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少年野球時代の息苦しさ

どうも、ひぐまです。

僕は小学生から中学生まで野球をやっていました。学外のクラブチームってやつに所属してました。

思い出は美化されるといいますが、これに関しては逆です。

野球は楽しいスポーツです。が、環境が良くなかった。指導者の教育方針が間違っていたと思う。これは当時の日本におけるたいがいの少年野球チームに言えたこと。

正直もう一度その環境に戻れと言われれば戻りたいとは思いませんね。

今回は僕の経験から日本の野球教育のおかしなとこを指摘していきたいです。


◯野球を始めたきっかけ

きっかけは父の勧めです。

小学三年のころ僕はアメリカに一年間だけ滞在していました。そこで現地の高校に通っていたころ、野球が好きだった父が野球チームに入ることを勧めてくれたのです。

よくメジャーリーグをスタジアムまで行って観戦していた思い出があります。かっこよかったです。応援していたチームはフィラデルフィアフィリーズ。かなり強かったです。

僕が所属していた野球チームの名前は、、、、忘れちゃいました。

ですがすごい雰囲気の良いチームでしたよ。色んな人を受け入れていました。障害のある子や僕みたいに英語を話せない外国人たちを温かく迎えてくれました。

いい人たちでした。

特徴としては明るくて、練習もよくボールを触らせてくれたなー、日本は逆だったけど。


◯日本の野球チーム

小学四年生のころに帰国し、日本でも野球を続けていました。日本のクラブ野球チームの名前はドルフィンズ。入団したのは冬だったかな。


入団早々ドルフィンズとアメリカのチームの雰囲気の違いに驚きました。


大きな違いは二つあります。

①指導の厳しさ

②トレーニングの多さ


①に関しては正直恐怖を感じていました。監督に対して特にいえることなんですが、暴力と罵声が多いこと多いこと。

移動がだらだらしてたり、プレーをミスしたりすると凄い剣幕で怒られます。その監督は少年野球界隈でも有名な怖い人だったらしいです。

ノックでメンバーの調子が悪くて練習中に監督が一人で家に帰ったこともあります。短気ですよね。

あと試合に負けて、円陣を組んでいるときにお腹をけられた記憶があります。女子もいたのに、です。(他の男子より手加減はしてた)

今思うととんでもない人だな。


②のトレーニングはかなり厳しかったですね。

冬は山、浜辺を走るか、筋トレをするかしか選択肢がありませんでした。トレーニングはほんとに吐きそうだったな。


◯日本のやり方まじで楽しくない、変革してくれ

上記の厳しい環境にもメリットはあったんでしょう。選手のメンタル面やフィジカル面が強化されたり、チームの統率がとれたりと色々あったことでしょう。


でもぶっちゃけ全然楽しくないです。


あるとしたら練習をやり遂げた達成感ぐらいでしょう。

この環境から生じるデメリットは「楽しくない」ぐらいでしょうが、これはとても大きな問題です。

チームの雰囲気が悪くなったり、練習や試合へのモチベーションが下がったり、挙句の果てには野球が嫌いになったり。「楽しくない」から生まれる負の感情は深刻なものばかりです。



だからもう少しアメリカ要素を日本の野球教育に追加してやってほしい。

トレーニングより技術面の練習を多めに設定するとか。

もう少し指導を柔らかくするとか。

とにかく楽しさを選手に植え付けて欲しい。

その方がモチベーションも上がるし、いい結果も出やすいでしょう。

極端に厳しい教育はやめてほしい。ほんと上で書いたような日本の環境はイカれてますよ。


まあドルフィンズでは実際たくさんの困難を乗り越えて、メンタルはすごく鍛えられたかな。

でも楽しくなかったから、あんまりいい思い出じゃない。

指導者に感謝もあんまりしてない。




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