド。全編は見れなかったけど、サブステージの音響は微妙なのに、それでもボーカルの声がクリーン、スクリーム共に良く通ってて凄まじいなと。「- 今年こそギャル〜初夏ver.〜」が聴けて最高だったし、同曲みたいに音楽性もライブ向けなの多かったので、またいつか見れる機会があったらいいなと思います。

 次はお待ちかね、I Prevail。いきなり「Bow Down」だったのブチ上がり案件。あちらこちらでモッシュピットできてるし、やっぱクリーンパート好きすぎて天を仰いだ。曲間ではオーディエンスからの歓声や拍手が鳴りやまない様子にScVo. Ericが嬉しさのあまり目を覆うリアクションなんかも見えて、こちらも嬉しかったです。あとは一番好きな曲「Hurricane」も聴くことができて泣いた。本当にエモーショナルすぎる、この曲。あっという間の50分だったので、また是非日本に来て欲しいです。

 昼休憩後は、YUNGBLUD。一緒に来ていた友人が好きだったので見ました。いやぁフロントマンとして最強でしたね。オーラは勿論、動き多いし、オーディエンス煽りまくるし、歌むっちゃ上手いし、これぞロックスター!って感じのパフォーマンスを永遠にしてて。偶に魅せる笑顔がカワイイのがまたズルいなと。BMTHのVo. Oliが登場して「Happier」も披露してくれたし、知らない曲が殆どだったけど楽しかったです。

 お次はBABYMETAL。昔さいたまスーパーアリーナのワンマンライブ行く位には好きだったので、数年ぶりに見れて嬉しかったです。新体制になってからは初。お決まりの映像が流れてこんなんあったな懐かし~と思いながら、やはり「BABYMETAL DEATH」スタート。からの「ギミチョコ!!」で破滅。気づいたらピットに混ざって騒いでましたね、本当に楽しくて好き。続く「PA PA YA!!」もライブ曲なんで最高でした。中盤は「BxMxC」みたいな変化球も挟みつつ、最後は「メギツネ」⇒「Road of Resistance」でフィニッシュ。無事燃え尽きる事ができて良かったです。淡々と力強く完璧にパフォーマンスを遂行するプロ意識の高さも感じられ、やっぱ日本の誇り。

 サブステージトリを飾るPaleduskは全編は見れなかったのですが、「HAPPY TALK」⇒「BLACK ICE」⇒「WIND BACK」と、大きなステージでもいつも通りのイケイケなパフォーマンスを魅せる彼らが後方からでもよく見えたので嬉しかったです。すっかりワールドクラスになったバンド、また12月に見る機会があるので楽しみです。

 体力も大分限界に来てる中、ラストはBring Me The Horizon。来日経験のある彼らですが、自分は初めて。特大ステージセットからもう凄くて、全面映像でそれをバックにパフォーマンスする姿は圧巻で、オーディエンスとの一体感を生むアトラクション的な演出の数々も面白かったです。それはもうバッチリ目に焼きつけてきました。「Can You Feel My Heart」スタートし、ずっと教会を模したステージだったんですが、「Dear Diary,」でそれがエイリアンによって破壊される演出も凄かった。むっちゃファイヤー。その後、MVをイメージさせる雪原になり「Shadow Moses」!もう神。続けてYUNGBLUDを呼び「Obey」披露したのも熱かったですね、盛り上がりすぎた。15周年記念となったアルバム『Suicide Season』からは「Chelsea Smile」を披露。コレもファンは狂喜乱舞な感じで凄かった。本編ラストは「LosT」で大合唱。自然と笑顔がこぼれる最高の時間でした。
 アンコールはBABYMETALとの「Kingslayer」で再開。バチクソ盛り上がる最強ソング。もしかしたら見るの最初で最後かもしれない景色だし、Oliとベビメタのメンバーがハグしてるのも感動的でした。続きはそれしかない!って感じで「Drown」⇒「Throne」フィニッシュ。「Drown」ではカメラ席最上階にまで登り歌う姿は二度と忘れないだろうし、会場全体が一体になり響き渡った大合唱は本当に多幸感に包まれる最高の時間でした。


 ほぼ1日、マジで使れたけど、ガチで来て良かった最強のフェスでした。自分が生きている内にレジェンド級のバンドのライブを観れた事が何より嬉しかったです。細かいジャンルに囚われないラインナップで、国内外のバランスもよく、今後もコレがベースになっていくと嬉しいなと思います。改めて、本当にありがとうございました!

 では今回はこの辺で。また来週お逢いしましょう!

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