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Webディレクター視点で考える『最近のマーケティング手法 キャラクターの魅力』

デザイン×エンジニアリング×ディレクションをベースに「新しい価値観」を創造するクリエイティブ集団、crage(くらげ)株式会社のディレクションチームです。

今回は、つちだが担当します。
今年のゴールデンウィークは最大10連休となりリフレッシュされた方も多くいらっしゃったのではないでしょうか?私は、近場で1泊旅行に行ったり母とランチしたりとリフレッシュすることができました。仕事とプライベートをバランス良く生活できるのもcrageの魅力の1つだと感じています。

ディレクションチームでは日頃から気になったニュース、記事、SNSの投稿等の情報を共有してチームとメンバーの成長に繋げるようにしています。
ジャンルは「ディレクション」に関わるものから、「デザイン」「マーケティング」「WEBサービス」「トレンド」等を幅広くピックアップしてますので、ぜひご覧ください!

Webディレクターが担当する制作案件は、商品やサービスのリリースまで完遂することがゴールのように感じるかもしれませんが、それと同じくらい大事なことが「世に出た商品やサービスをどうやって認知してもらうか」です。

そのため、常に最近のマーケティング手法を学び、どのように活かしていけるのか考える必要があります。


アニメ市場の成長とキャラクターマーケティング

マーケティングとひとことで言っても、実際に商品やサービスを認知してもらうためにはその商品にあった手法を用いる必要があります。
その中でも、最近増えてきた手法として、すぐに思い浮かぶのがアニメやキャラクターとコラボしたキャラクターマーケティングではないでしょうか。
実際、街を歩いていると目にする機会も増えましたよね。

「ココス コラボ」で検索した結果

このマーケティングの元として考えられるのが、2024年に発表されたアニメの世界市場です。

アニメは「一部の熱狂的なファン向けのニッチな文化」から「王道のエンタメ文化」へと移行しているといっても過言ではなく、2024年から2029年の5年間でCAGR(年平均成長率)は8.44%と予想されています。
特にデジタルネイティブなZ世代・α世代にとってアニメは、なくてはならない文化になっていると言っても過言ではありません。

成長率の背景には、動画配信プラットフォームの急成長により、全世界の人々に同時に「リアルタイム配信」されるようになったことがあげられそうです。特に、ここ数年のコロナ禍におけるこの傾向は顕著になりました。

アニメ市場が大きくなれば
「作品も多様化し、様々な価値観にヒットする作品が多く生まれる」
という相乗効果が期待されそうです。

成長率の背景を知ることで理解が深まるかと思いますので、一読することをおすすめします。

キャラクターマーケティングのメリット

次に、キャラクターマーケティングの効果として発表された記事を読んでみました。

企業やブランドに対して、私たちはある程度、パッと思いつくイメージがありますよね。
もちろん、そのイメージは大事に大切に守り続けていくものです。
しかし、その一方で企業やブランドは、そのイメージから脱却したいと考えることも多くあります。

キャラクターマーケティングという手法自体は目新しいものではありませんが、記事を読んで思ったことはキャラクターの力は絶大だなということです。

● 認知度の向上と集客や販売を促進

人気キャラクターがいることで購買を検討してる人の目に留まったり、記憶に残りやすくなり、キャラクターの特性を理解した企画を行うことで、売り上げ増加に貢献できそうです。
実例としては、以下のコラボを見つけることができました。

2024年春、アニメがABEMAやテレビ東京系列、そしてX(旧Twitter)にて全世界リアルタイム配信がスタート。放送にあわせてコラボすることにより、アニメを見た視聴者が来店するだろうなと感じました。

● SNSで話題化

コラボ企画はキャラクターのファンによるX(旧Twitter)やInstagramを始めとしたSNSで配信されることにより、ユーザーのエンゲージメント率や動画視聴完了率の増加が見込めます。
実例としては、以下のコラボを見つけることができました。

2018年まで遡りますが、当時、創業55周を迎えたタツノコプロのアニメキャラクター「ドロンジョ」と生誕90年の手塚治虫の代表的キャラクター「ブラック・ジャック」が初コラボしたことで話題となり、公開10日で100万再生を記録しました。
2人が婚活をするという斬新なコラボであったため、X(旧Twitter)で大変話題となりました。

同様にGUCCI☓ドラえもんのコラボも大変話題になったコラボ例だと思います。

● ブランド力強化

コラボしたことにより、ブランドのイメージが広く確立されたり強化されます。また、次にどんなキャラクターとコラボするのかと期待が高まります。

キャラクターとコラボすることで、キャラクター自体がすでに持っているイメージをブランドに投影させることができ、イメージの強化に一役買うことが可能です。
キャラクターが元々もつイメージを知る必要があるため、年代ごとに好感度の高いキャラクターを知っておくとよさそうだと思いました。

実例として、以下のコラボを見つけることができました。
老舗の銀座三越が自社のブランド強化に際し、長年にわたり好感度が高いSNOOPYを採用していることにも頷けます。

この記事ではメリットだけではなくデメリットもきちんと書かれており、納得できる内容でした。
商品やサービスに適したキャラクターを起用することが重要である、と締めくくられているのも印象的でした。

最後に

さまざまな場面でキャラクターコラボは活用できそうですが、必要なタイミングで提案やチーム内でナレッジシェアするためにも、日々知見を溜めていく必要があるとも感じました。
立場が変われば大事にしたいことは変わってきます。
商品やサービスを知ってほしい・買ってほしい企業キャラクターを大切に育てている制作者の意見を傾聴していけるようにしないといけないな、と思いました。

そのためにも、ディレクター自身も日々新しい知識や動向をキャッチアップしてナレッジシェアすることで、チーム全体のパフォーマンス向上と、より良い価値を提供できるように研鑽が必要だと痛感しました。

今回もディレクションチーム内であがったニュース、記事、SNSの投稿等の情報の一部をご紹介させていただきましたが、まだまだ他にも様々なニュースを日々共有してディレクターメンバーで盛り上がってますので、そちらはまたご紹介させていただきます!

今回もお読みいただきありがとうございました。
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