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『デザインて何ですか?』 サハンジ手帳


理解できない印象深いと思われるモノやコトの見た時

なんとなく頭良さそうに見えるよう、よく使われるワードの代表格

『アート』・『コンサル』・『マーケティング』・『ブランディング』

その中に『デザイン』も確実と言っていいほど入っていますよね(笑)

なんとなく使われる言葉だけど、このカタカナなんやねん!?

ってなりますよね。

この『サハンジ手帳』ではなるだけ、これらのふわふわと使われているワードをわかりやすくエッセイっぽくして

皆様にお伝えできればと思います。




デザインって何?

まず『デザインって何?』って話ですよね

何か『アート・芸術』とかっていう言葉がすぐに浮かんでくるのではないかと思います。

しかし、デザインっていうのは『アート』などのオンリーワンなアーティストになるような活動とは違います。

デザインとはなんでしょうか?

こう考えると一番簡単なのではないかと思います。

デザインって何?

デザインは
伝えたい相手にとって

『使いやすい』『興味をそそる』『伝えたい相手にとって美しい』
などの目的や狙いを実現する方法だと思います。

デザイン(design)という言葉の語源から確認してみましょうか。

デザインの語源

デザイン(design)の語源はラテン語のdesignareです。

designareは“計画を記号に表す”という意味でして

これをもっと簡単にイメージしやすいような説明に変えると

『目的達成のためにモノゴトの提案や計画を行い、それらを様々媒体を用いて相手に伝わる表現を行う』

と言えるのではないでしょうか?


その目的を達成するための媒体として

WEBを使うのか?
工業製品を使うのか?
動画を使うのか?
チラシを使うのか?

様々な方法がたくさんあると思いますが

デザインは何かしらの目的に対し『うまく伝える方法を創意工夫すること』という認識が正しいと思います。


アートとデザインの違いは?

じゃあ『アートってなんなのさ?』
ってなるじゃないですか?(笑)

デザイン『他人』の伝えたいことを『その人が伝えたい相手』に伝わるためにどうするかを創意工夫しますが

アート『自分』の意思を伝えるために何か活動をしたり、創意工夫をしたりすることです。


アートというと絵画を思い浮かべてしまうので、アーティストで考えてみた方がいいかもしれません。

わかりやすい例をお出ししますと

ミュージシャンもアーティストですよね。

しかしミュージシャンの多くは別に誰に頼まれたわけでもなく音楽を作ってますよね。

誰に向けて活動を行っているわけではなく
『自分の作ったこの曲良くない!?』みたいな感じで発信しています。

そしてその曲が良いと思った人は『ファン』になっていき、その人はオンリーワンの表現方法を確立しアーティストになる。

この活動を『アート』と認識すると少し理解しやすいのではないでしょうか?

以下の図でアートとデザインを図にしてみました。

アートとデザインの図解

デザインがアートと区別しにくいのは

デザインは目的を様々な媒体によって解決する手法なので

音楽やイラストなどの制作しているところだけ切り取れば『アート』と大して変わらない認識になってしまうからです。
なので

アートは自分の意思を表現して惹きつける

デザインは他人のコトモノをその人が伝えたい相手に、上手く伝える手段

だと考えていただくのはいかがでしょうか?


上手く伝わるために

なのでデザインに必要なことは『上手く伝わる』ことだと思います。

何を伝えたいのか?
誰に伝えたいのか?
どうしたら一番伝わるか?

相手のことを一番に考えた上で、サービスや商品をうまく伝え

いつの間にか、その人の日常に溶け込み

日常を豊かにする

それがデザインだと思います。



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サハンジデザインでは『伝わるデザイン』をモットーに、フィジカル・デジタルどちらの領域のデザインも制作することが可能です。

リアル・デジタルどちらの世界でも『伝わるデザイン』をサポートします。

媒体を作った後の『継続的に伝える』ための伴走サポートもご用意していますので、伝え方にお困りの方はお気軽にご連絡くださいませ。

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