見出し画像

昭和生まれのオジサンって痛い


肩書を提示しても肩書を見ているのではなくて人柄

「こんな偉い肩書のオレに相談相手になってもらえてきっとありがたいと思っているに決まっている」というのが大いなる勘違い。

逆に部下にとっては肩書ばかりで「中身が昭和な古いおじさんの話し相手をする我慢大会の時間だ」と思われていることに気が付かないのが、とてもイタイんだけどな。

勉強が嫌いなおじさん(おじいさん)が上司だと悲惨

うちの息子3人のうち2人が転職をした際に何社か見学に行った。その結果選ばなかった会社がいくつかあり、理由が

  1. オッサンが多かった。オッサンというよりお爺さん、父さんより上な感じでさ、しかも全員決まって部下や女性や若い人に横柄なんだよな。

  2. 紙ベースなんだよ、今時。あんなに手書きで紙で何でも書いていたらいつまでも残業しないとならないでしょ、事務所みたいなところにパソコンの数が少ないし、タブレットを使っている人も少なかった、終わっている。

「はー、たった数時間の見学でよく観察しているなぁ」と感心してしまいました。ちなみに現在は息子2人とも社長が50代前半、以下部長が40代30代の、歴史も浅く働いてる年代も若い人が多い会社へ転職しました。

上記の引用の記事に出てくるオジサンは肩書に依存して世の中の新しい事を勉強してこなかったんだと思う。そういう会社には若い人は集まらないし、入っても数年で転職してしまう。うちの息子達のような外部の人が見学に訪ねてくると「オジサンが多い古い特有の気持ち悪い感じ」がするのではないかと思う。

オジサンは時間泥棒

こういうオジサン関連の記事を読むと思い出すことがある。

私の昔の知り合い(当時30歳)がIT系の会社にお勤めしていて、クライアントのオジサンが仕事中にいちいち些細なことでも電話を掛けてくる、それが15分とか30分とかどうでも良い長話をしたがる、作業が中断されて迷惑だという事がわかってもらえない、メールなら1行か2行で済む事柄でもいちいち電話を掛けてくるから困ると話していた。

オジサンにとっては重要なコミュニケーションかもしれないけど、相手にとっては時間泥棒になっていることが分からない。

新しい事を勉強していないからタブレットも使えず最新ソフトも使えず、電話で長話をしたがるオジサンはズレているから、そんなオジサンと若い人がコミュニケーションしたいわけないだろ。

※猫山課長さんの記事は他にも面白いから読んでみると面白いと思います。

昭和なオジサンでも好かれるタイプの方はいる

私の職場に入ってきた、定年後の第二の職場として契約で入ってきた、オジ様。明らかに自分の子供より若い年齢の上司に対してとても礼儀正しい。以下の感じ。

  • 相手の年齢や立場に関係なく礼儀正しい

  • セクハラギリギリ、くだらないサムいダジャレを言わない

  • 清潔

  • 言葉の選び方が誰に対しても丁寧

  • 朗らかでにこにこ

朗らかでにこにこと、愛想よくヘラヘラの違いが分からない人は永久に分からないと思う。無理。
清潔、本当に清潔。清潔と過剰なおしゃれは違います。毎日きちんと洗濯しているんだな、というのがわかる服装。
寒いダジャレやセクハラギリギリの下ネタを言わない。言われると女性は内心「笑ってやらないとならないのか、面倒くさい」と思っている。

このオジ様は職場で男女問わず「良い人」「好感の持てる人」と思われている。肩書のない時が人としての勝負ではないかしら。


サポートありがとうございます😊noteやブログのネタ探しの旅の一部に充てます。