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2022年 ベスト音楽総まとめ(ノベルゲーム部門)

 どうもです。

 2022年の総まとめ的な記事、第8弾。
最終的に「2022年 ベスト音楽総まとめ」記事に反映される「ノベルゲーム部門」です。この部門は年内プレイしたノベルゲーム(ギャルゲ・エロゲ等)の主題歌や挿入歌などから5曲選出。興味が湧いた方、是非作品にまで触れて頂けたら嬉しいです。素晴らしい作品しか紹介してない自信あるので。

 ということで早速、完全主観で選び尽くした5曲を紹介していきます。


#1『桜花千爛』/ 橋本みゆき

 2021年12月24日にPurple softwareより発売された『クナド国記』のOPから。作詞:石川泰作、作編曲:山口たこ。
 プレイしたのは発売日ですが、クリアしたのは今年1月11日だったので選曲。舞台に合った情緒溢れる和風テイストで、美しさと力強さが共存した1曲。楽器の数もかなり多く壮大なスケールのシネマティックな音像の拡がりを魅せてくれます。Aメロのストリングスと、間奏ギタ―ソロ入るの好き。作中では盛り上がる最高の場面で挿入曲としても使用されましたし、アレンジver.には"泣き"を誘われました。サントラは本作に同梱。『クナド国記』全体評価は良くないかもだけど、僕は好きです。


#2『Love Song from the Water』/ 麻枝准×やなぎなぎ

 2月10日にサービスを開始したWFS×Keyが贈るRPG、ヘブバンこと『ヘブンバーンズレッド』にて劇中を彩る全てのボーカル曲を収めたフルアルバム。全曲作詞作曲:麻枝准、編曲:MANYO、歌:やなぎなぎ。
 全曲好きなんで、例外的にアルバムを選びました(許して)。強いて1曲選ぶならTr.2「Burn My Universe」が本作屈指かなと。キャッチーなメロディは勿論、歌詞が堪らないです。麻枝さんには珍しく真っ直ぐで力強い歌詞がてんこ盛りで。ラスサビの"ただ生きるんだ 前を向くんだ それだけが取り柄だから"ってだけで泣ける。他、メインテーマソングのTr.1「Before I Rise」は音の拡がり方が尋常じゃなく、壮大なスケールで紡がれるヘブバンの物語にピッタリだなと改めて思います。圧倒的"泣き"バラードであるTr.11「Light Years」は、「折れない翼」(『Love Song』収録)が原型にあるセルフカバー曲で、麻枝さんに調教されてるオタクだと聴くだけでガチで泣き。そして、Tr.13「White Spell」の完成度は異常。音の配置、重ね方が絶妙すぎる…その音像を貫くなぎさんの歌声もまたヤバすぎです。KSLは頑なにサブスクを解禁しませんが、楽曲のクオリティは申し分ないので、是非多くの人に手に取って欲しいです。


#3『Blue, Summertime Blue.』/ 紫咲ほたる

 2019年3月29日に戯画より発売された『アオナツライン』のEDから。作詞作編曲:えびかれー伯爵、歌:紫咲ほたる。EDは公式動画なかったので、OP「アオナツライン」を貼ってます。是非作品をプレイしてED「Blue, Summertime Blue.」も聴いて欲しい気持ち。あり得ない位の泣き名曲で、作品をプレイしたならきっと好きになると思います。ピアノが紡ぐ切なげなメロディに、ストリングスによる美しさとドラムの力強が装飾されていて、紫咲ほたるの優しい歌声が心の奥まで響き渡る。”いつか忘れてしまうから 未来の前にある 確かな今日を 僕らは歩いて”歌詞の意味も作品をプレイすればきっとそのメッセージ性に気付けるかと。プレイしたのは今年2月で、最後の夏が贈る尊き眩しさに全力を注いだ名作でした。本作を制作されたブランド"戯画"は、2023年3月31日を以て、商品の開発・販売を終了するとの事。この場を借りてお礼申し上げます、本当にありがとうございました。


#4『飢餓と宝玉』/ konore

 2020年2月28日にTOKYOTOONより発売された『マルコと銀河竜』のOPから。作詞:はと、作編曲:斎藤優輝、歌:konore。
 聞けば聞くほど好きになる中毒性が高すぎる1曲。作中でもここぞ!って時に流れてくれて最高でした。想い出蘇ります。プレイしたのは今年3月で、ムービー見てもらえれば分かる通り、カートゥーンアニメーションが作中で使われているのも面白く、ノベルゲームとしては新しいアプローチでこれまた楽しめました。笑って泣いて熱くなってポエんで、時間も忘れて駆け抜ける様にプレイしていた深夜の5時間は本当に幸せな時間で…、はと先生の描く物語がやっぱり好きだなと改めて心の底から思えましたね。


#5『Way to Fly -蒼の彼方へ-』/ KOTOKO

 spriteより2022年5月27日に発売された『蒼の彼方のフォーリズム EXTRA2』の挿入歌から。作詞:RUCCA、作曲:母里治樹(Elements Garden)、編曲:平田悠真(Elements Garden)。対象曲は公式動画なかったので、主題歌「one of a kind」を貼ってます。「蒼の彼方へ-蒼の彼方へ-」の原型は『蒼の彼方のフォーリズム』から存在している「蒼の彼方へ」と云う劇伴音楽。これにKOTOKOさんの歌とアレンジが施されました。元から、ここぞ!という場面で流れてくれた名曲で激アツ展開にはこの曲しかあり得ない程。徐々に上がるテンポに合わせて自分の胸の鼓動が早まる感覚に襲われ、体が自然と熱くなります。希望を感じさせる明るい曲調の中で響くピアノの切なさは涙腺を刺激してきますね。『蒼の彼方のフォーリズム』と云う作品に対して想い出補正があるとは言え、EXTRA2はこれ以上ない物語体験を限界まで高め上げた"最高傑作"で、今年発売された中で最も好きなノベルゲーム1本選ぶなら迷わず自信を持って本作を推します。


ーーー以上、ノベルゲーム部門の5選でした。
ここまでお読みくださってありがとうございました。もしよろしければ以下の記事から他の部門もチェックよろしくお願いします!

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