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非デザイナーがデザイナーになっての3つの学び

こんにちは。デザイン×エンジニアリング×ディレクションをベースに「新しい価値観」を創造するクリエイティブ集団、crage(くらげ)株式会社のデザイナーのナンシーです。
私は、もともとサイトやメールマガジン、広告などからの集客を企画するマーケターでした。
各チャネルの改善を行う中で、UXの存在を知り、そこからUIUXデザイナーに転"職"しました。

そんなジョブチェンジを行った私が、デザイナーになることで学んだ3つのことをご紹介できればと思います。
非デザイナーの方に、「デザイナーってこんなこと考えているんだ」ということが伝わるといいな、という気持ちも込めて。



その1ピクセルは「小さなこと」ではない

それまで、枠線の太さ、文字の大きさ、ボタンとラベルの配置位置、各余白の大きさ...これらが何ピクセルなのか、気にしたこともありませんでした。
ピクセル単位のデザインのずれは、「小さなこと」「目的に対して重要ではない」、と思っていたのです。

デザイナーになり、先輩から多くのデザインの視点を教えていただくと、パッと見るだけで、違和感に気がつくようになります。
1ピクセルずれている、1ピクセル小さい。逆に、そのずれた1ピクセルが「効いてくる」こともあります。
その1ピクセルの違いは「小さなこと」ではないのですよね。
もちろん、優先順位をつけ臨機応変に対応しているので、結果的に「分かっているけど対応しない」時もあります。
自分を腹落ちさせて進めつつ、心では次こそは...!と思っているのです。


どんな職種でもゴールは同じ、アウトプットが異なるだけ

1ピクセルは「小さなこと」ではない、とお伝えしました。
これはデザイナーだからこその観点にみえますが、この思考に至る背景や目的、発想に立ち戻ると、前"職"の、マーケターと変わらないと思うのです。

このサービスによって、こんなことを実現したい!
そのためには、こんな問題がある。
課題はいくつかあって、解決方法はこんなことが考えられる。
その解決方法の中で最も重要なことは、この要素・項目・観点。
だから、デザイナーは「1ピクセル」、マーケターは「0.1%」が「小さなこと」ではない。

職種によって、目的やゴールへの手法やアウトプットが異なるだけなのだと思っています。
ただ、このように考えられるようになったのは、多職種同士、意思や意図を明確に伝えようとするcrageだからこそなのかもしれません。
常に意図を汲み取ろうとコミュニケーションを取る、コミュニケーションしやすい環境を作ろうとする、crageのメンバーはやっぱり素敵です。


世の中すべて「デザイン」されている

どんな職種でも実はゴールは同じ、ということをお伝えしました。
こんな風に捉えると、日々、瞬間瞬間に出会うものすべてが「デザイン」されているのではないかと思うようになりました。
それは、モノ・サービスに限らず、知覚できるものすべてが、誰かの「デザインの結果」なのではないかなと。

深い〜〜!あまり深いと戻れなくなってしまいそうなので、このあたりで!
ただ、こういった考え方を持っていると、日々入ってくる情報を前のめりに知りたいと思えるようになり、とても楽しいと感じています。


最後に…

いかがでしたでしょうか。
非デザイナーがデザイナーになっての3つの学びをご紹介しました。
これは「デザイナーになったから見えた」のではなく、どうなると素敵か、どうすれば実現できるか、様々な職種と、また、職種以前に、個人と会話し続けることで見えてきたものだと思います。

未経験の私をデザイナーとして叩き上げてくださったメンバーに、感謝!



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一緒に会話しましょう!

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