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休職の目標

2回目のメンタル休職で2ヶ月経った頃。
会社と休職の手続きをしていると、仕事を思い出して体調が悪くなることがありました。
仕事の不安が蘇ってくるんですよね。
休職前に感じた仕事の不安と、復職の仕事の不安が同時に襲ってきて、二重奏を奏でます。

調子が悪いのでベッドで寝ているのですが、身体は休めていても、心は休んでいません。
「こんなことをしていられない」と焦ってしまうのです。

復職に向けて何かしないと!
寝転がっていても不安になるだけだから何かしよう!
起きて行動して不安を紛らわそう!

しかし、、

とりあえず、家事とかやっても、これまでだいたいやりきってしまい、もう
やる気もなくなり、、
早起き、散歩、図書館、筋トレ、睡眠、色々試してそれなりに効果があってもその時だけのような気がして。
やってみると疲労でぐったりしたり、、
また最初に戻りました。

休職当初の頃の休めてよかった感、まだ休めるぞという希望、そう言ったものが打ち砕かれ、休養の成果になっていないような気がしました。
もうこれ以上何をすればいいのかわからない不安。

不安を通り越して、絶望手前の領域ですね。
1〜2週間くらいやばい時期がありました。

そんな中、ここ何年か通っている漢方内科の医師にいつもの漢方薬をもらいに行った時、お腹の下の方を触診してもらって一言、

「かなり緊張が続いていますね。休職前からずっとこの状態だったようです。」

そう言われてハッとしました。

自分でも気が付かなかったのですが、ここ数ヶ月、休職よりずっと前から体に異変があったんですね。

わたしの場合、長期にわたって過度の緊張が体にかかっていた。
部署異動で新しい仕事でストレスもあったが、それより前の、順調と思っていた慣れた仕事でも緊張が続いていた。

また、1年前、下の子が保育園に通い始めたことや、家事、長男の受験など、じわじわと体に負荷がかかっていたこと。

つまり、最近起きたことではなく、長年にわたりストレスを溜めていたこと(解消できなかったこと)が、体に負荷をかけていたという事に気がつきました。

正確に言うと、なんでも完璧にこなそうという自分のやり方が、気が付かないうちに身体をむしばんでいた。

漢方内科の医師に言われたことは、

「とにかく身体が疲れています。リハビリ無理しないで休んでください。」

これと同じことを毎回、メンタルの医師にも言われていました。(でもやっぱり焦ってしまう繰り返し)

ちなみに職場報告のメールでも毎回上司に言われていましたw

頭でっかちになり、読書や理論を固めて実践しても、結局、

身体が疲れていては何もできない

疲れとは、すなわち緊張感が続いていること。

この緊張感をどう取るかは、いろんなやり方があるので、そちらは理論で固めて試してもいいと思いますが、自分なりのリラックス方法を見つけていくのが、休職中の最大の課題になるわけです。

そのリラックス方法を見つけることが、休職の最終目標になると思います。

そして、そもそもなんでも完璧にやろうという、考え方の根本を内省していくという作業が、わたしの課題となるわけです。

この記事が参考になりました。

読んでいただきありがとうございました。

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