模人

ヒトを模したもの

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最近の記事

冷笑

MOROHAを聴いてほくそ笑む。若さのエナジーで燃え盛る炎に冷や水をぶっかける。でも自分は特に何もしない。何もしなけりゃ道を踏み外すことも嘲笑の的に成り下がることもない。そうやって安全圏から出ないまま、守られた気になって老い朽ち果てる。そんな奴は今すぐ死んじゃえ。

    • 存在証明

      貫きたいことがある。これは誰にも譲れない。 俺はデトロイト生まれのあいつになりたい。自分の腕一本で成り上がりたい。一番ヤバいってことみんなに知らしめて、自分の存在証明を果たすんだ。 みんなを楽しませたいという純粋な気持ちがずっとある。生粋のエンターテイナー達に憧れて約何年経ったろう。 できれば自分が目立ちたい。自分の話を楽しみにして近寄ってくれる人を1人でも増やしたい。 傍観者は数合わせだ。いつだって当事者であり続けるんだ。数の力に流されるな。流される前に飲み込んでし

      • ルサンチマンで創作を行う全ての人へ

        2024年4月11日現時点では自分の中で一番出来が良いと思う。

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        • 読書感想文について

          読書感想文の存在そのものが嫌いすぎて小学四年生を最後に一度も書いてない。高校の課題で読書感想文が出た時は「舐めんな。」と思っていた。 読書感想文は無価値だ。読書感想文を書くのが上手いということだけで評価され、県で入賞とかしてる女にすら怒りを覚える。 では、なぜ読書感想文が嫌いなのか説明しよう。 まず読む本を指定してくるところ。これがもう本当に意味が分からない。漫画は禁止、とかの制限を行うのならまだ分かるのだが、マジで誰が読むねんみたいな知らない小説を読まされる。どうせ当

          理解

          100%の理解を得られることなんてどんだけ努力しても無理であると分かりきっている。 気持ちが歳をとりすぎて他人の涙では一切感情が動かなくなってしまった。尊敬する人・好きな人・友達が本気で怒ってきた場合のみ動揺して反省をする。本気で改めようと思える。滅多にない。 冗長なだけで読みづらい文章を読むと、こいつがいかに勉強から逃げてきたか、自分と向き合ってこなかったが透けて見えるのでやるせなくなる。 Twitterの言論統制は行きすぎている。もはや戦時中。 配慮の時代。配慮し

          日本刀

          言葉が俺を確実に生かす。言葉がお前を確実に殺す。日本刀みたいにスパッと切り裂く。テレキャスターよりも危なっかしい時もあるが、野戦病院の看護師より優しくなる時もある。いかんせんその取り扱いに細心の注意を払わねばならない。 ライフイズパーティーライフイズショータイムなんてまたおどけた顔で言いたいわけじゃないのだが、誰かと通話で喋っているだけで丸一日全部無駄にしてしまえる。事実は小説よりも奇なりとは言い得て妙であり、自分では普通と思って過ごしていることが、他人にとってはぶっ飛んだ

          マジの話

          これは俺がまだ中央分離帯に銀杏を添える仕事にやり甲斐を感じていた頃の話だ。 俺は当時、日本そばを食べる時に頭の中でチャゲアスのSAY YESが爆音で流れる病気に罹患していた。どんな名医に診てもらっても診断名は「日本そばを食べる時に頭の中でチャゲアスのSAY YESが爆音で流れる病気」だった。日本の医学はチャゲアスに追いついていなかった。余計なものなど無いよねじゃねえよ、お前らが余計なんだよとブチギレながら日本そばを食べていた。振り返るとそれも青春だった。 そんな青春真っ盛

          マジの話

          ギロチンII

          言葉のギロチン。もらうお命。ロベスピエールが独裁ベイベー。 民主主義なんて嘘ばっかじゃん!よく見りゃ全然恐怖政治。だんだん弾圧増えすぎfuckin。テルミドールで逆襲ナイト。クーデター起きてさよならポンポン。 待ってくれ、これは公安委員会の陰謀なんだ。右翼も左翼も仲良くしようや。早く、早く、私のメシアよ、迎えに来て〜。生誕祭のプレゼントは幸せ以外にありえないの。 あ!政敵だ!殺す!反乱起こせば即殺害。テ、テ、テ、テロリズム。ブルジョア婦人とワンナイトして〜。僕の名前がフ

          ギロチンII

          バズ毒

          初めて万バズした時の心境が書いています。叩かれすぎて動揺しまくってる心の揺れを赤裸々に書きました。今となっては恥ずかしいですが。

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          バズ毒

          suicide girl

          とあるバンドへの愛をバンド名や曲名を使わず叫んでいる。

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          男性ブランコ浦井さんへの感謝

          2022年11月12日のことだ。自分は千葉県で用事を済ませて急いで電車で東京に戻り、着替えてまたムゲンダイホールに向かうために一旦家に戻る道の途中だった。 ほぼ毎日通るような、近所のなんてことない横断歩道を渡っている時だ。一台の自転車とすれ違った。その自転車に乗る人はマスクを着用していたのだが、目元を一瞬見ただけで自分はあれ?あの人じゃないか?と思った。 「浦井さん。」 心の中でつぶやくつもりが、びっくりしたのもあって少しだけ声に出てしまった。とても小さな声だったはずだ

          男性ブランコ浦井さんへの感謝

          宇宙の話で女を口説く

          初めてちゃんとした短編小説チックなものを書いてみたのだが、結構評判が良くて嬉しかった覚えがある。思いつきで書き始めた割には、結構上手いこと着地できてる方じゃないかと思う。

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          宇宙の話で女を口説く

          童貞男爵

          立派な髭を蓄えて、爵位を表す帽子を被っている。目は理知的で鋭く、鼻は気品高さを感じる。口元は締まりがあって貴族のプライドを感じさせる。身なりにはいつも気を遣い、鮮やかな色彩の宮廷衣装がよく似合う。腕にはアンティークのブレスレットを着け、王宮をただ歩くその姿すら様になる。彼は代々受け継いできた貴族一家の末裔。誇り高きその血を胸に、今日も優雅に過ごすのだ。しかし、彼には一つだけ秘密があった。そう、彼は何を隠そう童貞なのだ! 童貞男爵の朝は早い。一般市民とは違うのだからアラームな

          童貞男爵

          ギロチン

          年齢や病気を免罪符に悪事を働くクズにブチギレてる時の文章。怒り狂ってる時にしか扱えない強いエネルギーを帯びている。

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          ハンドメイド

          2019年の4月から5月にかけて、当時16歳・高校2年生の自分が書いていた半ば黒歴史のような文章を有料で晒したいと思います。4部作になっています。1部の冒頭だけ無料公開するので、他人の黒歴史を覗き見たい人はお買い求めください。 2019.4.29 「ハンドメイド」 朝の山手線に乗る大人たちはどの人もこの人も忙しそうで、どこかイライラしてる。田舎者が東京を語るありがちな言葉だ。なんだか生きていて面白くなさそうにすら見える、なんてね。だが、生きていくなんてことは実は大

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          クワバタオハラに告ぐ

          クワバタオハラを殺して俺も死ぬ! この泥に塗れて濁りきった世界で、お前と俺、二人きり。愛も平和も憎悪も無に帰してやるよくそったれ。色欲に流されて目の前が見えなくなるような時でさえも、俺は遠くからお前らの首を狙っているよ。 その醜悪な関西弁を通販番組に垂れ流すのをもうやめろ。旦那の愚痴をつらつらと喋るのをもうやめろ。見飽きたお前らの常套手段。今さらそれで小銭を稼ごうって虫が良すぎるんじゃねえのか。 ポシュレの楽屋に爆弾を仕掛けた。スイッチ一つでお前らの内臓は木っ端微塵さ。

          クワバタオハラに告ぐ