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【クレモナ通信】第7号 2020年4月23日木曜日

アレンジのエクササイズと、さらにピアソラの楽曲を彼の変化とともに学ぶ取り組みをはじめました。【毎日ピアソラ】を演奏します。

1.今週の一言


 おはようございます。
 ほんと毎日COVIDの話ばかりでうんざりしています。暗い話ばかりで最近はCOVIDのニュースはあまり見ないようにしています。もっともテレビはもう何年も見たことがありません。

 さて、こんな時だからこそ皆で明るい未来を切り開いていきたいと考えております。
 明治維新の思想的な指導者だった吉田松陰は29歳で獄中で憤死しています。ちなみに、アインシュタインは今の私と同じ歳の26歳で特殊相対性理論を完成させています。松下幸之助にしたって、盛田昭夫にしたって、ジョブズにしたって、皆20代で起業して大成功をおさめています。
 だったら、この難局を乗り越えるには、今の私たちのような若い世代が、もっと頑張らないと思うようになっています。そして、次の大切なゲームで勝利するために今はしっかりと準備しなければ、そう考えながらCOVIDの自粛生活を過ごしております。


2.注目の音楽ニュース

 私が得た音楽ニュースの中で、関心のあるものをセレクトしランキングにしました。

5)ボストン交響楽団レイオフ
 COVIDの影響で赤字が10億円をこえるみたいで、70人を超える楽団員の一時的な休職と8月末まで給料を25%カットすると発表いたしました。
 キャンセルされた公演は130にも及び、CEOの報酬も一部カットをして必死に生き残りをかけているみたいです。また、夏のタングルウッド音楽祭は5月に開催の判断をするといっていますが、現状では絶対に開催は無理と言われています。 しかし、バーンスタインの生誕100周年の記念イヤーですので、やりたい気持ちはあるみたいです。
 今後の発表を注視していきたいです。

4)ソニー子会社、中国エンタメ企業ビリビリに436億円出資
 ここ最近ソニーは元気で、新興国を中心にエンタメ系のコンテンツ会社を回収していっています。今回の出資もその一環だと思いますが、ソニーって色々したたかですよね。以前は、時間外取引でしかもアメリカの証券会社を通して日本企業の株を買ったりしていたし、積極的にM&Aを仕掛けてきています。
 でも、敗戦直後の荒廃の中、井深大、盛田昭夫の情熱ってもうこの会社には存在していないんでしょうね。ちょっぴり残念ですが致し方がありません。

3)カリーナ・カネラキスがロンドン・フィルの首席客演指揮者に就任
 とっても明るいニュースです。カネラキスは現在、オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者、ベルリン放送交響楽団の首席客演指揮者を務める若手ナンバーワンの指揮者です。
 彼女は非常に美人で人気もありチケットもたくさん売る指揮者です。レパートリーも母国アメリカの現代音楽から、近代音楽にドイツロマン派までと幅広く指揮する実力も申し分のない指揮者です。さらに、指揮している彼女は非常に絵になります。
 こういった美形で音楽的にもしっかりとしている指揮者が日本でも生まれてきてくれたらよいのですが…。実力もいまいちの「オタベ人形」みたいな指揮者ではファンはつきません。人気商売なんで致し方がないのかもしれませんね。
 いつか来日してくれることを期待しております。

https://bit.ly/3atuzGC


2)Amazonが「無料音楽配信」を始める
 これめっちゃインパクトあるニュースです。何といっても、Amazonの広告事業はFacebookやGoogleに比べたら非常に微々たる数字。でも、何かやってくれそうな期待があります。将来的には、アレクサなどと上手に連動させていきたいということでしょうが、スマートスピーカーを通じた音声広告の可能性を考えるとありかもしれません。
 でも、今回こっそりとAmazonはアフィリエイトの紹介料率を大幅に値下げしたりと、傍若無人な振る舞いをしています。私たち消費者にとって巨大プラットフォームに依存することが非常に危険だと改めて思いました。

1)新日本フィル 9・10月の特別演奏会サファイヤを中止する
 指揮者の上岡さんの肝いりで始めたこの演奏会、お客さんが全く入らないという状況で、非常に心配していたのですが中止となりました。しかも何だか、COVIDの影響で中止するみたいな表現もされていますが、半年先の公演を中止するという判断はいったいどうしてでしょうか?
 とうとうこのオーケストラの命運も尽きてしまったのかと心配しております。雇用調整助成金などしっかりとした対応をしていれば運営には問題はないのですが…、このオケの運営と集客には以前から不安を感じていたので、私の心配が現実にならないことを祈ります。




3.クレモナの活動日記

 このコーナーはクレモナの活動についてお話をします。まず、4月の頭でメルマガの発刊作業があり、3月末はバタバタとしていました。その中で気になる活動についてご説明いたします。

1)本拠地『ルーク・カフェ』はテイクアウトに注力

店頭担当になったので、好きなもんを売ってやろうと思案中です.


 こういった状況なので、本拠地『ルーク・カフェ』ではテイクアウトに力を入れております。お持ち帰りのコーヒーですが、1杯ずつ丁寧にネルドリップで抽出しております。
 また、お持ち帰り用のコーヒー豆は普段より増量してテレワークのお客さまに楽しんでいただければと考えております。ぜひ、この機会にお立ち寄りください。
、。l;p

2)『ルーク・カフェ』はお花の苗も販売しております

看板ネコとして、お店の前に出勤中!

 こういった時だからこそ、なんでも販売して生き残りたいと考えております。お花の苗は大好きなお花屋さん『デコレッタ』さんから仕入れており、物は抜群にいいです。
 春らしい陽気の日が続いております。ぜひこの機会にお立ち寄りください。

あ、間違えました.


3)水曜の夜は練習

日曜日からこの2人でYouTubeを盛り上げていきます!

 今週もしっかりと練習いたしました。COVIDで時間がたっぷりとある私たちはすっかりと練習中毒になってしまいました。しかし、毎日ずっと自分の音だけ聞いていると、音楽も自家中毒しそうなんで、たまにはメンバーとも練習をしております。
 延期となった定期公演が非常に楽しみです。

4)新しい子ネコ拾っちゃった
 暇していると思わぬことが起きます。突然、子ネコを拾ってしまいました。とってもかわいい黒ネコちゃんです。目は何となく見えているみたいですが、207gのまだまだ生まれたての赤ちゃんです。
 時間あるから4時間ごとにしっかりとミルクをあげていきますね。

5)YouTubeもしっかりと配信
 YouTubeのチャンネル登録数が184名となりました。200まであと少し。とってもいい感じに進んでおります。ここで一気に、たくさんの人に見てもらえるよう頑張らないといけません。
 目標は1000人となっております。ぜひ、ご覧ください。


4.クレモナの楽器について

☆今回はホルンあやめちゃん担当です☆

今回はホルンの話第2弾です。
第2弾は私のホルンについてです。

私のホルンはみなさんが想像するホルンの色とは少し違います。
だいたいは黄色とかちょっと赤みのあるホルンを想像されると思いますが、私は銀色が主です。
その銀色も銀メッキとは違い、ニッケルシルバーでできています。
この楽器は私の師匠が好んでニッケルを使っており、師匠の楽器を譲り受け、いま現在も使用しています。

だいたい音楽大学生やプロが使う楽器はアレキサンダーというメーカーが大半です。(最近は色々と変わってきてるみたいです)
他メーカーだとニッケルや銀メッキは多くはないですがよくあるので、アレキサンダーでニッケルというのもかなり珍しく、師匠曰く、これはオーダーメイドだよと言っていたので、アレキサンダーでニッケル使っているのはこの師匠の流れの方ばかりだと思います。(私が知る限りでは全員師匠の門下でした。)

材質ごとに音色の特徴が違うので、選ぶ色は奏者の好みで分かれます。
主に黄色と赤色の2種類で、たまに白という感じです。
・黄色はイエローブラスと呼ばれ、柔らかい材質で明るい音色が特徴です。言わば鳴りやすい楽器です。
・赤色はゴールドブラスと呼ばれ、黄色に比べると音色は落ち着き、私はお上品な音色のイメージがあります。
・白はニッケルで材質が硬く、楽器にすると抵抗感が強めで音色は基本的に暗めです。

こう比べてみるとニッケルはかなり癖のある楽器なのですが、吹きこなせると、ちゃんと音の輪郭がしっかり見え、音がより遠くに届きます。

また私の楽器はベル(音の出る朝顔の部分)や、ロータリーの蓋(指を動かしている横にあります)の部分にゴールドブラスを使用しているのも特徴です。全体をニッケルにするより、少し音色が明るくなる為です。

余談ですが、ベルも取り外し可能で、ベルだけ違うものに変えるのも、音色や吹き心地が変わるのでホルン界ではよくある話なのですが、私のベルは響きがよく気に入っているので、どれを吹き比べてもやっぱりこれがいいと元のベルに戻ります。
もし自分の楽器のどこが気に入っているかという質問が来たらベルと答えます。それくらいベルには自信があります。笑

もしかしたら金管楽器は、取り外しできる部分が多いので、違う材質に変えたり、同じ材質でも個体差がかなり違うので、気に入ったものに変えたり、自分オリジナルの楽器にカスタマイズできるので、楽しいかもしれませんね。(木管楽器もよくするのかな…)
ちなみにお金もかかるし、ゴールがないので、一生悩み続けることになるでしょう…。オススメはしません。

最初は自分の楽器の癖がわかりきれてなくて、悩んだ時期もありましたが、8年程吹いてきてやっとわかりあえてきた、自分の楽器と共に成長してきたと感じています。
そこがなかなかハマる、いい楽器です。笑

あやめのホルンです。

あやめのホルンです.


    

□ クレモナからの耳寄りな情報



 私たちの定期公演の振替公演が決まりました。ぜひ、お越しください。
  11月14日(土) 19時開演
 第8回定期公演【Astor Piazzolla】
 豊中市 アクア文化ホール
 入場料:3000円


 さらに、
 コーヒー豆のセレクトショップ【BASE】も元気に活動しています。


 どうぞ、クレモナのコーヒー豆を毎日のコーヒーにしてみてください。


5.アストル・ピアソラについて

 このコーナーでは、アストル・ピアソラというクレモナが取り組んでいる作曲家(アルゼンチン出身)について、詳しく紐解くコーナーです。

 4月20日(月)の読売新聞の夕刊の「表現者のいま―コロナショック」に、指揮者の佐渡裕さんへのインタビュー記事が載っていました。

4月20日月曜日読売新聞夕刊

オーケストラは、財政面が苦しいときにこのコロナショックで追い打ちをかけられているが、とはいえ音楽をやる側が「我々は文化を作っているんだから、お金を出しなさい」と当然のように訴えるのは間違いだと佐渡さんは言います。音楽を携わる者にとって今はまさに「本当に音楽は必要か」と問われている正念場だ、だからこそ今はポジティブなメッセージを発信するべきだと。

 だからといって、安売りする必要はないと『クレモナ』は考えています。今、オーケストラが無料配信をどんどんとしていけば、いわゆる音楽業界で「良い意味で」最後の砦だった「高尚な芸術としてのクラシック音楽」の価値がどんどん下がると思います。

◆わたしが気に入った多重録音テレワークオケ動画をここで一つ。
All I Ask Of You | Phantom London Orchestra | ALW Response Video




ブロードウェイミュージカルの名曲を数々生み出してきた「アンドリュー・ロイド・ウェーバー」(画面の一番真ん中でピアノを弾いているおじいさん)の作品「オペラ座の怪人」より『All I Ask Of You』です。
わたしはこの曲がロイドウエーバーの曲の中で一番好きなんですが、何よりも新日フィルや他の録音みたいに「ほんとうはどこかでみんな一緒に演奏していたものにあわせて演奏している」のではなく、ズームを使ってありのままのバランスを合成しただけの動画だというところにも共感できます。いやでもやっぱり、この曲が好きです。


 オーケストラは(和太鼓もそうですが)レコーディングはレコーディングのファンがいるけれど、基本的には生演奏に魅力があります。100人近くの生楽器のプロの演奏家が一つの場所で一つの音楽を作り上げる。それをお届けする。これが何よりもの「ライブ感」になります。もちろん、わたしたちのような小さな室内楽でも同じことが言えます。
「音楽を聴けないことよりもコンサートホールにいけないことが悲しい」と誰かがTwitterで言っていました。わたしたちはいつまでもこの自分たちとお客さまの間の空気を振動させて音楽を伝えていきたいと思っています。
 この状況が「音楽業界の新しい時代」という人がいくらいようとも、「時代遅れだ」と言われようとも、わたしたちはこの受け継がれてきたクラシック音楽の在り方として、目の前のお客さまに喜んでいただくことを絶対にないがしろにしたくありません。そうなるともはや、生身の人間が音楽を演奏する理由がなくなります。ミスのない心のこもったAIたちがオケをやればよくなってしまいます。
 
 少しだけ昔の話です。世の中に突然、オーケストラの助成金を廃止するという話が降ってきました。当然、指揮者や作曲家、オーケストラの関係者からは、無責任で無知な政治家や役人に対して抗議の声が殺到しました。高校2年生の時です。
 私は、政治家の無責任な発言よりも、テレビで見た一般の人が「どうして、私たちの税金が、一度も聴いたことのないオーケストラに払われているの?」という、素朴で冷たい非難の声に衝撃を受けました。今でも、インタビューで答えた女性の顔と声が脳裏から離れません。
 行政策新委員会の事業仕分けって、文化に理解のない人たちと思うと同時に、一般の人の反応に対して、これからクラシックの道に進みたいと考えていたうら若き私はひどく不安に思いました。

 でも10年経った今、まだこの状態だとお金が貰えなくても仕方がないのではと思います。クラシック音楽という伝統の上にあぐらをかいてはいけないのです。時代は変わって、20世紀後半の音楽でさえ「クラシック」とみなされています。だから今この目の前の時代に向けてクリエイションしていくことが必要だと思うんです。わたしたちのピアソラがそうしたように。クラシックという伝統の上にあるけれども、この道を新しく作っていくこと。彼は破壊者でも革命児でもなく、堅実な「音楽家」だったとわたしたちは考えています。

◆生きたピアソラの映像をぜひご覧ください。
アストル・ピアソラ『ブエノスアイレスの秋』


1984年のモントリオールジャズフェスティバルでのライブ映像です。
もちろん熱いんですが、ずっとどこか冷静であるようにわたしは感じます。(演奏家目線だからかもしれません)
自分たちの演奏を常に俯瞰してみる。自分の感情は絶対に一線を越えない。非常にクレバーな音楽家だと思います。
この『ブエノスアイレスの秋』は3月に行う予定だった定期公演で初めてクレモナとして演奏したかったのですが、11月に持ち越しです。ピアソラのバンドネオンのほぼすべてをみーこがばきばきと担当します。


 今、「El cielo 2020」という、関東方面で活動している「ピアソラのプログレッシブユニット」というグループの動向をチェックしていますが、(わたしたちより10歳くらい上の皆さんです)彼らの発言から、彼らはピアソラを、あくまでも自分たちを良く見せたり、艶っぽく見せる「ファッション」として扱っていることがよくわかります。
 はりぼての言葉でピアソラを説明している。(ピアソラが破壊者だとか、血塗られたとか、アングラだとか…意味不明!)そして、演奏があまりにもカッコつけで中身がなくって、ないテクニックを無理くり見せつけの音楽になってしまっている。
 …とあれこれがどうしても気に入らないので、いつか絶対に一緒のステージに立ってやるんだと思っています。その時はぜひ応援に来てくださいね。

◆El cielo2020さんの「リベルタンゴ」




 関東の若手でピアソラをやっていると聞いて期待したのですが、あまりにも乱暴な演奏でショックでした。この人たちが「ピアソラ論」を振りかざしているのが悔しいのですが、業界では向こうは事務所にも入っている血統書付き、わたしたちはいつまでも野良猫なのかもしれません。ただし彼らはピアソラを「プログレッシブロック」を融合させたものとして演奏しているらしいです。

◆『クレモナ』の最新の「リベルタンゴ」
https://youtu.be/o-(こちらはメルマガ読者の方のみの限定公開です)
 去年の夏に録画したものです。あくまでもクラシック音楽としての在り方にこだわりたいです。
 これはリンクを知っている方のみの限定公開です。


 こんなときに中途半端な音楽家はよく「音楽の力」論を振りかざします。それでは中身がないんです。わたしは「音楽の力」でなくて「自分たちの力」でお客さまに喜んでいただき、楽しんでいただき、気持ちをあたたかくするべきだと考えています。だから目の前で演奏できない今は、画面の目の前や、手紙の前ににおられるお客さまにどうやったら少しでも喜んでもらえるかを考えています。

◆しかし、こればかりは「音楽の力」を感じました。

前回のメルマガでも取り上げた、アンドレア・ボチェッリの「MUSIC FOR HOPE」です。
本当はたくさんの人がいるはずのミラノのドゥオーモ、ロンドン、パリ…今自分の周りに感染された方がおられないから、まだ対岸の火事のように感じますが、もうそこまで火の手は迫ってきている。そんな不安の中で、最後の「AMAZING GRACE」では思わず涙してしまいました。まだ聴かれていない方はぜひ、30分、この動画にください。

 コーヒーも音楽も、一般の人にとっては嗜好品です。基本的にはあってもなくてもよいものであります。しかし、もしこの世の中からなくなってしまったら?世界は少し色あせてしまうかもしれません。
 これを仕事にする、と決めた時点で、こういった未曽有の事態に真っ先に打撃を受けるというのは予想はしていました。だからこそ平時からしっかりと取り組んできたし、もちろん今がけっぷちで、猛烈な向かい風の中にありますが、わたしたちはなんとか踏みこたえています。それはこうして応援してくださるお客さまのおかげだと私たちは心から感謝しています。本当にありがとうございます。



6.みーこのおしゃべりクッキング

 このコーナーは自炊女子みーこによる簡単レシピをお伝えするコーナーです。 


【焼きそば】 
材料は、ソバ1人前、お野菜と、豚肉、以上です。
 お肉と野菜を入れて塩コショウで軽く味付け、湯通ししてほぐれた麺を投入したら、ソースを入れて、お水を少々入れて5分間フタをしたら完成。
 恐らく世界万国共通の作法です。他に何かあります?


 【ここでポイント】
 みーこは長年、焼きそばのソースは市販のソースを片っ端からチェックし研究しております。
 ここで、みーこが勝手にソースのランキングを決定したので、発表いたします。

第3位:『ケンショー ウスターソース』
 このウスターソースは監督かじくんが愛してやまないソースです。ちょっぴり和風の出汁が効いていてやきそばみ焼きそばとの相性も抜群です。ぜひ一度、お試しください。
第2位:『ツバメソース』
 京都のソースといえばツバメソースになるのですが、京都らしくちょっぴり薄味の京風となっております。焼きそばに合わせると非常に優しい味わいになりGOOD!しかし、このソースはなかなか手に入りにくいので、京都に行かれた際には、スーパーに立ち寄ってご購入してください。
 そして栄光の
第1位:『プリンセスソース』
 神戸の王子公園にある王冠のマークといえばこちら、プリンセスソースです。王子公園でプリンセス?なんだか良く分かりにくいネーミングがとってもキュート。
 このソースで焼きそばを食べてしまったら、革命が起きます。みーこ家の秘伝のソースになっており、なんでもソースをかける我が家の味はこのソースです。ぜひ食べてみてくださいね~!


7.あやめちゃんの園芸日記


 このコーナーは新進園芸家としてデビュー予定のあやめちゃんの園芸日誌です。あやめちゃんの作るお野菜はメルマガの読者の皆さまにプレゼントするので、楽しみに待っていてください。
 
こんにちは。
ホルンあやめちゃんです。

トマトの新しい苗を紹介したかったのですが、
とりあえずまた雨が降ると聞いていたので(雨恐怖症…!)まだトマトを迎えられてません。

なので今日は番外編。
【なおちゃん(母)のガーデニング】からラベンダーの挿木のお手伝いをしました。

親戚からラベンダーをもらったので、このラベンダーを家のところどころに生やす計画みたいです。
そうするには挿木をして増やす必要があるみたいです。

もらってきたラベンダーの茎の部分を切って、水を吸わせたあと、その茎をプランターに植えるのですが…

ラヴェンダーです




ほんまに生えてくるんかな!?
真ん中の花はもう萎れ気味…(これは切ってよかったみたいです)

根が張れば成功のようです。
とりあえず様子見です。


8.ゆきちゃんのダイエット奮闘記

 このコーナーは【世界のダイエット・ハンター】フルートゆきのダイエット奮闘記。

 『海藻サラダ』
 玉ねぎ、ダイコンの次は海藻サラダ。
 レシピは、前回のサラダと同じで、切って盛るだけです。我が家はこれでも立派な料理と読んでいます。しかし、驚くほどの美容効果があるみたいです。
 【世界の美容マニア】と称している、ゆきちゃんママの監修でこちらのサラダになりました。美味しいのはもちろんのこと、何といっても、お肌に良い各種ビタミンが豊富に入っていて食べて美しくなる最高の食材です。

やっぱりお豆腐は最強です!

 また、お通じにもいいみたいでこのサラダ、入り口から出口まで身体に優しい一品です。
 COVIDの影響で毎日たくさんの時間を練習に費やしているので、驚くほど上達していますし、さらにサラダ食べているのでドンドンと美しくなる予定のフルートゆきです。
 これからの進化にぜひご期待ください。


9.監督かじくん名言集

 毎日Twitterであげております【365日監督かじくん名言集】から気になる言葉を選んでコラムにいたしました。

監督かじくんの名言7


 『この際、新しい器にしないとダメ。百年続いている「うなぎ屋」のタレじゃないんだから、古いものに新しいアイデアを入れても同じ味になっちゃうよ!』

 この言葉、気に入っています。明治維新の時もそうだし、第二次世界大戦の後もそうですが、大きく物事が変化しました。この時、古いものをすべて取り払って、新しい価値観を日本人は受け入れていきました。
 今はそういう時代だと思うんです。器を変える時がこの国にきているって強く思うし、私たちがそう言った器にならなければならないと思います。
≪ベスト・プラクティス≫
 誰もが考える問題だと思いますが、一言にいうとこれに尽きると思います。ここでさらに、監督から特に言われているのが『古典をしっかりと学べ』ということです。
 これは、音楽に限ったことではないのかもしれませんが、音楽のありとあらゆる事象を見ていくと、古典の作品と大きく違いはありません。さらに言うと、時代の変遷を得て残ってきた”古典”というものが、非常に価値のあるもののように思えてなりません。
 もちろん、ピアソラも古典をしっかりと学んだ作曲家です。新しいものを始めようと思う時、しっかりと古典から学ぶべきだと今実感しています。


10.保護ネコ「こんぶちゃん♂」の奮闘記

 このコーナーは子猫を年間で8匹も保護し里親さんにお渡ししているクレモナの活動を紹介するコーナーです。
 本拠地『ルーク・カフェ』には、保護ネコの活動資金とするべく【ほっけちゃん・こんぶちゃんグッツ】を販売しております。皆さまの善意が保護ネコの活動に役立てております。
  
 スーパージャンプを見せてくれている『こんぶちゃん♂』ですが、日曜日より、お店の前のテイクアウトコーナーに出勤し始めております。めっちゃ可愛いと評判になっております。
 仲良しのお花屋さん『デコレッタ』さんからの苗をこんぶちゃんと一緒に販売。売り上げはまずまず。COVIDの影響で激減となった売り上げを少しでも補填できればと考えております。

あ、間違えました.

 そして、ここでさらに新たに子ネコを保護いたしました。黒い猫で名前は「もずくちゃん♀」になりました。体重は207gとまだまだ小さい子ですが、何とか生き延びてほしいです。 

子猫を拾いました.なまえはもずくです


 編集後記

 よく監督から『「ゆとり世代」(私たちのことです)は、はじめから世界で活躍している人が多く、優秀な人がたくさんいる』と言われます。
 しかし私たちのいる日本はICTの分野では完全に世界から取り残されています。オールドエコノミーと呼ばれるような産業は相変わらず強いのですが、世界的にアップトレンドな分野はここ15年間負けっぱなし、しかも生産性は非常に低い状況です。しかし、先日お話した女性の活用などこの国には魅力的な伸びしろがたくさんあります。
 でも、この国の問題をすべて経済が起因しているとはなりません。景気の問題や需給バランスではなく、多くの人が合意した気分にならないと、前に進まないようなシステムにあるように思います。
 なんかすんごい”同調圧力”があって、自分が多数側にいることに安心しているだけではないでしょうか?そうした中、新しいクリエーションを考えているクレモナの生き残り方について、アフターコロナまでに考えを取りまとめていきたいと最近、考えております。
 また、このメルマガでも少しずつお話していきますね。


 
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ぴかりん 26歳(女子でありたいです)
 今回はメンバーの家族もちょくちょく出てきましたが、我が家にもご紹介したい家族がいます。その名も「ピコ太郎」。そんな名前ですが、私の祖母です、もちろん女性です。トレードマークはパンチパーマです!

 そんなばあちゃんにあやかってここでは少し古いお話をします。
 音楽をモチーフにしたアート作品は、多く創出されています。そのなかで今回ご紹介するのは、恩地孝四郎という方です。フランスを代表する作曲家ラヴェルの『道化師の朝の歌』を取り扱った作品です。

Lyrique No.2 楽曲によせる抒情 ラヴェル”道化師の朝歌”




 楕円になっている白い丸が非常に印象的な作品ですが、いったいどういうところが『スケルツォ』なのか、さっぱり分かりません。でも、明らかにこの作品から明確に参照したみたいで、軽快なリズムが転がっていくようなものを丸の中にイメージしているのでしょうか?何度も見てみると、非常にスピード感があって面白い作品だと思います。




 こちらの演奏はリヒテルが演奏している貴重な記録です。ラヴェルは、ピアソラの師匠であるブーランジェのお友達で、非常にブーランジェにも影響を与えた作曲家です。オーケストラ版でのファゴットのソロ大好き!
(ベルリンフィルのシュテファン・シュヴァイゲルトの演奏です)

 たくさんの絵画を見て教養を高めていきたいと考えているこの頃。COVIDが終息したらどなたか解説してくださる方とじっくりと美術鑑賞にいきたいです。 


『ルーク・カフェ』 ローストラボ クレモナ
【クレモナ】モダンタンゴ・ラボラトリ
〒563-0041 大阪府池田市満寿美町13-7 Phone:072-752-7188
cremona_luke@yahoo.co.jp

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