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ドリルなんて誰も欲しくない

人はなぜモノを買うのでしょうか?

・ネットで見てたら欲しくなった
・お店で見てたら欲しくなった
・知り合いに勧められたから
・良いレビューがたくさん書いてあったから
・あったら便利かなと思った
・自分の状況にピッタリ当てはまったから
・ストレス発散でw

などなど何かしら理由がありますよね。

いろんな理由があって人間はモノを買うわけですが、すべてに共通していることがあります。

それは、『購入後の結果(変化)を買っている』ということ。
※この結果のことをベネフィットと言います。


例えば、新しい炊飯器を買う人はこんなことを期待しているでしょう。

・今よりも美味しいお米が食べたい
・超早炊き機能でもっと時短したい
・子供が大きくなってきたから大きな炊飯器でたくさん食べさせたい
・米粒がへばりつかない炊飯器で洗い物を楽にしたい
・電気代が安い炊飯器で節約したい

つまり、正しくは炊飯器が欲しくて買っているのではなく、炊飯器を買った後に得られる結果や変化や感情を買っています。

これはどんな商品にも同じことが言えます。


コピー業界では有名な言葉で「ドリルを売るな、穴を売れ」というのがあります。
誰もドリルが欲しいのではなく、ドリルを使ってあけた穴が欲しいのです。

モノを売る側の人間は自分が気に入ってる商品を売っていることがほとんどなので、「本当に良い商品なんです!」という風に商品推しになりがちです。

クラウドファンディングでも同じです。
モノを売るのではなく、使った先にある結果を示す必要があります。


商品を使った結果、どんな変化をもたらすのか?
ターゲットによってベネフィットの内容は変わってきますが、モノを売るときはここをしっかり考えましょう!

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