読書感想文について
読書感想文の存在そのものが嫌いすぎて小学四年生を最後に一度も書いてない。高校の課題で読書感想文が出た時は「舐めんな。」と思っていた。
読書感想文は無価値だ。読書感想文を書くのが上手いということだけで評価され、県で入賞とかしてる女にすら怒りを覚える。
では、なぜ読書感想文が嫌いなのか説明しよう。
まず読む本を指定してくるところ。これがもう本当に意味が分からない。漫画は禁止、とかの制限を行うのならまだ分かるのだが、マジで誰が読むねんみたいな知らない小説を読まされる。どうせ当たり障りないことだけ書いてあって面白くない。
そして良いことを書かせようと強制してくる雰囲気。この本を読んで人生観が変わりました、人に分け隔てなく接そうと思いました!じゃねーんだよ。本を1冊読んだぐらいで生活は変わらない。ちゃんと本当に隅から隅まで読んだのであれば、その感想がたとえ「クソつまらなかった。」「毒にも薬にもならない本だ。」でも良いと俺は思う。優等生ぶらせようと誘導する圧力が気に入らない。
そもそも感想文なんて書きたい奴だけが書けばいいと思う。本を読みながら自分なりに考えようとする態度を養おうとでも思っているのかもしれないが、そんなもんは能動的に本を読む人間はみんな持っている。それを文章化してるかしてないかだけの違いだ。
読書感想文なんてものはAIにでも書かせればいいと思う。読書感想文の課題を出さなかったというだけで俺の現代文の評定を4にした国語教師は、太宰治のことが大嫌いだと語っていた。だから教師になったんだろうね。
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