温故知新(28)エーゲ文明 カノープス アルゴナウタイ 奴国 龍宮 ケルト 縄文
エーゲ海では、青銅器時代に高い文明が発達していて、ミロス島の黒曜石の産出とそれにともなった海上交通の発達がエーゲ文明の基礎になったとされ、黒曜石を採取していた縄文文化と類似しています1)。ミロス島は、アレクサンドリアとデルポイ(デルフィ Delphi)のアポロン神殿を結ぶラインや、アテネのパルテノン神殿とクレタ島のクノッソス神殿を結ぶライン上にあります(図1)。ミロス島は、ミロのヴィーナス(ルーブル美術館所蔵)が発見されたことで有名ですが、他にもギリシア神アスクレーピオス像