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ギロチン

言葉のギロチン。もらうお命。マリー・アントワネットもさよならバイバイ。

俺の言葉は南フランスの風を纏ってる。ロベスピエールも笑ってる。疲れた夜はボルドーのワインで乾杯しよう。

お前をフランス製の柱にくくりつけて、お前の眼前でフランス語で憂鬱を叫んでやる。まるでフランス版朝井リョウの「何者」のラストみたいに。

病気はお前の免罪符じゃない。完治することは一生ないんだから、ずっとうまく付き合っていかなきゃいけない。なんでもかんでも病気のせいにして許してもらえると思うな。第一、みんななにかしら病気っぽい気質を抱えてる。自覚がある人もない人も。そう思えば少しは楽になる。

誰か1人を悪者に演出できたら心地いいだろう。自分はいたってダメなままなのに、正義の味方みたいな気分になれるもんな。正義、最高〜!でも実際、正義と対立してるものの正体は、また別の正義なんだけど。

「ダメな奴を救うのがロックだ。」という名言があるのだが、現実から逃げるようにロックを聴きかじり、「そうだ、僕はダメなままでいいんだー!」と開き直ったっきり逃げっぱなしの奴を見ると悲しくなる。たまには立ち上がれよ。

医師免許を持ってない人が医者になりすましていたので早く逮捕してください。

これが言葉のギロチン。あなたの首もメンタルも吹っ飛びまーす。

ロベスピエールは、急進的な共和派として革命政策を強引に推し進めた。自身が所属するジャコバン派と対立するジロンド派を排斥し、独裁政権を樹立した後、国王ルイ16世や王妃マリー・アントワネットをギロチンにかけて処刑した。その後、ジャコバン派内の反対派であった左派のエベール、右派のダントンも処刑した。また、フランスの伝統であった封建的特権の完全廃止を行った。こういった恐怖政治に国民は次第に嫌気が差し、1794年7月27日、テルミドール9日のクーデターにおいて、ロベスピエール自身もギロチンにかけられて処刑されたのであった。

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