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隙間を埋めることで、誰かの役に立つことができる。【高木 一成さん・タカギセイコー/SMALL GIANTS REPORT】

わたしたちの生活は誰かが作ったもので作られている。

わたしたちの生活は何から何まで誰かが作ったもので成り立っている。このキーボードのキィひとつにしても、このボタンひとつとっても。アイデアとそれを形にする力の集合体でわたしたちは生活できている。

高木 一成さん(タカギセイコー社長)は、遠隔操作で眼科の診療ができるサービス事業を始めている。ランプ、レンズ、診察機、イス、机…眼科診療に必要な様々なものを、遠隔診療が可能にできるように自社でつくり出している。

このコロナ禍で、社会として遠隔診療の必要性について考えることがあった。もともとは、アジアの新興国などでまだ眼科診療の技術が普及していない地域や離島を意識して作っていたシステムだったが、社会全体に必要なものとなる。法律的な壁ががリモート診療の普及の大きな隔たりになってはしまったが、早く実現してほしいと望む患者さんは多いはず。

学び

自社の得意分野を生かし、その技術を必要とする人たちの立場になって事業を展開していくこと。展開していくには何が必要か(具体的な物、サービス)、どこでどんな風に使われるべきか、ということを考えて、ないものは作っていくこと。

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