【crage 代表インタビュー】Kyohei Kawaguchi(前編)
こんにちは、デザイン×エンジニアリング×ディレクションをベースに「新しい価値観」を創造するクリエイティブ集団、crage(くらげ)株式会社 HRチームの内田です!
これからこのマガジンでは、crageで働くメンバーを1人ずつ紹介していきたいと思います。
第一弾はcrage株式会社の創業者、代表取締役の川口さんにインタビューを行いました🥳👏🏻
私自身も聞きたいことがたくさんあり、そしてこれを読んでくださる皆さんに代表のインタビューを通してcrageの魅力を知ってもらいたいという気持ちから、記事のボリュームがとんでもない量になってしまったので前編と後編に分けてご紹介させていただきます✍🏻
ぜひ最後までご覧ください!
PROFILE|CEO&Founder 川口 享平(Kyohei Kawaguchi)
ー crage株式会社とは?
自分が若い頃に強い日本の企業を沢山見てきたこともあり、世界に向けた日本の会社を創業していきたいと考えていました。その中で生まれたのがcrageです。
社名の由来はcreative(クリエイティブ) + -age(集団の意)を合わせてcrage(くらげ)としています。
私のやりたいこと・実現させたいことは、一人では達成できないものです。集団で目標に向かっていくからこそ達成することができ、更に想像を超えたものになり得ると信じています。同時に、それが企業としてやる意義があることだとも思っています。
また、人生において仕事に割く時間の割合は少なくないと感じており、働く皆が良い環境で充実した人生を送るための場所にcrageがなっていければなと。
私はcrageの代表として活動していますが、crageは私の会社ではなく皆の会社であり、そう感じてもらえる環境にしていきたいと思っています。
ー 会社の立ち上げの経緯について
昔から社会や仕事、お金の流れに興味があり、「会社とは?」「社会の仕組みとは?」といったことを常に考えていました。
そして、自分のやりたいことや目標を早くから持つタイプだったこともあり、私は大学を卒業していません。
また、身内に創業者がおり、周りの大人から情報に触れやすい環境だったことから、学校で学ぶことよりも、社会でいち早く学んでいきたいという思いで行動をしていることが多かったです。
私の幼少期は日本のバブル全盛期で、トヨタやソニーなど日本の企業が生み出す製品が世界からも高い評価を受けている時代だったことから、自分も日本で創業していく上で世界に向けて発信できるようなビジネスを行いたいと考えるようになり、それが目標になっていきました。
社会に出るタイミングで、まずは実務を経験することが必要だと思いサラリーマンになりました。当時、仕事を獲得していくスキル・仕組みを学びたいと思うと同時にPCを使っていく時代になっていくだろうと考えていました。その両方が叶うような職につけるタイミングがあり、営業と社内のサーバー管理を行う業務を経験しました。
働いていく中で、より今後はインターネットの時代になっていくと確信したため、未経験からWEBエンジニアの採用を行っている企業に転職をし、更に知識を身につけていきました。
スマートフォンの発表に合わせて独学でスキルを習得し、当時ソーシャルゲーム全盛期グリー株式会社に入り、エンジニアマネージャー・テックリードと高度な技術に触れられる経験や、プロデューサーとしての制作にも携わらせていただきました。多くの経験・事業に携わらせていただき、自身で起業に向けて動き出しをしたタイミングで、テイクツー・インタラクティブより日本支社でのモバイル・オンライン事業の立ち上げの担当としてジョインしてくれないかとオファーをいただきました。
起業をするつもりということで一度お断りの意思をお伝えをしたのですが、日本での新しい事業の立ち上げであり、創業前の立ち上げ経験という形で良いからジョインしてくれないかと熱いオファーをいただいたので、参画することを決めました。
参画後は、NBA2Kのモバイルタイトル、グランドセフトオートVのオンラインの担当をさせていただきました。
そして、グランドセフトオートVがリリースから6部門のギネス世界記録を塗り替えるほどの大ヒットになり、早い段階で結果が出たので、改めて創業に向かっていきました。
創業当初は、大手企業の事業立ち上げやプラットフォームとしての経済圏の仕組みづくりなどの依頼を受けながら、仲間や制作を増やして行き、現在のcrageになっていきました。
ー 会社経営において大切にしていること
当然なことかとは思いますが、創業当初から皆の給料を滞らせない事を強く意識していました。
今、crageは7期目を迎えましたが過去には大変な時期もありました。今でも新しい事業創出やアクセルを踏むときには、代表として給料を滞らせるようなことは、あってはならないことだと考えています。
もう少し根本的な話になりますが、創業したときから「安い仕事で働く人の賃金を低くし、利益を追求するビジネスモデル」はやりたくないと考えています。
逆にプロフェッショナルとしての質を上げ、お客様に満足してもらえる付加価値を提供していく。その上で見合った価格、満足のいただけるものを追求することで成果をいただくことが、私の考えるビジネスの形だと思っています。
ー 代表になって直面した課題や障壁
事業や売上を作りながら、組織作りを行っていくところは難しさを感じながらも頑張っています。ティール組織を目標に、かなりフラットな形を目指していた時代もありましたが、あくまで事業や役割が育ち、成長しないと難しいものだなと感じ、今はまずしっかり組織を作っていく形で進めています。
組織的に動くことや役割分担による働き方は、日本の文化や社会の特徴と合っていると思いますが、メンバーには意見を持ちながら自分の会社として共に成長してほしいですし、働きやすい環境を作るのも一緒に考えていければと思っています。そのためには、バランスの保ち方や役割の明確化など、組織課題に向き合う必要があります。そういったメンバーの意見を反映したり自発的に行動できるような環境を作りながら、組織としての役割・方向性を定めていくのは難しいと感じる課題でもあり、逆にやりがいも感じます。
ー 代表としてのキャリアで得た重要な教訓や信念
信念は「自分の目標を変えないこと」です。
昔から目指す目標を大きく変えたり揺らいだりすることはあまりないのですが、この信念はこれからも大事にしていきたいと考えています。
また、小さなことでもコツコツと進むことが大事と考えていたり、物事には無駄はないと思っているタイプなので、それをぶらさないで進んでいきたいと思います。
教訓は「相対的な状況を見極めて判断すること」です。
よく自己分析するのですが、私はせっかちな性格で、決断が早く物事に対して素早く行動する傾向があります。そういった性格がマイナスに働くこともあるため、特に組織や人に関わるときには過去の経験を踏まえ、焦らず状況を確認した上で判断をすることが大切だと感じています。
少し話は変わりますが、色々な方とお話をする中で「あなたは運を持っている」と言われることが度々あります。それは自分の信念があるからこそだと思っています。細かいことでもターニングポイントとなる瞬間があると考えているので、そのタイミングを見極めて臆せずアクションを起こし努力することが運にもつながるのだと思っています。
川口さんのインタビュー前編は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました!続く後編では、crageの強みや目標、川口さんの人柄などもご紹介できればと思います🤭
お楽しみに〜!
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