見出し画像

「小林さんがいる意味ってありますか?」 今だからわかる、プロデューサーの介在価値について


小林 未歩
入社7年目 Webプロデューサー
新卒未経験で入社し、約3年間アシスタントディレクターを経験したのち
現在は、大手代理店常駐にてデジタル領域の制作・広告プランニングに従事。


みなさん、はじめまして!
C&R社アカウントプロデューサーの小林です。

社内でWeb制作ディレクターをしたのち、現在は広告会社に常駐し、
デジタル領域の制作・広告プランニングに携わっています!

先日、採用チームより、テーマは自由なので軽い気持ちで書いてみてと振られ、戸惑いながらいまこの記事を書いています。笑

これまでの経歴/現在の業務内容/クリーク社内での出来事…なにを書こうか悩んだのですが、
今回は、「ディレクター・プロデューサーがいる意味」について
私なりの考えを書いてみようかなと思います。


私の仕事は基本的に、必ず依頼主であるクライアントがいて、そしてそれを形にする作り手がいる仕事です。

つまり、ディレクターやプロデューサーがいなくても、仕組み的には完結しています。

具体的には、クライアントは商材・ブランドへの知識をもったある意味”専門家”で、課題や目的に対して「あれをしたい」「これをしたい」という要望がある。
作り手はWebや映像やイベントなど各領域の専門性をもっていて制作物を作ることができる。

関係者が少ないほうが、
コストも高くつかないし、コミュニケーションもシンプルですし、
ディレクターやプロデューサーが介在する必要がない。

でも、実際はクライアントが考える目的に対する解決策には不足があったり、
頭の中のイメージを言葉で表現できていなかったり、
実行するには予算やスケジュールが足りなかったり、
いざ出来上がってみるとイメージと違ったり。

それにより作り手側のモチベーション低下につながったり。
専門的すぎてクライアントがついていけなかったり。

たり、たり。笑

もちろん、決してクライアントや作り手の批判ではなく!笑

だからこそ、ディレクター・プロデューサーがいる意味・価値があると思っています。

「クライアントよりも、広告手法や制作物への専門性をもっていて、作り手よりも、クライアントや商材・サービスへの知識がある」

私は、そんなポジションを築くようにしています。

両者からそれぞれ想いや助言をもらいつつ、そのどちらでもない立ち位置で、やるべきことを提案したり、よりよい手法・進め方の解を出す。

それが私の思う、介在価値です。

そして、その根底にある想いは、クライアント・作り手、それぞれに対する”リスペクト”です。

社会人1年目のころ、制作スタッフから
「小林さんがいる意味ってありますか?」と言われたことがあります。
ショックで、とても鮮明に覚えています。

その頃の私は、制作陣に対するリスペクトを忘れてしまい、
とにかくクライアントに言われたどおりのものを制作できるように、無理矢理進めていたんです。

あのとき、制作陣のアイディアを実現できるようもっとクライアントに働きかけられていたら、
結果的にクライアントにとっても、制作陣にとっても満足のいく
もっと良いものができたんだろうと、今でも思います。


すこし語りすぎてしまった気もしますが笑、
そんな経験を経て、いまはクライアント・作り手双方にリスペクトの気持ちを持つことで、
両者それぞれの意見を踏まえ、自分のアイディアも混ぜながら、
最適な進め方そしてアウトプットになるよう日々奔走しています!

このnoteを読んでくれた就活生の方のなかに、
人との関わりあいのなかで世の中になにかを発信していくことに興味があるかたがいれば、ぜひ、クリーク・アンド・リバー社をチェックしてみてください!

一緒に働く日がきたらうれしいです!



創造力で世界を変えよう。

デジタルの領域から社会課題を解決する
プロデューサー人材育成プロジェクト、発進。

『デジタル専門職』の募集詳細は、こちらをご覧ください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?