1人ではなく複数人の良いところをロールモデルとして定める②
こちらの記事の続きです。
自身のキャリアを明確にしていくために、「複数の人の良いところをロールモデルとして定める」ということを意識しています。
①では、安田登氏を挙げさせていただきました。
今回も、著名人の中から、私がロールモデルとして、勝手に先生と呼ばせていただいている人をご紹介したいと思います。
田坂 広志:多摩大学大学院 名誉教授
http://hiroshitasaka.jp/
安田先生もそうでしたが、私がロールモデルとしている先生は、複数の肩書を持たれている方が多いです。
田坂先生の肩書は、HPの一番最初に書かれていた「多摩大学大学院 名誉教授」と書かせていただきましたが、ご自身のシンクタンクをつくられていたり、東日本大震災の際には内閣官房参与として福島原発事故に取り組まれるなど、本当に多様な分野で活躍されています。
そんな田坂先生について、私が「こうなりたい」とロールモデルにしていることは
決して悔いのない「最高の人生」を生きていらっしゃること
私と田坂先生の出会いは、15年近く前にさかのぼります。
出会いといっても、一方的に本を読ませていただいただけですが、その本に社会人なりたての私は衝撃を受けました。
未来を拓く君たちへ
それまで、大学生から社会人になり、それなりに苦労して生きていたつもりの自分に対して、全く新しい考え方をインプットされたように感じました。
例えば、「悔いのない人生」を生きるというテーマについて
「夢」の実現に向けて思いを込めて歩むとき、「願い」の実現に向けて力を尽くして歩むとき、「成功」に向けて全身全霊での努力を続けるとき、我々は、独りの人間として、大きく「成長」できる。我々は、人間として、素晴らしい「成長」を遂げることができる。
よくある自己啓発や成功哲学と呼ばれるもので言われる「願えば成功できる」ということ。しかし、実際には願っても成功しないことは多々あります。
そうではなく、約束されているのは「成長」するということ。
なので、どのようなマイナスの出来事に対しても、「悔いのない人生」を生きていくこと。
もちろん、私はその境地までたどり着けていないので、日々後悔してしまっています。
ただ、後悔した後に、「いやいや、これも自分の成長につながるんだから後悔する必要ないんだ」と思うようにしています。
もう1つ、私が最も心に止めている言葉が次の言葉。
明日の「死」を、覚悟して生きる。
自分がいつか死ぬということは、論理的にはわかっています。
しかし、日々平和に生きていると、死を忘れてしまう。
こんな新型コロナで、これまでに無いくらい死が身近になってきた中でも、自分だけは大丈夫と思ってしまう。
そんな状況なので、今日やれなくても、明日やればいいか。。。と先延ばしにしがちです。
そうではない、いつ死ぬのかわからないと考え、
過去は無い。未来も無い。あるのは、永遠に続く、いまだけだ。
という、今を生ききるという態度で、人生に臨んでいく。
そのような姿勢で、自分自身も人生を生ききっていきたいと考えています。
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