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【社内制度】社員の声で実現した「メンター制度」 実際にメンターとメンティーに話を聞いてみた(前編)

※本インタビューはライターに取材・執筆いただいたものを掲載しています

はじめに

CREFILでは創業3年目から新しく入る社員へ向けた「メンター制度」を導入。同じ案件を担当する「案件メンター」と、あえて案件以外からの接点を持つ「キャリアメンター」との2人で一人を見守る体制だ。

制度としては入社後3か月間のフォローだが、実際は延長を希望するほどの間柄になることも多いという。今回は実際にメンター制度を利用した社員と、各々異なる立場からメンターを務めた二人の社員に話を伺った。

CREFILの概要についてはこちらをご覧ください。


■登場人物
Senior Consultant 永井(案件メンター)


Senior Consultant 多田(キャリアメンター)

Senior Consultant 手島(メンティー)


「案件メンター」と「キャリアメンター」の2名体制でサポート



―――― 最初に「メンター制度」の概要についてお聞かせください。

永井:CREFILの「メンター制度」は、「案件メンター」と「キャリアメンター」の2名体制で新しいスタッフ(メンティー)をサポートする仕組みです。OJTと呼ばれる1対1のサポート体制は多く見かけますが、2名体制でのサポートは比較的目新しく、実際に利用した社員からも好評をいただいています。
具体的な実施内容としては、新しいスタッフと案件を同じくする「案件メンター」が円滑にプロジェクトへ参画できるよう不明点や不安をフォローしたり、仕事全般の進め方や社内の雰囲気を「キャリアメンター」から伝えたりしています。 

――――会社の設立当時からこうした制度はあったのでしょうか?
永井:いいえ、当初はそういった制度が無かったのですが、よりよい会社を創り上げていくうえで「新しく入ってくる社員にも何かサポートができたらいいよね」という声が上がり、実現に至りました。 

――――先ほどお話いただいたような、新入社員が抱える疑問や不安はどういった形で吸い上げているのでしょうか?
永井:私は今回、こちらにいらっしゃる手島さんの「案件メンター」を担ったのですが、週1回または隔週で行われるカジュアル面談にて様子をヒアリングしていました。といってもできるだけ自然体で話してほしかったので、私のランチを兼ねてミーティングを行うことや、休憩がてら足を運んだカフェでお話を聴くこともありました。
 
――――コロナ禍でリモートワークも取り入れているとお聞きします。出社しない場合はどうしていたのでしょうか?
多田:確かにCREFILではオフィスに来てもリモートワークでもいいとなっていますから、現に私もメンティーの手島さんとはほとんどの面談をオンラインで行っていました。

「この人には何を言っても大丈夫なんだ」という雰囲気づくり



――――メンターとしてお二人が何か心掛けていたことはありますか?
多田:何かあったら相談しようとか、あとは「この人には何を言っても大丈夫なんだ」と思ってもらえるような雰囲気づくりを心掛けていました。隔週のオンライン面談ではありましたが、どこかおちゃらけた感じを出すと言いますか(笑)
あとは私自身、同じプロジェクトに関わっているわけではないので、業務内容の詳細な把握はどうしてもできません。ましてや面談の時間だけだと限界があるので、手島さんの日次の業務報告をこまめに確認していましたね。そこで「最近、残業多いな」など気づくことがあれば、さりげなく言葉かけをするようにしていました。
永井:多田さんから「おちゃらけた感じを出す」という話がありましたが、CREFIL自体が年齢や職位に関係なくフラットに意見を交わせる社風にあると捉えています。私もそういった会社の良さを感じてほしいと思っていました。
 
――――さてメンティーの手島さんとしては、お二人のサポートを受けていかがでしたか?
手島:まず案件メンターの 永井さんはいつもそばで案件の進捗や仕事の進め方を見てくださっていたので、「わからないことがあったら、とりあえず永井さんに聞こう」と思っていました。聞きやすい雰囲気があったのも有難かったです。キャリアメンターの多田さんとは直接お会いすることこそほとんどありませんでしたが、プロジェクト以外のメンバーと話せる機会は貴重でしたし、参画しているプロジェクトについて客観的にアドバイスしてくれることも助かりました。
 
――――ちなみにメンター制度のことは入社前から知っていましたか?
手島:入社して初めて「メンター」という言葉を聞いたくらいですが、身近でサポートしてくれる方がいらっしゃると知って安心しました。特に私はリモートワークという形態一つとっても初めてのことでしたから、Web会議のつなぎ方など基本的なことから教えてくださるのには救われましたね。



前編は以上となります。

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