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東京23区の現代名建築を訪れてみた②

前回東京23区にある現代の名建築を訪れてみた記事を作成してみました。

今回はその第2段になります。
建築を学び始める人も学び始めた人も、建築が好きな人にも参考になる作品をまとめてみました。

8.中央区

中央区といえば日本橋・銀座・築地など世界的にも有名な都市があります。

日本橋にはコレド室町という建築があります。

江戸時代の風景を現代風に表現したデザインはまさに世界に誇れるものとなっています。

コレド室町
〒103-0022
東京都中央区日本橋室町2丁目2-1

銀座には多くの名建築が建っています。
歩いているだけで建築という作品を楽しめる美術館のようです。

銀座メゾン・エルメス

銀座メゾン・エルメス
〒104-0061
東京都中央区銀座5丁目4-1

銀座シックスは銀座の中心に建つ建築で建物の真ん中には車道が貫いています。裏側にはテラススペースがあって気持ちよさそうな空間になっています。

GINZAシックス
テラススペース

銀座シックス
〒104-0061
東京都中央区銀座6丁目10-1

青木淳さんや坂茂さん、巨匠の丹下健三氏など国内外問わず有名建築家の方々が設計した建築を見られるところが面白いですね!

新聞・静岡放送東京支社ビル
ルイ・ヴィトン 銀座並木通り店
ニコラス・G・ハイエック センター

まさに銀座は歩いているだけで建築というアートを見学できる美術館のようです。

中央区新富には本のもり・ちゅうおうという図書館が新しくつくられました。

本のもり・ちゅうおう

でこぼこした外観が印象的で、ガラス張りの階段空間が各フロアを立体的につないでくれています。

屋上はテラスになっていて、都会の景色を楽しむことができます。

本の森ちゅうおう
〒104-0041
東京都中央区新富1丁目13番14号

築地には築地本願寺という建築があります。

9.北区

北区立中央図書館は元々東京砲兵工廠があった場所につくられた図書館です。

北区立中央図書館

レンガ倉庫をリノベーションして建築されました。

かつてのレンガ倉庫の姿を感じながら過ごせる開放感満載のカフェはとても素敵な空間です。

カフェ内部

北区立中央図書館
〒114-0033
東京都北区十条台1丁目2-5

赤羽台には巨大な団地があります。その名もヌーヴェル赤羽台。

廊下を少し膨らませて住民同士が話せるようなスペースを設けてみたり吹抜けのスペースなど、ところどころに建築家的なアイディアが見られます。

10.板橋区

板橋区立図書館は板橋区に新しくつくられた図書館です。

板橋区立中央図書館

公園に面していることもありとても入りやすい建築です。

カフェも併設されているところが嬉しいところ。
最近の図書館にはカフェがよく併設されているので嬉しいですね^_^

板橋区立中央図書館
〒174-0071
東京都板橋区常盤台4丁目3-1

大東文化大学板橋キャンパス

大東文化大学板橋キャンパスは近未来的な姿をした大学キャンパスの校舎です。

半外部空間が随所に盛り込まれていて環境にやさしい建築となっています。

校舎の廊下

裏方になりがちな階段も建物正面に設けることで移動する姿がアクセントになるところも面白いです。

大東文化大学板橋キャンパス
〒175-0082
東京都板橋区高島平1丁目9-1

11.豊島区

豊島区役所は建築家の山本理顕さんが設計された建築で、立体的なテラスが設けられているところが特徴です。

豊島区役所


高層ビルだとなかなか窓が開けられないなどの特徴があるのですが、このビルはテラスに面しているので、窓を開けてもそれほど違和感を感じないのが不思議です。

豊島区役所
〒171-8422
東京都豊島区南池袋2丁目45-1

東京芸術劇場

東京芸術劇場はとても大きなホール空間が印象的で、そこにかけられた長いエスカレーターを登るときはとても気持ちが高揚したのを覚えています。

巨大エスカレーター

最初に乗ったときは高すぎて少し恐怖すら感じていました。

この吹抜け空間は当時は半外部空間でしたが、今では入口に扉が設置されていて内部空間化しています。

東京芸術劇場
〒171-0021
東京都豊島区西池袋1丁目8-1

そういえばこちらの名建築もあります。

自由学園明日館は巨匠フランク・ロイド・ライト氏の設計で、弟子の遠藤新氏が引き継いで設計した木造の校舎建築です。

ライトの特徴であるプレーリーハウスのスタイルを持っています。

自由学園明日館
〒171-0021
東京都豊島区西池袋2丁目31-3

12.文京区

東京大学情報学環福武ホールは東京大学本郷キャンパス内につくられた安藤忠雄さん設計の建築です。

東京大学情報学環福武ホール

建物が高くならないように地下に埋めてつくられています。

建物前に大きなドライエリアを設けることで地下でも明るい空間となっています。

ドライエリア

東京大学情報学環福武ホール
〒113-0033
東京都文京区本郷7丁目3-1

森鴎外記念館は森鴎外が半生を過ごした千駄木の旧居「観潮楼」の跡地につくられました。

森鴎外記念館

要塞のような姿をしていますが、敷地内には庭が設けられていて、庭の景色を眺めながらコーヒーを楽しめるカフェが併設されています。

カフェ

森鴎外記念館
〒113-0022
東京都文京区千駄木1丁目23-4

東洋文庫は本駒込にあり、東洋について学ぶことができる美術館です。

東洋文庫ミュージアム

美術館本館もインパクトのある空間ですが、レストランと本館の間には中庭があるので、中庭の景色を眺めながら食事を楽しむことができます。

モリソン書庫

東洋文庫ミュージアム
〒113-0021
東京都文京区本駒込2丁目28-21

センチュリータワーはノーマン・フォスター設計のビルです。

センチュリータワー

日本ではみられない先鋭的なデザインが印象的でその姿は度肝を抜かれます。

しばらく見ていても飽きないカッコよさが漂っています。

センチュリータワー
〒113-0033
東京都文京区本郷2丁目1-1

今回はここまでです。
次回は新宿区や渋谷区などの現代名建築を紹介したいと思います。

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