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読書/観劇記録

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観劇した舞台の感想や参考文献等の読書リスト
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記事一覧

カブフェス2024 観劇記録

崖の端の絶望から蘇りし青木です。 もはや自分の中で年1の楽しみになっているカブフェスへ行ってきました。ことしも…!!いけたよ…!!!! ●カブフェスって?…四国に拠点をもつ株式劇団マエカブさんが主宰となり開催している演劇祭。 6つの部屋で様々な劇団がタイムテーブルにそって公演があり、入場料(+おひねり制度)で一日いくつもの劇団の公演が目の前で思う存分見放題。今年の告知の中に『演劇版モンスターバッシュ』という表現があり、わかりみがふかかったです。本当にそれ。 ●観劇リスト

読書記録 「グッドバイ・マイ…」編

こんにちは、青木です。 今回は前から夏の終わりに読みなおしたかった作品の読書記録です。 記憶を頼りにネットで覚えている単語や場面を入れまくって見つけました。あらすじや登場人物から、記憶にあったものと間違いないです。 タイトルは「グッドバイ・マイ…」、小野川洲雄(おのがわくにお)さんの作品です。こちらは『中学生演劇脚本集8巻』(1985年、日本演劇教育連盟、晩成書房)に収録されていたものを今回取り上げます。 そうです、中学演劇です。 高校演劇は有名どころだと「夏芙蓉」「

一人反省会みたいなやつ

こんにちは、狂気の劇団もどきの人こと青木です。 10月にいくつか劇作系に関わるイベントに参加し、先日参加したイベントのあとに一人で黙々とバス停で考えたことを書き残しておこうと思いました。(その場に出た具体的なアイデアはその人のものだと思っているので、話題にでた漠然としたテーマに対して好き勝手考えた覚書として) ●岡山でお芝居をするハードルボクは選ばなければ間口は広いが、やりたいことが明確になっていくほどめっちゃ高いイメージがあるなぁと駅で考えておりました。 学生時代に学

読書記録(からすまみれ)編

最近、カロリーメイトが「バランス栄養食」だと知った青木です。…そうだよね…か、完全だったら…もっと高いよね…(動揺) 今回は、カラスが出てくる話を中心とした読書記録です。春だし、あてどなしの座長はカラスなんで、たまにはいいよね。 ※これら以外にもカラスが題材の書籍はたくさんありますが、今回は【作り話(小説や漫画、童話など)のみ】に絞ってます。最初、写真集も入れたかったのですが書いていたら青木がカラスの肩を持ちすぎていたので、あくまで、物語の中のカラスにしぼりました。いつか

出張あてどなし (文芸小学校レポ)

こんばんは、青木です。 1週間前に急遽連絡を頂き、おかやま文学フェスティバル「文芸小学校」の「劇作家と廃教室」(NPO法人アートファーム)にて作品展示と物販を行いました。改めまして、本日たくさんの方にお立ち寄り頂きまことにありがとうございます<(_ _)> 今回は、記録として【物販・展示】の情報と参加にあたりこういう思いがありましたという【あとがき】を載せています。 【物販・展示】(こんなものがありました) ①100円台本…MUJIBOOKの文鳥文庫や、ハルキ文庫の2

フェスに行った話

無事、食いぶち見つかったら、ぼかあ、今度は観たいものは全部観るんだ…。青木です。 数少ない劇作のWSがあると聞いて、「小さい劇作家フェス」に行ってきました。 3部構成だったのですが、劇作が出来る3部のみ参加してきました。 本当はどれも興味がありすべて参加したかったのですが、1月から3月にかけて地元・近県で公演ラッシュのためすべて参加すると確実に財布が死にそうで…。食い扶持を見つけたら…今度はささやかな豪遊するんだ…。 3部概要としては、『侘しい星 寂しい星』という戯曲

出張あてどなし(おかやまZINEスタジアムレポ)

2月がそろそろ終わるってよ、早すぎるよ。青木です。 今年はおかやまZINEスタジアムにて、文藝孔雀(NPO法人アートファーム)さんのところで台本委託販売のお誘いを頂き、参加させて頂きました。 ●前回(去年)はこちら 〇今回だしたもの 2022年に投稿した『告解室』の加筆修正リメイク版を作りました。 前回、静かに人気だった100円台本復活させようかなとも考えていたのですが、今回は委託販売であることや限られたスペース内での販売が必要だったので【コンパクトに、でもインパク

読書記録(善か悪か編)

最近の主食はカロリーメイト(バニラ味とメープル味)、青木です。 あれ、完全栄養食だからさ。健康健康。せーふせーふ。 1月2月が気付いたらいなくなり、そのうち3月もあっという間にさりそうので、「告解室」をもさもさ書いていた時に「あれ読みなおしたいなあ…」と思った本たちをつめこんだ読書記録です。 『昔話法廷』(NHK Eテレ「昔話法廷」編、株式会社金の星社) NHKの教育番組として放送された番組の書籍です。 いつの日だったかテレビで赤ずきんの回を見て、妙に覚えていた作品。

#観劇記録「僕の右手に君の手を」

今年がはじまってもう1か月が過ぎるってよ、青木です。 本日、EN劇集団さんたばっぐさんの「僕の右手に君の手を」を観劇に行きました。昨年のハレノワガチ演劇祭の時に聞いて、これはいかねばと思い…。 〇感想 三田尚人シリーズもといこの作品も初見だったのですが 様々な「ま?え、ま??」がたくさん詰め込まれた公演でした。 ボクね、白状するとチラシとタイトル、あらすじからね、完全に「ハートフルな心温まるきれいな作品」だと勝手に思って見に行ったんです。 (いい意味で)だまされた!

カブフェス2023 観劇記録

こんにちは。今年も「迷ったら推せるときに推せ」で決めている青木です。 今年も日程を空けることが出来たので、カブフェスに行ってきました。 〇カブフェスとは…四国に拠点をもつ株式劇団マエカブさんが主宰となり開催している演劇祭。 6つの部屋で様々な劇団がタイムテーブルにそって公演があり、入場料(+おひねり制度)で一日いくつもの劇団の公演が見放題。芝居好きにはたまらないお祭りです。 ※ちなみに去年はこんな感じ… ●観劇リスト(感想のような覚書)①劇団ヒロシ軍『コントやるべきか

#観劇記録 「ペインロード」編

7月にみていて記録を残していなかった感想第二弾です。 ジャンル開拓を考えていた時期に情報を漁っていたら、ラジオで宣伝をやっていたので観に行きました。 (感想) あとは実体験をもとにして書かれているので、ただ「痛い/苦しい」という表現でなく、「痛風のひどい版」「日によって痛む場所が異なる」等、聞いていて日常生活にその症状があって、それでどんな世界が見えているかが線維筋痛症を罹患している登場人物のセリフからひしひしと伝わる内容でした。 (↓補足) 青木はチーム響きさんの

#観劇記録 「セルリオネの空」編

こんにちは、人間は暑さだけでなく湿度でもやられることを身に染みて感じる青木です。7月中に観たお芝居の記録を残そうと思います。 〇あらすじ 〇感想とか 公演時間が1時間か1時間半ぐらいだろうと思って行ったら15分の休憩をはさんだ2幕構成(2時間はたしかあったはず)という大ボリュームな公演で長編の冒険小説や映画をみたような感覚になりました。 ラストの場面で、照明を使った演出がこれは演劇だからこそできる体験(表現?)で「あ、いいなあ」と思いました。なおかつ、ポスターの「舞台

#観劇記録「曖昧の合間にある今/33」

こんばんは、青木です。 本日、EN劇集団さんたばっぐの「曖昧の合間にある今/33」を観劇に行きました。 ●発見 13年前に見ていました。 チラシを頂いた時に、「このタイトル作品…どこかで…」と思ったものの思い出せず。今回の配布パンフに初期の公演情報があったのでそれを手がかりに家に帰って保管している観劇した数多の劇団さんの各公演パンフやチラシ群を探したら出てきました。見つけた瞬間、「あああああああ!!いたあああ!!」と思わず声がでたのはここだけのお話です。 パンフを見

♯6読書記録 (ゆるく読める本(?)編)

こんにちは、初夏のような5月に早くも夏バテになりつつある青木です。 5月以降は予定を決めていなかったのですが、よくよく考えたら前回の「404」は過密気味に作ったので青木が頭を真っ白にしたく、創作のネタ探しと息抜きで読んだ本の読書記録を残そうと思いました。 ○『にっぽんスズメ楽園』(ジャンル:スズメの写真集) (2018年6月、中野さとる著、株式会社カンゼン) 楽園と書いて「パラダイス」と読む、スズメオンリーの写真集。 個性と癒しで出来ていた。スズメがかわいい。すべてがそ