クラウドクレジット・マンスリーレポート2020年10月号
『クラウドクレジット・マンスリーレポート』通算16号目の発行となります。今月の償還のご報告をはじめ、投資家の皆様が気にされているトピックを中心にお伝えしていきます。
今月の特集は、分散投資の徹底とオルタナティブ運用です。コロナ禍にあって、投資に対する不安を感じやすい時期かと存じます。そこで本特集では、当社ファンドの信用リスク分散効果(2020年6月末時点)を一例として、いま一度、分散投資の重要性をお伝えいたします。また、それとともに、当社サービスを活用いただいているお客様がオルタナティブ運用をどういったかたちで実践されているか、ご紹介していきます。
1. 今月の償還のご報告
今月(2020年10月)に償還を迎えたファンドの運用実績は以下のとおりでございます。
上表のとおり、今月償還を迎えた当社ファンド19本のうち、10本は円建てで利益となりました。一方で、貸付通貨の対円レートの円高進行を主たる要因として、9本が円建てで損失を生じる結果となりました。
なお、2020年10月6日付で、当社運用部執筆の新興国市場レポートを発行しておりますので、ぜひご参照ください。
当社は以前から投資家の皆様に通貨分散や投資実行時期の分散といった「分散投資の徹底(※1)」をおすすめしております。
今月償還を迎えた当社ファンド19本に均等分散(たとえば、ご資金19万円を当社ファンドの最低投資金額である1万円ずつ19本のファンドにご出資)いただいた場合、実現利回りは円建てで1.5%(年率、税引前)でございました。
※1 「分散投資の徹底」につきまして、詳しくは以下もあわせてご参照ください。
また、当社では、投資家の皆様に分散投資をより身近に感じていただくため、「ファンドパッケージ機能(※2)」を提供しております。おかげさまで既に多くの皆様に活用いただいておりますが、まだの方はぜひ活用のご検討をいただければ幸いです。
※2 「ファンドパッケージ機能」につきまして、詳しくは以下をご覧ください。
2. 今月の特集:分散投資の徹底とオルタナティブ運用
(1)分散投資の徹底
ここでは、当社ファンドのリスクのうち、投資家の皆様の多くが気にされている信用リスクに焦点を当て、過去の実績値を公表することで、当社ファンドにおける信用リスク分散効果の実際をお伝えしております。
これによって、「分散投資の徹底」を図ることが、リスク資産への投資を行ううえでいかに重要か、いま一度ご確認いただければ幸いです。
(2)オルタナティブ運用
ここでは、当社サービスを活用いただいているお客様が、コロナ禍の最中にあって、オルタナティブ運用をどういったかたちで実践されているか、ご紹介しております。
このご紹介にあたって、2020年8月実施のアンケートにご協力いただいた皆様には、改めて厚く御礼申し上げます。引き続きご愛顧のほど何卒よろしくお願いいたします。
3. 社会的インパクト投資レポート発行済み一覧
2018年6月18日、当社は「社会的インパクト投資宣言(※3)」を発表しました。社会的インパクト投資とは、貧困層支援や教育問題など社会的課題の解決に取り組む企業や領域に投資し、経済的なリターンと社会的なリターンの両立を実現する投資手法を指します。この社会的インパクト投資レポートでは当社の各ファンドシリーズが具体的にどのような社会的リターンを実現するかについて定量的かつ定性的にお伝えしてまいります。
※3 当社の社会的インパクト投資に対する考え方についてはこちら( https://crowdcredit.jp/about/social-investment )もあわせてご参照ください。
2020年10月30日現在、当社の「社会的インパクト投資レポート」の発行一覧は以下のとりです。
各レポートの詳細は以下よりご覧ください。
4. 貸付先匿名化解除の状況報告
当社は2019年7月19日を皮切りに「当社の貸付先匿名化解除に関わる情報公開の方針(※4)」に基づき、既存および新規ファンドの実質的な貸付先企業(海外の資金需要者)の実名を含む基本情報を公開してまいりました。
※4 詳しくは「当社の貸付先匿名化解除に関わる情報公開の方針につきまして」( https://crowdcredit.jp/info/detail/302 )をご参照ください。
2020年10月30日現在の開示状況は以下のとおりです。
なお、上記各ファンドの実質的な貸付先企業(海外の資金需要者)の直近の財務情報等につきましては、ファンド一覧( https://crowdcredit.jp/fund/ )の中からご覧になりたいファンド名をクリックいただいた上で「貸付先情報」の欄にてご確認ください。
5. 今後のイベント情報
【オンライン講座】<初心者向け>クラウドクレジットの歩き方
クラウドクレジット単独では初となるオンライン講座、満を持して開催
本講座では、「クラウドクレジットってどういう会社なの?」、「どんなファンドやサービスを扱っているの?」、「クラウドクレジットのファンドはどのように投資したらいいの?」といったクラウドクレジット初心者の方の疑問を解消いたします。
参加者の皆様から随時お受付する質問に講師がお答えする、オンライン講座ならではの双方向でお楽しみいただける場です。
ぜひ気軽にお申し込みいただければ幸いです。
▽講座詳細・お申し込みはこちら
https://platform.crowdcredit.jp/seminar/info/102
◇講座名
【オンライン講座】<初心者向け>クラウドクレジットの歩き方
◇日時・開催方法
日時:2020年11月18日(水)19時00分~20時00分(60分間/受付開始18時55分)
開催方法:Zoomを用いたオンライン配信(当日の視聴URLは参加申し込みいただいた皆様に後日Peatix上のメールにてご案内いたします)
◇定員等
定員:100名(事前登録制・先着順)
参加費:無料
◇タイムスケジュール
19時00分~19時05分 開会の挨拶・スピーカー紹介
19時05分~19時15分 第1部:会社としてのクラウドクレジット
19時15分~19時35分 第2部:ファンド、サービスとしてのクラウドクレジット
19時35分~20時00分 第3部:Q&Aセッション
※ 第3部では、Zoomのチャット機能等を活用し、参加者の皆様からご質問を募ります。
◇スピーカー略歴
<第1部および第3部スピーカー>
坂本 隆宣
クラウドクレジット株式会社取締役CFO
早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、大和証券SMBCに入社し、主にクロスボーダーM&Aアドバイザリー業務に従事。ドイツ証券でのキャリアを経て、Greenhill Japanにて日本法人立ち上げに携わり、主にクロスボーダーM&Aアドバイザリー業務に従事。実家にて農業に従事した後、三菱UFJリサーチ&コンサルティングに入社し、財務アドバイザリー業務(M&Aアドバイザリー、各種資本政策・組織再編のコンサルティング)を立ち上げ。クラウドクレジットでは取締役CFO(財務部長)および経営企画部長を兼任。
<第2部および第3部スピーカー>
持田 智裕
クラウドクレジット株式会社商品部マネージャー
東京大学経済学部金融学科卒業。第一生命保険にて外国債券、新興国ソブリン債の信用リスク分析を担当。同社在職中には政府系金融機関に出向し、アジア地域のプロジェクトファイナンス案件の審査等にも従事。その後経営コンサルティング会社を経て、クラウドクレジットに入社し、商品部マネージャーとして海外資金需要者との折衝や企業審査などのファンド組成業務を実施。
※ 本講座では、ファンド商品等の勧誘を行うことがございます。
▽講座詳細・お申し込みはこちら
https://platform.crowdcredit.jp/seminar/info/102
◇ファンドの手数料およびリスクについて
ご出資いただく際の販売手数料はいただいておりません。
なお、出資に対して、年率換算で最大4.0%の運用手数料を運用開始時に(または運用開始時および2年度目以降毎年度に)いただきます。
また為替手数料その他の費用をご負担いただく場合があります。
為替相場の変動、国の政治的・経済的なカントリーリスクや債務者の債務不履行等により、元本に欠損が生じるおそれがあります。
ファンドごとに、手数料等およびリスク内容や性質が異なります。
詳しくは、匿名組合契約書や契約締結前交付書面等をよくお読みください。
クラウドクレジット株式会社
第二種金融商品取引業:関東財務局長(金商)第2809号
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