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守護霊についての不思議な話

人には守護霊がついている、という話は時々聞くことがありますが、
守護霊について、詳しく、具体的な、
解説を受けたことがある人は少ないことでしょう。

ここでは私が、霊能師匠の故山村道子さんから聞いた、
守護霊の話について少し書かせていただきます。

まず、守護霊について、死んだおじいちゃんがついているとか、
ご先祖様の誰々がついている、という話を聞くことがありますが、
そういう例はまずないということです。

守護霊というのは、人間としての修行を卒業した魂が、
「今度は守護霊として人間を導く修行をしてみますか?」
と霊界で聞かれて、それを望んだ魂だけが、
人間について人間を導く修行をするのだそうです。

守護霊といえども元は人間ですから、
自分の子孫や身内の人につくと、
どうしてもエコヒイキをしてしまうので、
関わりのある人間につかせられることはないそうです。

その人におじいさんとかおばあさんとか、
先祖のどなたかがついていることもありますが、
それは霊界で納得できていない(成仏できていない)ことがあり、
子孫にたよって来ている場合が多いのだそうです。

最近うちの奥さんがワインに酔ってチャネリングして、
奥さんの守護霊と僕の守護霊が一人ずつわかりました。
守護霊というのは3人とか5人とか、
奇数でチームを組んで、合議制で人間を導いているらしく、
奇数なのは意見が別れた時に多数決で決めるためだそうです。

うちの奥さんについている守護霊の一人は、
なんと僕が過去世の修行僧時代に
コンビを組んでいた相方だった人だそうです。
修行僧時代、僕が神仏を呼ぶ巫女(みこ)をしていて、
彼が神仏の言葉を聞く審神者(さにわ)をしていて、
ペアでご神託を与える仕事をしていたそうです。

そして僕はかなり優れた修行僧だったようですが、
努力して修行をし過ぎて、
人間らしい心は失ってしまっていたようなのです。

男同士ですが、彼は僕の恋人でもあったようで、
僕のあまりにも非人間的な心に心を痛めて、
なんとかそのことに気付いてもらおうと思い、
あえて僕が窮地におちいるような、
密告のようなことをして、
僕はそのことが原因で命を落としたようなのです。

彼はそのことで非常に後悔し、
次の人生では努力に努力を重ね、
今では人間を卒業して守護霊に昇格したようです。

そして縁故のある僕につくことはできないので、
うちの奥さんについて、今でも、
僕のそばにいてくれているようなのです。

そして僕の守護霊の一人ですが、
前から文学関係の人がついているなと
奥さんは思っていたそうですが、
なんとそれが夏目漱石さんのようだと奥さんは言うのです。

そういえば、今は僕は熊本に住んでいますし、
10年ほど前は松山に住んでいましたし、
熊本も松山もかつて漱石が住んでいた場所なんですよね。

さあ、本当なのでしょうか?

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