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そゆるを始めたきっかけ


そゆるは、日本の贈答文化をカジュアルに取り入れられるようにという想いからスタートしたブランドです。
私たち姉妹がなぜこのブランドを始めたのか、そのきっかけについてお話ししたいと思います。

そもそも日本文化に興味を持ったというよりも、“古いもの“に注目するようになったことがスタートです。
約9年前、私たちが大学生と高校生だった頃に親が二世帯住宅を建てました。
父方の祖父母と同居するようになり、持っている家具や衣服についての話を頻繁に聞くようになったのです。
祖父が仕事のためドイツに住んでいた時に購入したサイドテーブル、またまた転勤で住んでいたフィリピンで買った衣装ダンス、フィリピンの伝統的布で作ったワンピース、デパートで購入したパッチワークのコート、素敵な布地を買って自分で仕立てたスカートなどなど、、、、尋常じゃない記憶力(昔のこと限定)を持つ祖母は、話し始めたら止まりません。

最初は古いな〜ぐらいの印象しか持っていなかった祖母の所有物たち、よくよく見てみると可愛いじゃありませんか!タンスは取手まで美しく木が彫られているし、テーブルはどこにも見たことがないデザイン。伝統的な布は透け感のある素材に刺繍がみっちりと施されていて、自分で仕立てたスカートは量販店では見たことない個性的な柄でした。

姉妹2人で、競うように洋服を借りるようになりました。
それこそ古着屋感覚で、祖母のクローゼットを漁る漁る。スキニージーンズに合わせたり、腕まくりしてカジュアルダウンしたりと、あの手この手でどうにか自分たちでも着られないかと模索しました。(毛皮のコートやすんごい肩パット入りなど、どう考えても普段着に取り入れられないものもありました。)

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そこで2人はこう思ったのです。古いものって素敵だな、逆に流行にのっていなくてどこにも売っていない感じが個性的でめちゃくちゃいいじゃん!と。

そんな2人に季節感についても、祖母は口すっぱくして注意していました。
“もう真夏過ぎたんやから、そんな寒々しい素材はちょっとな“
“あんた、春なんやからその色はちょっと暗すぎちゃうか“
“このお花は秋のもんやな“
(祖母は大阪出身)

若者だった私たちは、“季節感“というものにも初めて触れたのです。


そんな時期に私の大学卒業が迫り、卒業前に妹とスペイン&ポルトガル旅行をすることにしました。

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父親の仕事のためヨーロッパに住んでいたことがありますがスペインとポルトガルは行ったことがなく、未知なる発見に胸を膨らませて旅行に挑みました。
もちろんサグラダファミリアやポルトの街は感動的でした。バルの雰囲気や美味しいパン、全く英語の通じない感にやきもき、学生旅行らしくスーパーで切り詰めた食費。楽しい部分もあったのですが、あまり“ワクワク“を感じていない自分たちに気付きました。

広場、銅像、建物、教会、市場、、、どれも私たちにとって新しい何かというよりも、慣れ親しんだ風景だったのです。

そして思いました。日本やアジアの建物や文化の方が今の自分たちは新鮮味を感じるのでは?と。
私たちには、圧倒的に“日本“や“アジア“が足りなかったのです。


思い返せば、日本の年中行事を実体験として経験してきませんでした。
お盆はスルー。母方も父方も祖父母は車で30分ほどのところに住んでいて、田舎の帰省もない。日本の田舎はあまり行ったことがない。(父親が仙台に単身赴任していた時に、東北地方を巡ったことが1回あり、というレベル)
オーストリアに住んでいた時に通っていた日本人学校で、授業として餅つきや七夕を習いました。文化交流として、隣のアメリカンスクールの子達と浴衣でお祭りをしたりしました。
そう、私たちにとって日本文化は、“習うもの“だったのです。
あまりにも身近じゃない日本文化。
でもいっつも、田舎のおばあちゃんっていいなって思っていました。
学校で「ふるさと」を習い、“日本にはこんな風景があるんだ“と憧れていました。

そんな意外な発見を胸に帰国した私たちに、今度は母方の祖母がボチボチ持ち物を整理したいから着物や浴衣を孫達に譲る、と言い出しました。
どれどれと見にいくと、なんという可愛さ!柄が、可愛い!
日本文化とかうんぬんかんぬんの前に、単純に柄が可愛かったのです。
女の孫4人で取り合いになったのは、言うまでもありません。
旅行よりも、ワクワクしました。

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古いものいいじゃんという発見、日本文化に対する憧れの自覚、昔のデザイン普通に可愛い!
この三拍子が、そゆる開始の原点でした。

日本文化について本で読んだり調べたりすると、その由来について自ずと関心が移ります。

例えば端午の節句。
由来は中国と言われていて、平安時代から天皇へ菖蒲の献上と臣下に薬玉を賜わって邪気を払う行事をしていました。
お正月にいただくお屠蘇(おとそ)も、中国が由来です。唐から習わしが伝来し、平安貴族たちがお正月に使ったそうです。江戸時代には、一般庶民にも広がりました。
七夕は古代中国の伝説、雛祭りやお月見は古代中国の風習が由来です。

こういったことを何も知らなかったからこそ、すっごくすっごく面白かったのです。
でもふと、それにしても、いくら帰国子女だったとしても、普段の生活で触れることがなさすぎでは?という疑問も湧いたのです。
“日本文化“というと華道、茶道、書道、〇〇道、などと、とってもハードルが高いものになっているのではないか?現代を生きる私たちにはあまり関係ないものになってしまっているのではないか?知ると面白いし、単純に可愛いし、もっとカジュアルに日常生活に取り入れられたら素敵なのではないか?と思ったのです。

こうして、そゆるを始めることを、私たちは決めたのです。

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そゆるのホームページは、2020年10月15日にリニューアル予定です。
リニューアル後にはお得なキャンペーンも実施しますので、ぜひぜひチェックしてみてください!
www.soyuru.jp

instagram : @soyuru.creepysuns

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そゆる というギフトラッピングシールブランドを販売しています。日本の文化や歴史について学び、アウトプットしていこうと思います!そゆるについてのお知らせや制作ストーリーなどもここでしていきます。 販売ページ || https://www.soyuru.jp