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情熱を持って働く。CRとの出会いというセレンディピティ

今回インタビューしたのは、総務を担当するHarukaさん。現在コネクテッドロボティクス(以下CR)において多方面で活躍している彼女がCRに入社するまでの経緯、経験してきた数々のことについて話を聞きました。
プロモーションの仕事にご興味をお持ちの方、何を基準に活躍先を選ぶべきかにお悩みの方、CRメンバーたちの持つマインドについてお知りになりたい方には特にご参考にしていただける内容となっています。

多彩な業務内容。マーケティング、補助金、
そして必要なこと全て

—— 現在CRでどのようなお仕事に携わっていますか?
3種類の仕事に携わっています。まず1つ目は、プロモーションです。展示会の企画や調整をしたり。CRやCRの作るロボットを知ってもらい、営業につなげるための前工程ですね。2つ目は補助金まわりの仕事です。国や県、その他団体の交付する補助金や助成金を受け、それを活用するための運用方法や体制を構築します。

そして3つ目が、総務としてその他何でもといった感じです!本社の移転・引越しがあれば引越しPJをやりますし、社内資産の捜索が必要であれば捜索隊を立ち上げますし、社内システムの構築・設計もやりますし、社内イベントの企画・運営もやりますし。名前の付きづらい、やる人がいない仕事全てをやっています。自分で気づいた仕事、人から頼まれた仕事、あらゆる名もなき仕事を引き受けています。

クリパもやります

—— マルチに活躍しているのですね!
私にとってCRは3社目の勤務先になります。1年半くらい前にITサービス系の会社から転職してきたのですが、特にそこでの経験が今役立っているかなという感じです。とにかくありとあらゆる業務に携わったので……。 

新卒入社後は広告営業と商品企画で“武者修行”


—— CRに入社するまでの経緯をお聞かせください
新卒で入った1社目は、車の情報通信系の会社でした。もともとは紙媒体の事業単体の出版社だったのが、インターネットサービス事業にも参入したという会社です。 

出身地の山形から上京して進学した大学では文学を専攻していましたが、文学部卒という肩書きが就職戦線で有利に働くことは残念ながらありませんでした。その上、私が卒業したタイミングは超就職氷河期だったにもかかわらず、「バンドと作曲をやっているから音楽関係の仕事、本が好きだから文学関係の仕事」と、極めて無邪気にお気楽に絞って挑んだものですから、ほぼ全滅でした。今にして思えば、本当に世間知らずだったなぁと思いますね。

それでもご縁があって、「まあ一応出版だから文学が関係しているし」と入社したのは車の情報系の会社では、広告営業に4年間、商品企画に2年間携わりました。 

車関係の会社でしたが当時は習い事情報サイトも運営していたので、広告営業時代は新規開拓のためにありとあらゆるスクールや教室を自分の足で訪問しながら、100社ほど持っていた既存顧客に対しては契約し継続いただけるよう関係性を構築したり、アップセルを行ったりしていました。

そんな風に4年間働き、仕事に新鮮味も無くなってきたので退職を仄めかしたところ、ちょうどその頃新しくできた戦略室への異動を打診されました。異動先の戦略室では、Google広告商品の企画を担当しました。クライアントのGoogle 広告アカウントを管理する代理店のうち、実績を上げている代理店はGoogleから「Googleパートナー」として認定されます。その最上位スタータスとして広告掲載枠の優遇を受けられるPremier SME Partnerに勤務先が選ばれ、広告のことなど何もわからなかった私がなぜか担当者に任命されたんです。 

年間10億売り上げたら表彰もらいました


売上実績が伴わなければプレミアパートナー認定は取り下げられてしまうだけに、もう必死にやりました。Googleの担当さんとタッグを組んで、リスティングから始まり、ディスプレイ広告や動画広告などの商品を作り、その売り方を全国各地の営業所の営業マンに説明して周り、営業マンと一緒に客先を回って契約を取ったり、顧客向けにセミナーを開催したり。すごく面白かったのですが、2年やったらもう大体わかった、やりきったなと思いました。
と言うことで他の会社に移るのもよいのではと考え始め、広告商品企画を2年間やったところで法律関係の情報を扱うITサービス会社に転職しました。

「情熱を持って、価値観に沿った働き方をしたい」という思い


—— 2社目でも広告のお仕事に携わったのですか?
はい、最初に携わったのは広告商品でした。ただ、そこから確か14回?異動することになったんです。自分でも途中からよくわからなくなりました。笑 だいたいいつも2部署、多いと3部署。2つの事業部に掛け持ち所属して、とにかくこれをやってくれ、あれをなんとかしてくれ、と言われたものを捌いていました。広告商品・商品企画、営業推進・営業企画、事業推進、マーケティング・・・。大変でしたが貴重な経験とはなりましたね。
だから今こうして幅広い業務に対応できているのだろうと思います。

—— そこからCRへと転職された理由は何だったのでしょうか。
人と関わりながら、自分の価値観に沿った働き方をできる場所で、情熱を持って働きたいと強く思うようになったからです。
 そんな風に働き方について考えるようになったのは、コロナ禍がきっかけでした。コロナ禍でフルリモートの勤務体制になったのを機に三浦半島に引っ越し、文字通り釣り三昧で楽しく暮らしていたのですが、人と会う機会がない生活が続いた時、自分はやっぱり人と直接会って仕事をするのが好きだと気づかされました。

ある日の釣果

それと同時に、セミリタイヤ同然のこの暮らしも悪くはないけれど、まだもう少しバリバリ働いてもいいかもしれない、そして働くならもっと情熱を持って働きたいという気持ちが強くなっていきました。というのも、この会社の仕事にあまり納得感を持てなくなっていたというのもあります。大企業病ではないのですが、規模が大きくなるにつれ入社時にあった活気が失われていって、フリーライダー(働かない人)も目に見えて増え、事業の成長性も見えず方向性も定まらず、そういう状態に自分の貴重な時間を費やしたくないと思い、2度目の転職を決めました。

セレンディピティに導かれたCRに「ここなら間違いない」と確信


—— 転職先としてCRははじめから選択肢として挙がっていたのでしょうか?
いいえ、ずっとSaaS界隈に居たので、当然のようにSaaSに絞って転職活動していたので、CRのような会社は想定していませんでした。たまたま声をかけてもらって、話を聞いてみたらすごく面白そうで興味を持ちました。

それでTezさん(CR代表取締役)に直接会ってみて、その人柄に触れ、この会社は純粋に面白そうな人が多そうだなとも感じたことで、ここなら間違いないと確信しました。このトップについていきたいとか、この人と一緒に仕事をしたいという部分は自分にとってとても大事なことだと前職の経験から気づいていたので。 

海まで徒歩1分の家を捨てて入社しました。笑

実は、そのときには既に転職エージェントルートで他社から内定をいただいていた状況だったのですが、私はあえて偶然の話に乗ったという感じです。何かの本で読んだのですが、自分で選んだ転職先よりも、パーティーでたまたま会った人に勧められた転職先のほうが満足度が高いといったような統計があるそうなんです。自分が推測する自身の実力の範囲内で選んだ転職先よりも、知らない人が偶然持ってきた話のほうが可能性の幅を広げられるということですね。
そういうわけで、候補に挙がってさえいなかったCRに入社するという展開も、私にとっては自然な流れでした。お世話になった転職エージェントの方にご迷惑をおかけしてしまったのは大変申し訳なかったのですが……。

—— 入社後に「思っていたのとちょっと違った」というようなことはありませんでしたか?
入社前にCRに対して何かしらのイメージを抱いてはおらず、ある意味直感的に飛び込んだので、ギャップを感じるといったことはないですね。あるがままを日々受け止めているという感じに近いです。そもそもロボットどころか製造業に携わること自体が初めての経験なので、シンプルに面白いなと思って過ごしています。

—— オフの日はどんな風に過ごしていますか?
近所に川はあるのですが、海釣り派なので今は釣りからは離れていて、CRメンバーとサバイバルゲームに行ったり、サウナに行ったり、映画を観たり、旅行に行ったり、美味しいものを食べに行ったり、食べたことのない料理を作ってみたり……。そんな感じで好きなように楽しく過ごしています。

直近の活動。このあとキャンプもした。

正解のない中での本気の試行錯誤が楽しい

—— お仕事をしていて、どういったところにやり甲斐を感じますか?

全てにおいて正解がないということがやっぱり1番大きいかなと思っています。たとえばホームページであれば、SEO対策はこうすべきだとか、価格はこれくらいだとか、こういうキーワードが刺さるとか、セオリーが決まっています。大多数の仕事が「正解が既にある世界」ではないでしょうか。一方、CRでの仕事は「誰もわからない世界」です。正解がない中で、試行錯誤しながらやっていく。おそらくこうではないかと仮説を立てて、自分の判断軸で選択してというところに使う頭を、今までで一番使っているように思います。正解を当てに行くのではなく、わからないけれどチャレンジしてみるというトライアンドエラーの精神がメンバーに息づいていて、私自身そうやってチャレンジできるのが楽しいと感じています。 

イベントでソフトクリームを配りまくったりもします


—— CRという会社について感じているところを教えてください
理系で人格者が多いということと、それから誰もが本気で仕事をしていることを感じられる会社ですね。こうしてみたいという気持ちがあれば、それを具現化することにストップがかからない環境ですから、やろうという意思のある人にとってはたまらなく面白い会社だと思います。

—— 仕事をしていく上でどういったことを大切にしていますか?
スピードを重視しています。私は忘れっぽいところがあるし、仕事もすごく丁寧というわけではないと自己評価していて、遅い上に完成度がさほど高くないアウトプットは好ましくないと思っています。ですから、精度は低いかもしれなくても、来た球はとにかく早く返すことを意識しています。 

社会にインパクトを与える仕事に自分事として取り組める仲間とともに


—— どんな方にCRにジョインしてほしいですか?
何事も自分事にできる方、自分の守備範囲を軽々と超えられるような方でしょうか。ここはスタートアップなので皆で大きな壁を塗っているようなものです。自分が担当するここからここまでを塗ったらおしまいではなく、隣の人が困っていたら塗るのを手伝おうという感覚を持ち合わせていてくださったら嬉しいです。

—— CRに向いているのはどんな方だと思いますか?
意思のある方だと思います。業界か、事業か、会社か、その粒の大きさを問わず、自分の意思というものがある人にとってはすごく面白い会社のはずです。逆に、意思がなければちょっとツラいかなとも思います。仕事量が少ないわけでは決してなく、楽をしたいと考えている人に向く会社ではないと思うからです。目先のことではなく、誰かのため、会社のために何かをもっと良くしたいというような大きな目標を持って働ける。自分の仕事が社会に与えるインパクトを喜びとすることができる。そんな方にはぜひCRを選択肢として考えていただきたいですね。


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