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【Capital DAO Protocol】AMAとロードマップおさらい

はじめに

Capital DAO Protocolについての私の記事をフォローしていただいている皆様、またオープンチャットの皆様、毎度更新が遅く大変申し訳ありません。
異動で忙しくなったことに加えて、三匹のサンシャイン池崎に翻弄される毎日でなかなか作業ができなかったのですが、いい加減やるやる詐欺になってきているので、ちょっと頑張って最近のプロジェクトの動向についてまとめてみます。

Capital DAO投資家の皆様はご存じかと思いますが、しばらく前にロードマップが更新され、また運営がAMA(ask me anything)を立て続けに開催しました。AMAでは数多くの質問が投稿されており、執筆時点(2022/6/6)時点でプロジェクトのTwitterフォロワーは1.8万人、Telegramの英語チャットは9.7万人と増加し、プロジェクトの認知度は高まってきています。
すべて英語の情報で、なかなかリアルタイムでも後ででも確認するのが億劫かと思いますので、よかったら参考にされてください。

※Capital DAO protocol($CDS)は、リスクの高いいわゆる草コインへの投資です。投資はDYOR(do your own research)のうえ、すべて自己責任でお願いします。
※筆者はCapital DAO protocolに投資し応援しているLINEオープンチャットの副管理人をしたり、運営にもちょっとアクセスしたりしていますが、プロジェクトとは何の関係もない一個人です。オープンチャットへの参加ご希望の方は、TwitterにDMください。


AMA開催!

AMAはひとまず成功?

2022/5/10から5/25にかけて計4回、TelegramとDiscordを使って初めてのAMAが開催されました。それぞれTelegramの違うクリプト情報チャンネル上で、インタビュアーとプロジェクトの運営が質疑応答する形でした(4回目はテキストが見当たらず、音声だったのかもしれません)。

AMA①:5/10 C.I. COMMUNITY  約4万人
AMA②:5/11 Crypto TalkzInfo   約3.4万人
AMA③:5/12 CRYPTO MINERS  約4.9万人
AMA④:5/25 Tomket Lovers   約3.2万人

上記のように結構大きなチャンネルでのAMAで、報酬目当てでしょうが質問も数えきれないくらい投稿されていたので、そこそこ盛況だったのではないでしょうか。

それぞれのAMAでの運営のコメントや質問に対する回答をひとつひとつ和訳しても見にくいだけなので、要約してみました。最近Twitterでアナウンスされた海外のクリプト誌の記事の内容も、少し入れています。


AMA要約

Capital DAO Protocolは、DAOによる分散型ベンチャーキャピタル(VC)という、新しいVCの形を目指した最初のプロジェクトです。従来のVCのビジネスモデルは新しいプロジェクトへの投資によって利益を得るものですが、それはVCからユーザーへの一方通行のコミュニケーションであり、WEB 3.0のスタイルに変化できていません。我々は、VC 2.0を脱却したVC 3.0に移行することに挑戦する最初のプロジェクトです。VC 3.0は、そこにいるすべての人に利益をシェアするためにDAOを利用します。これは、長期的にwin-winの関係です。我々は従来の問題を解決し、またユーザーがIDOされるプロジェクトをより深く理解するためにしかるべき行動を取ります。我々が最もフォーカスすべきミッションはプロジェクトとコミュニティをつなぎ、またコミュニティを育成することです。

我々は2021年の9月に資金調達し、870万$を調達することに成功しました。20%を運営報酬、20%をシステム運営費として差し引いた後の60%(520万$)は投資ファンドに充てました。2022年2月時点で、マルチシグウォレット内に約500ETH、310万USDC、3.9万USDT、0.00029CDS/ETH LPを保有しています。
我々のチームは、5年以上のブロックチェーン分野への投資経験を有しています。クリプトの世界で長く働いているたくさんのエンジニアがおり、WEB 3.0のサービスを提供し安全性を確保するための多くの経験を持っています。Certikに監査を依頼しており、順調に進んでいます。Twitterで、進捗を報告します。
我々はまだ無名のチームですが、プロジェクトを進行するための様々な他のプロジェクトとのコネクションがあります。AMAやその他のイベントにより、フォロワーは急速に増加しています。いくつかの大きな組織と、パートナーシップの話をしています。交渉の後に、もうすぐアナウンスできることをうれしく思っています。WEB 3.0に国境はないため、国際的に展開していきます。また、ETH以外のチェーンにも展開します。

我々は他のIDOプラットフォームを逐一注視していますが、多くのプロジェクトにおいてユーザーが独自トークンの価格下落により苦しんでいるのを目撃しています。インキュベーターは、中長期的にプロジェクトのサポートを行うのが本来です。我々と他のIDOプラットフォームとの違いは、①トークンの保有量や投資条件にのみよらない公平な投資機会を提供すること、②トリプルトークンモデルという革新的なコンセプトを有していること、③DAO workerというWEB 3.0のクラウドソージングを提供することがあります。
これまで多くのIDOプラットフォームではIDO参加のために独自トークンを発行してきましたが、我々はトークンに様々な機能を持たせており、個別の目的のために投資あるいは利用されます。さらに、プロジェクトの利益を$CPDPとして提供するため、ユーザーは他のトークン($CDSと$CPDT)を売る必要がありません。

$CDSと$CPDTは、6年間でアンロックされるよういスケジュールしています。なぜなら、ほとんどのプロジェクトは2-3年ですべてアンロックされることで、高いインフレによりトークン価格を維持できず、消滅しているからです。アンロックスケジュールがゆっくりであることは、トークンのインフレを防ぐことになります。そして、トークン価格はプラットフォームの成長とともに上昇すると考えられます。

DAO workerは、投資家にもプロジェクトにも大きな利点です。Capital DAOは単なるローンチパッドプラットフォームではなく、プロジェクトの初期から長期的に健全な成長を助ける仕組みを提供します。Capital DAOはコミュニティ主導の組織であり、多くのKOL(インフルエンサー、エンジニア、ビジネスデベロッパー、デザイナー、マーケターなど)を有しています。我々はプロジェクトとKOLを結びつけることによって、プロジェクトの成長とマーケティング、またユーザーの成功を助けます。我々のゴールは、DAOにより投資するプロジェクトを選別する、分散化された投資プラットフォームとなることです。
十分なP2Pのコミュニケーションを可能にするためには、彼らは個別に必要なコミュニケーションを取るでしょう。しかし、報酬を配布するときに不払いや契約の不履行が起こり得ます。DAO workerのプラットフォームは、安全性と透明な交換を行うためのスマートコントラクトで管理された預かり所として設計されています。

またVIPパスのようなNFTを発行する予定であり、NFTの保有で優先してIDOトークンを購入できます。

いかがでしょうか。
主にまだこのプロジェクトを知らない人に向けた内容ですが、かねてから運営が強調している理念・目的を明確に繰り返し発信しています。
まだ具体性や実績がないことからAMA後に$CDSが買われているということはほとんどなさそうですが、VCやIDOの在り方に疑問があったり実際に損失を被った人は多いはずで、以前よりプロジェクトの認知はされてきているので、今後に期待したいところです。

あと最近のアナウンスで印象的なのは、DAO workerをめっちゃ推してるなーということです。
DAO workerは最初のホワイトペーパーにはなく、その後の検討で出てきたアイデアということだったはずですが、おそらくこのプロジェクトの核になっている要素です。以前私もクラウドソージング3.0と表現しましたが、こういうプロジェクトもいまのところ聞いたことがなく、始まれば結構注目されるんじゃないかと思います。DAO workerについても過去にまとめていますので、参照ください。


最新ロードマップ

だいぶ前にはなりますが、ロードマップが更新されていますのでおさらいします。

ロードマップ概要

Q2 2022(4-6月)
・Capital DAO Starterベータ版のローンチ。
・V2イールドファーミングのローンチ。
・プラットフォーム最初の資金調達として、$CPDTのIDO。
・V3イールドファーミングのローンチ。

Q3 2022(7-9月)
・最初のマルチチェーン対応として、Astar networkに展開。
・シードセールプログラムのローンチ。

Q4 2022(10-12月)
・DAOの全機能のローンチ。
・V4イールドファーミングのローンチ。
・次のマルチチェーン対応として、BNBおよびSolanaチェーンに展開。
・DAO workerのローンチ。


今後の流れについて

残念ながら、$CDSのV2 poolオープンと$CPDTのIDOは4-5月中には実現しませんでしたので、6月中がリミットとなっています。最近になってDiscordでは運営からの発信や質疑応答が機能しているので、遅れについて運営に直接問い合わせてみましたが、「Twitterで報告するから待っといてちょ!」とのことでした・・・。
ステーキングプールのオープンやIDOだけなら技術的な問題はさほどないのではと考えられるので、何らか他の要因かと予想しますが、このままだと多分まだまだ遅れそうなので、そのつもりで待っておきます。

運営に質問してみた

関連して、以前運営に質問した際に得られた情報を共有します。

まず、V2 poolはIDOごとに開かれるわけではなく、最初の$CPDTを含めその後すべてのIDO割り当てに関係するそうです。
IDO参加はほかにもVIP NFT保有やKOLとして活動することなどで可能ですが、私はそれらの枠の獲得が難しいと思っているので、V2 poolにCDS/ETH LPをファーミングする予定です。実はガス代ケチって最新配布分の$CDSはclaimせずに放置しており、ちょうどETHの下落傾向が続いているので、V2 poolオープンのタイミングで$ETHを購入してLPを作るつもりです。その後両方のトークン価格が上昇してくれればBESTですね!


あとAstar networkを最初のチェーンに選んだ理由を質問したところ、
①人気が出てきていること。
②ガス代が安いこと。
③EVM(イーサリアム・ヴァーチャル・マシン)とWASM(ウェブ・アッセンブリー)のX-VM(クロスヴァーチャルマシン)を採用していること。
④Polkadotエコシステムに加わっており、XCM(クロスチェーンメッセージング)が使われること。
⑤dAppステーキングを通じて、プロトコルからの利益を得られること。

との、結構専門的にしっかりした回答が返ってきました。

私もエンジニアではないので詳細はわからないのですが、③~⑤については下記のように理解しています。

「イーサリアムとの互換性があるのはマストだけど、AstarはWASMって言語も使えるから、プロダクトを作りやすいんだよね。あとPolkadotエコシステムはインターオペラビリティ(相互運用性)がハンパねーから、Acalaとかそのへんのチェーンにも展開できるし、うちのプロダクトをAstar上に作るときにdAppステーキングかましとけばチェーンとコミュニティからお小遣いももらえるし、一石四鳥っしょ!」

個人的には、やはりガス代の関係でV2 poolからAstar上でやってくれと思っています。実際、本当にこういう準備でもってローンチが遅れているのかもしれません。


今後の戦略

$CDSの価格は低空飛行し、$CPDTのIDOが遅れていることで不満・不安に思っている方も多い印象ですが、相場全体の地合いが悪い中ですし、またもともと超長期目線のプロジェクトですので、私は今後の情報を追いつつholdの方針で考えています。
前述のとおり$ETH価格も下落が続いているので、資金がありさえすれば新規で$ETHを購入し、$CDSとLPを組むのが一番良いと思います。V1 poolに入れて$CPDTを掘るもよし、V2 poolに入れて$CDSを掘りつつIDO参加枠を狙うもよしです。

前回の記事にも書きましたが、今後ユーザー側のKYCも導入される可能性があり、そうなるとMetamaskと何らかのユーザー情報が紐づくことが考えられます。また超長期目線でありながら、いろんな新規(ハイリスク)プロジェクトにアクセスしていくことになるため、普段使いや他の本命トークンを運用しているMetamaskとは分けておいた方が無難かと思っています。
私も、ほぼCapital DAO専用のBraveアカウントとMetamaskを用意し、ガス代はかかりますがそちらに$CDSやLPトークンを移していく予定です。新しいBraveアカウントの作り方は、前回記事にまとめています。

また、ETHチェーンからAstar networkに移行していくことがほぼ決定しているようなので、Astar networkを使ったことがない人は、Youtubeなどを参考に、いまのうちに使えるようにしておいてください。


おわりに

以上、最近のAMAやアナウンスについてのまとめになります。
作りこまれているというか、結構わかりにく内容が多いと思いますので、トークンの詳細やDAO workerについてなど、ぜひ過去の記事も参照してください。

今後も進捗のたびに不定期で記事をアップしていきます。大きな動きのときにはなるべく早くとりかかるつもりではありますが、本職ではないためある程度ご容赦ください。
私が副管理人をさせていただいているCapital DAO専用のLINEオプチャでは、情報交換だけでなく、親切な中~上級者の方が初級者の質問にも対応してくださっているので、参加ご希望の方はTwitterでDMをいただければ招待します(あくまで、本プロジェクト専用の場です)。


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過去記事


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