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あげませう、単身QOL☆13 〜鉄道模型のジオラマ3〜
単身赴任になりました。
その生活の質を向上させていく、
って、だけの記事です。
QOL=クォリティ・オブ・ライフ、
のことです。
いわゆる、生活の質です。
帰宅後の生活の質、バク上がり!
趣味炸裂、自己満記事です。
前回の記事の続きです。
では。
もう少し、レール周りに、
視野を拡げましょう。
まずは、カーブなんですが。
半径24.3cmのレールが使われてます。
この半径24.3cmてのが、
すごい絶妙で、たいがいの車両が、
なんとか走れる、最小半径。
これより小さくなってしまうと、
ほんとの小型車両しか走れない。
汎用性重視、いろんな車両を走らせたい、
ってんなら、このくらいが丁度。
そんで結局、円形をぐるぐるまわる、
ってのが、こういうジオラマ。
そのまま、まっすぐ置いちゃうと、
なんか単調に感じます。
結局は、ただの円形ですから。
なので、このジオラマでは、
あえて、横辺に対して、
その円形を、斜めに配置してある。
そうすると変化があって、
奥行きも感じられるんですね。
限られたスペースで、
いかに飽きさせないか、
細かな工夫が、みてとれますよ!
その斜め配置が可能なのも、
半径24.3cmのカーブレールのおかげ。
奥行きも60cmしかないから。
そんで。
![](https://assets.st-note.com/img/1712406599004-cg7bxNcr0m.jpg?width=800)
この、架線柱です。
架線柱ってのは、電車が走るとき、
パンタグラフっていうので、
屋根から電気をとるんですが。
その電線を張るためのもの。
鉄道模型の世界では、
この、架線柱が配置してある、
ってことは、電化している、
という意味合いがあります。
電化している設定なら、
電気機関車や、電車が走ってOK。
もし、架線柱がなくても、
べつに電気機関車を走らせても、
構わないんですがね。
どこまで実感を求めるか、
にもよりますけど。
何も制約がなければ、この架線柱、
立てたほうが、見栄えはいい。
電車も走れるし。
しかし。
しかし、ですよ。
実際問題、このジオラマで、
鉄道模型を走らせ続けるには、
レールクリーニングは必須です。
それでなくても、細かい部品が多い。
結局、どうなるか。
![](https://assets.st-note.com/img/1712406610119-Mrpk6LRIt4.jpg?width=800)
こうなるわけですよ。
ポッキリ、折れてる。
これは、輸送時にこうなった、
のかもしれませんがね。
部品もありますが、もう、
あえて、このままにしてます。
ほかに、引っこ抜けたとこも。
このままのほうが、
レールクリーニングしやすいから。
まぁ、ええんです。
そんな、ゆるい感じで。
![](https://assets.st-note.com/img/1712406619258-YvdMMrVvh4.jpg?width=800)
さて。
この、線路沿いの、
ねずみ色の、ウレタン??
なんでしょう。これ。
これも、なかなか、高度な技術。
駅でもない、地面でもない、
なんとなく、レール関連の設備?
みたいな。
あるいは、気を付けてみないと、
気が付きもしない部分。
このウレタン部分、
なんかすごいなぁ、と思います。
構造的には不自然なのに、
ぱっと見、不自然じゃなく、
すんなり溶け込んでる。
たぶん、高等技術です。
しらんけど🤤
![](https://assets.st-note.com/img/1712406631195-3vJtw1obP2.jpg?width=800)
さて。
右手奥の、崖をみてみましょう。
こういう崖?があることで、
背景が遮蔽され、変化がでます。
なんか、切通を通ってる、みたいな。
こんな部分でも、
ゼロから作ろうとおもったら、
かなり大変ですよ。
![](https://assets.st-note.com/img/1712406643058-msoa4lkIR5.jpg?width=800)
裏がわは、こんな感じ。
岩肌の色も、絶妙。
土っぽく見えますもんね。
実際、自分で作ってみたら
わかりますが、土って難しい。
色を塗っても、土っぽくならない。
やってみたら、わかりますよ。
難しいんです。
そんで、このジオラマ。
この立体的な部分も含めて。
ものすごく軽量にできてます。
強度もしっかりあるのに、
ものすごい軽量です。
土台に、発泡スチロールを、
多用している模様です。
私は置きっぱなしにしてますが、
日本では、家庭の事情から。
使うときだけ拡げて、
ふだんは立てかけてる、
そんな運用の家庭も多い。
それから考えると、
軽量で、手軽に持ち運びできる、
それはものすごいアドバンテージ。
よく考えてあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1712406655178-3MKdPsL3dG.jpg?width=800)
さて。
地面に、目を移しましょう。
右手前に、人工芝。
この、人工芝を細かく使う、
ってのも、高度な技術です。
これを使うと、スペースが埋めれて、
便利だと思うんですが、
コレばっかりで埋めちゃうと、
単調で、実感が損なわれる。
![](https://assets.st-note.com/img/1712406666178-RpX5vaYkpz.jpg?width=800)
なので、つなぎめに、
こういう、草っぽいやつで、
うまく地面と繋いでるんです。
この草っぽいやつは、
『ライケン』って名称です。
覚えときましょうね。
![](https://assets.st-note.com/img/1712406675064-XGfrfUfnja.jpg?width=800)
よくみると、さっきの崖にも、
うまく、ライケンが貼り付けてある。
![](https://assets.st-note.com/img/1712406686017-lTwRhXlWN1.jpg?width=800)
奥の方にも、人工芝、
ライケンでうまく繋いである。
![](https://assets.st-note.com/img/1712406709797-CC8pGWAINl.jpg?width=800)
さて。
お次は、『柵』に目を移しましょう。
多くの素人が忘れがちなのが、
この、『柵』。
現実の風景では、
たいがいの境界線に必ずあるのが、
この柵。
柵を制するものは、
ジオラマを制する。
そう言っても過言ではない。
(過言やわ)
![](https://assets.st-note.com/img/1712406719996-WrOIhI3t68.jpg?width=800)
この柵の配置も絶妙で。
片側だけ配置している部分もあれば、
このポイント付近のように、
両側に柵を設置している部分もある。
![](https://assets.st-note.com/img/1712406736236-9oAmkcVdt0.jpg?width=800)
奥のほうは、線路の向こう側だけ。
ほんとなら、手前にもあってもいい。
でも、柵だって、費用がかかるし、
手前に設置したら、車両がみえずらい。
そういう計算も、
たぶん、されてるはず。
![](https://assets.st-note.com/img/1712406863961-cEaizuVWO2.jpg?width=800)
畑も、柵で囲ってありますね。
この柵が、もしなかったら、
間の抜けた表現になるはず。
そして、その柵のむこう、
路線バスのとこに、
電柱と電線、ありますよね。
これも、秀逸な表現で。
私のとこに来た時、
すでに破損してましたが。
なんとか直して、この状態。
でも、たぶん、さいしょからこれ。
意味わかりますか?
私は、意味、分かります。
電柱が、二本だけ。
電線も、この部分だけ、二本だけ。
思い切りよく、割愛してるんです。
でも、電柱と電線を表現してる。
これをもし、神経質に、
全部つなげてたら、手間もすごいし、
費用もかかるし、煩雑になる。
それを、簡潔に割り切って、
ここだけ表現することで。
この周辺には、ほんとは、
電柱も電線もあるんですよ、
ってのがわかる。
そういうのを、想像力で補う。
その、一助になってるのが、
この部分的な、割り切った、
電柱と電線。
高度な技術です。
![](https://assets.st-note.com/img/1712406936019-74GLENbjNx.jpg?width=800)
駅前にも、電柱と電線。
少なくとも、畑とここは、
つながってるってイメージですよね。
うまくできてます。
![](https://assets.st-note.com/img/1712406950996-D6zmSJa0tH.jpg?width=800)
次は、左手のトンネル部分。
からの、山?崖??部分。
![](https://assets.st-note.com/img/1712464432887-kOdhyoMUkN.jpg?width=800)
商店街の裏手に、
裏山?崖??が続いています。
![](https://assets.st-note.com/img/1712406970123-mDhfkhzTlQ.jpg?width=800)
トンネル抜けた向こう側。
少し、野原が広がってる。
![](https://assets.st-note.com/img/1712406978948-A3QJjfrYdW.jpg?width=800)
たまに、ひっくり返して、
コッチから見ても、
景色が変わっていいかも。
![](https://assets.st-note.com/img/1712407003005-8HE7vd2kuW.jpg?width=800)
山の横はこんな感じ。
![](https://assets.st-note.com/img/1712407012000-3Lt1qhGygU.jpg?width=800)
ちゃんと、メンテナンス用の穴。
鉄道模型で、トンネルを作るなら、
メンテナンス用の、こういう穴、
必須なんです。
レールクリーニングもだし、
万一、列車がトンネル内で、
立ち往生や脱線したら、
ここから取り出せますから。
![](https://assets.st-note.com/img/1712407030546-8H0eDNm0RM.jpg?width=800)
さぁ。
そんなこんなの、ジオラマでした。
ちいさなスペースに、魅力満載!
さぁ!
あなたも、素敵な☆ジオラマ☆ライフ、
いかがですか??
(急に宣伝チック)
※ことの発端はコチラ↓※
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